こたつの天板、素材で印象が変わる|木製・メラミン・ガラスの選び方
寒い季節に欠かせない暖房器具のひとつが「こたつ」です。デザイン性や機能性に優れたモデルも多く登場しており、選ぶ楽しさも広がっています。しかし、種類や機能が多岐にわたるため、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、こたつを選ぶ際に注目すべき「サイズや形状・タイプ」「ヒーターの種類」「天板の材質とデザイン」のポイントについて詳しく解説します。
目次
アイリスプラザのこたつの選び方
01こたつのサイズ
1人〜2人用
1人暮らしやカップルなど、少人数で使用する場合は、コンパクトなサイズのこたつが適しています。目安としては、正方形で75×75cm前後、長方形で90×60cm程度のサイズがおすすめです。省スペース設計なので、ワンルームや6畳以下の部屋にもぴったりです。
3人〜4人用
家族や友人と一緒に使う場合は、長方形で105×75cmから120×80cm程度のサイズが快適です。食事や団らんの場としても使いやすく、こたつ布団のバリエーションも豊富です。8畳程度のリビングに適しています。
5人以上
来客が多い家庭や大家族には、長方形で135×85cm以上や円形で直径100cm以上の大型こたつがおすすめです。広々と使えるため、食卓としても活躍します。10畳以上の広めの部屋に適しています。
02こたつの形状
正方形
正方形のこたつは、コンパクトで部屋の隅にも置きやすいのが特徴です。1人〜2人用に最適で、限られたスペースでも使いやすく、移動や収納も簡単です。
長方形
長方形のこたつは、複数人での使用に適した形状です。食事や作業スペースとしても使いやすく、ダイニングこたつとしてもおすすめです。壁際やソファ前など、部屋のレイアウトに合わせて配置しやすい点も魅力です。
円形
円形のこたつは、角がないため安全性が高く、柔らかい印象を与えます。小さなお子様がいる家庭にも安心で、インテリアとしてもおしゃれな雰囲気を演出できます。また、円形こたつはどこからでも足を入れることができるので、気軽に集まりやすく、団らんやコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
03ロータイプ・ハイタイプの違い
ロータイプ
ロータイプは、床に座って使用する一般的なスタイルです。ヒーターとの距離が近く、足元からしっかり温まります。座椅子やクッションと組み合わせて使うと、より快適に過ごせます。
ハイタイプ
ハイタイプは、椅子に座って使用するスタイルで、ダイニングテーブルとしても活用できます。足腰への負担が少なく、食事や作業にも適しています。最近では、昇降機能付きのモデルも登場しています。
04ヒーターの種類
石英管ヒーター
石英管ヒーターは、こたつの中でも最もスタンダードで広く普及しているタイプです。価格が手頃で導入しやすく、スイッチを入れてからすぐに暖かさを感じられる立ち上がりの早さが魅力です。シンプルな構造で扱いやすく、初めてこたつを購入する方にもおすすめです。
ハロゲンヒーター
ハロゲンヒーターは、速暖性に優れ、遠赤外線効果も高いのが特徴です。明るく発光するため、こたつ内部が見やすく、安心感があります。消費電力はやや高めですが、寒冷地にお住まいの方や寒がりの方におすすめです。
※遠赤外線とは、目には見えない赤外線の一種で、物体の内部にまで浸透して熱を伝える性質があります。これにより、表面だけでなく体の芯から温まる感覚が得られます。
フラットヒーター
フラットヒーターは、薄型で足元が広く使える最新型のヒーターです。ヒーター部分が出っ張っていないため、寝転んでも快適で、こたつ内の空間を広々と使えるのが特徴です。さらに、ほかのヒーターに比べ消費電力が低い場合が多いので、省エネにもつながります。
05天板の材質とデザイン
木製(天然木・突板)
木製の天板は、自然な風合いと温かみが魅力です。和室にも洋室にもなじみやすく、ナチュラル系からダークブラウンまで、部屋の雰囲気に合わせて選べます。突板仕様はコストを抑えつつ木の質感を楽しめます。
メラミン樹脂
メラミン樹脂製の天板は、傷や汚れに強く、お手入れが簡単です。飲み物をこぼしてもサッと拭き取れるため、小さなお子様がいるご家庭やこたつで食事を取ることが多い方ににおすすめです。カラーバリエーションも豊富です。
強化ガラス
強化ガラスの天板は、透明感があり、部屋を広く見せる効果があります。モダンでスタイリッシュな空間を演出したい方におすすめです。ただし、重量があるため移動には注意が必要です。
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