工事不要で賃貸でもOK!ポータブルクーラーで暑さ対策|設置の工夫・おすすめモデルを紹介

工事不要で賃貸でもOK!ポータブルクーラーで暑さ対策|設置の工夫・おすすめモデルを紹介

エアコンが設置できない部屋や暑さが気になる場所を手軽に涼しくしたい...そんなニーズに応えるのがポータブルクーラーです。 工事不要で使える手軽さに加え、除湿や送風など多機能なモデルも増え、活用の幅が広がっています。

この記事では、冷却性能や電気代、使い方の工夫まで、事前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。

目次

  1. ポータブルクーラーとは?
    1. ポータブルクーラーの基本的な特徴
    2. 冷房以外の機能も充実
    3. 移動が簡単で使いたい場所にすぐ設置可能
  2. エアコンとの違いは?
    1. 設置方法の違い
    2. 移動が可能
    3. 冷却性能と静音性の違い
  3. 置前に知っておきたい排熱の工夫
    1. 排熱処理が快適さのカギ
    2. 窓パネルでしっかり排熱
    3. 窓なし部屋での設置の工夫
  4. ポータブルクーラーが向いている場所
    1. 賃貸住宅や工事ができない部屋に
    2. 小~中規模空間に最適な冷却性能
    3. 短時間使いたい場所に
    4. 在宅ワークの書斎や個室に
    5. 工場・体育館などの広い空間(業務用モデル)
    6. 梅雨時期の除湿対策にも
  5. 電気代はいくら?
    1. 一般的な家庭用モデルの電気代
    2. エアコンとの比較
  6. ポータブルクーラーの節電のコツ
    1. タイマー機能で使いすぎ防止
    2. 遮光・遮熱対策をする
    3. サーキュレーターとの併用で冷気を循環
  7. ポータブルクーラーに関する「よくある質問(Q&A)

ポータブルクーラーとは?

ポータブルクーラーとは?

ポータブルクーラーの基本的な特徴

ポータブルクーラーとは、室外機不要の移動式冷房機です。 一般的なエアコンのように壁に取り付ける必要がなく、工事不要で、コンセントに挿すだけですぐに使えるのが最大の特徴です。

冷房以外の機能も充実

多くのポータブルクーラーには、冷房機能に加えて除湿機能や送風モードが搭載されています。 梅雨時期の湿気対策や部屋干し時に活躍し、1台で複数の役割を果たすため季節を問わず使えるのもポイントです。

移動が簡単で使いたい場所にすぐ設置可能

小型で軽量のものやキャスター付きのものが多く、寝室・キッチン・脱衣所・書斎など、使いたい場所に自由に移動できます。 必要な場所だけを効率的に冷やせるため、時間で使い分けることもできます。

エアコンとの違いは?

エアコンとの違い

設置方法の違い

エアコンは専門業者による取り付け工事が必要で、室外機の設置も伴います。壁に穴を開ける必要があるため、賃貸住宅では設置が難しい場合もあります。 一方、 ポータブルクーラーは設置工事が不要で、コンセントさえあればすぐに使えるのが魅力です。

移動が可能

エアコンは壁に固定されているため、設置した部屋でしか使用できません。移動ができないため、複数の部屋で使いたい場合はそれぞれに設置する必要があります。 ポータブルクーラーは移動が可能なため、必要な場所に持ち運んで使うことができます。

冷却性能と静音性の違い

冷却力はエアコンの方が高く、部屋全体を均一に冷やせます。 ポータブルクーラーも適切な設置と排熱処理をすれば十分な涼しさを得られますが、運転音がやや大きめです。 静音性を重視する場合は、使用時間や設置場所の工夫が必要です。

設置前に知っておきたい排熱の工夫

排熱の工夫

排熱処理が快適さのカギ

ポータブルクーラーは冷風と同時に熱も発生するため、排熱処理をしっかり行うことが大切です。 熱が室内にこもると冷却効果が低下するため、使用前に熱の逃げ道を確保しておきましょう。

窓パネルでしっかり排熱

排熱

多くのモデルには窓パネルが付属しており、排熱ダクトと組み合わせることで、窓から効率的に排熱することが可能になります。 窓の開口部に合わせてパネルを設置することで、外気の侵入を防ぎながら、熱だけを屋外へ逃がすことができます。

窓なし部屋での設置の工夫

窓がない部屋では、ドアを少し開き、部屋の外への排熱が必要になります。すき間用アタッチメントがあるモデルであれば、小さなすき間から排熱ができ、冷却効率も向上します。

おすすめ商品
ポータブルクーラー 4.5~7畳 工事不要
ポータブルクーラー 4.5~7畳 工事不要

エアコンが設置できない部屋も簡単に涼しく。取り付けが簡単、雨除けカバーや虫除け網を付属。隙間用アタッチメント対応。

ポータブルクーラーが向いている場所

4~12畳程度の部屋におすすめ

賃貸住宅や工事ができない部屋に

工事が難しい賃貸物件や費用を抑えたい場合に最適です。 手軽に導入できるので、すぐに冷房を導入したい方にぴったりです。

小~中規模空間に最適な冷却性能

12畳以下の部屋であれば、ポータブルクーラーの冷却力でも十分に対応できます。

短時間使いたい場所に

料理中のキッチンや入浴後の脱衣所は、一時的に高温になる場所。 ポータブルクーラーなら、必要なときだけ移動して使えるので、局所的・一時的な暑さ対策に効果的です。

在宅ワークの書斎や個室に

エアコンの風が届きにくい場所を涼しくしたいときや家族と空調を分けたいときにも便利。 冷房や除湿機能を活用することで、作業に集中できる快適な環境を保つことができます。

工場・体育館などの広い空間(業務用モデル)

スポットクーラーなら、冷却と排熱が一体型なので屋外への排熱が不要です。工事なしで設置でき、広い空間でもピンポイントで涼しくできます。 工場や体育館などでの熱中症対策や、イベント時の空調補助としても活用可能です。

おすすめ商品
スポットクーラー 2.5kw
スポットクーラー 2.5kw

空間をピンポイントで強力冷却。キャスター付きで移動もラクラク。

梅雨時期の除湿対策にも

冷房だけでなく、除湿モードがあるモデルなら、湿気の多い季節にも活躍します。 洗濯物の部屋干しが乾きにくいなど、日常のちょっとした悩みにも対応できるため、1年を通して活躍する家電です。

電気代はいくら?

ポータブルクーラーの電気代

一般的な家庭用モデルの電気代

ポータブルクーラーの消費電力はモデルによって異なりますが、一般的なモデルでは650W~程度が目安です。 この場合、1時間当たりの電気代は約20円前後~とされています。

エアコンとの比較

家庭用エアコンの消費電力は700W~900W程度で、1時間当たりの電気代は約21円~27円前後が目安です。 部屋全体を効率よく冷やすことができますが、使用時間が長くなると電気代も高くなりがちです。 使用環境や目的によっては、ポータブルクーラーの方が経済的に使えるケースもあります。

ポータブルクーラーの節電のコツ

タイマー機能

タイマー機能で使いすぎ防止

寝る前や外出前にタイマーを設定しておけば、必要な時間だけ運転して自動で停止します。無駄な運転を防ぐことで、電気代の節約につながります。

遮光・遮熱対策をする

直射日光が入る部屋では、遮熱カーテンやブラインドを活用することで室温の上昇が抑えられます。 室内の温度が上がりにくくなることで、ポータブルクーラーの負荷が軽減され、冷却効率が向上し、結果的に電気代の節約につながります。

サーキュレーターとの併用で冷気を循環

ポータブルクーラーは冷風が一方向にしか出ないため、部屋全体が均一に冷えにくいことがあります。 サーキュレーターを併用することで冷気を循環させ、設定温度を高めにしても快適に過ごせます。 また、冷却効率が上がることで電気代の節約にも効果的です。

ポータブルクーラーに関する「よくある質問(Q&A)

  • ポータブルクーラーはどのくらい冷えますか?

    ポータブルクーラーは「スポット冷却」が得意で、4.5畳なら2.0kW程度、8畳までの部屋では2.5kW程度のモデルで十分な涼しさを感じられます。 部屋全体を冷やすより自分の周辺を快適にする使い方がベストです。

  • 賃貸でも使えますか?

    賃貸でもご利用いただけます。 窓パネル付きモデルなら壁に穴を開ける必要もなく、工事不要で設置できるのがポータブルクーラーの最大の魅力です。

  • 窓のない部屋でも使える?

    使えますが、排熱の工夫が必要です。 排気ダクトなしモデルなら設置は自由ですが、室内に熱がこもりやすくなるため、サーキュレーターや換気扇との併用が推奨されます。 また、排熱ダクト付きモデルでは、換気口やドア隙間を活用することで、窓なし環境でも冷却効果を高められるでしょう。

ポータブルクーラーは、工事不要で手軽に使える冷房機として、さまざまな部屋や用途に対応できます。 冷房だけでなく、除湿や送風などの機能を備えているモデルもあり、季節を問わず活躍します。 あなたの暮らしにも、ちょっとした快適さをプラスしてみませんか?

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