加湿器の置き場所はどこが正解?設置のコツと使い方を徹底解説

加湿器の置き場所はどこが正解?設置のコツと使い方を徹底解説

乾燥する季節に大活躍する加湿器。「とりあえず空いている場所に置いている」という方も多いのではないでしょうか? しかし、置き方や使い方を間違えると効果が落ちるだけでなく、結露やカビの原因になることも。

この記事では、加湿器を快適に使うための設置ポイントや活用するコツを解説します。

目次

  1. 加湿器のおすすめの設置場所
    1. 部屋の中央
    2. エアコンの吸引口の近く
  2. 加湿器を設置する際に気を付けたいポイント
    1. 床の上に置くのはNG
    2. 家電の近く
    3. 出入り口や換気扇の真下
    4. 壁の近くや窓際に置く
    5. 直接肌にあたる場所には置かない
  3. 加湿器を上手に使うための4つの工夫
    1. 水道水を利用する
    2. 湿度が高くなりすぎないように注意
    3. 扇風機やサーキュレーターと併用する

加湿器のおすすめの設置場所

加湿器 サイドテーブルの上

部屋の中央

加湿器は、部屋の中央に置くことで加湿された空気が均等に広がりやすくなります。 空気の流れが遮られにくく、部屋全体の湿度を効率よく保つことができます。 特にリビングなど広めの空間では、中央付近に設置することで加湿ムラを防げます。 もしも、家具の配置や生活動線によって中央に置けない場合は、空気がよく循環する場所を選ぶのがポイントです。

エアコンの吸引口の近く

エアコンの吸引口付近に加湿器を置くと、加湿された空気がエアコンの風に乗って部屋全体に広がりやすくなります。 空気の流れを利用することで、加湿器の効果を最大限に引き出すことができます。

加湿器を設置する際に気を付けたいポイント

床に置かれた加湿器

床の上に置くのはNG

床に加湿器を置くと加湿された空気が低い位置に滞留し、部屋全体に行き渡りにくくなります。 センサー付きの加湿器の場合、十分加湿されていると誤検知し、うまく加湿されないことがあります。 加湿器は腰~胸の高さに設置することで、空気の流れに乗りやすく、加湿効率が高まります。

家電の近く

加湿器のミストがテレビやパソコンなどの家電に直接当たると、内部に湿気が入り込み、故障の原因になります。

出入り口や換気扇の真下は避ける

出入り口や換気扇は空気の出入りが多くなります。 加湿された空気が部屋の湿度を上げる前に逃げてしまうため、空気の出入りが多い場所への設置は避けましょう。

壁の近くや窓際

壁や窓の近くに加湿器を置くと、湿気が集中して結露やカビの原因になります。 特に冬場は窓が冷たく結露が発生しやすいため注意が必要です。 窓や壁からはある程度離して設置することで、トラブルを防ぐことができます。

直接肌にあたる場所には置かない

水蒸気が肌に直接当たると、一時的に潤ったように感じることがあります。しかし、実際には蒸発する際に肌の水分も奪ってしまい、かえって乾燥してしまいます。 寝室などに置く際は枕元ではなく、少し離れた場所に置きましょう。

加湿器を上手に使うための4つの工夫

分解して水洗い

水道水を利用する

加湿器には水道水の使用が推奨されています。 水道水は塩素が含まれているため、雑菌やカビが発生しにくいからです。 ミネラルウォーターや浄水器の水を使用する場合は、こまめなお手入れを心がけましょう。

扇風機やサーキュレーターと併用する

サーキュレーターや扇風機と併用することで、加湿された空気を部屋全体に循環させ、加湿効率がアップします。 特に広い部屋や空気が滞りやすい空間では、併用することで隅々まで加湿された空気を届けることができます。

湿度が高くなりすぎないように注意

適切な湿度は40%~60%とされています。 加湿器は乾燥対策に便利ですが、湿度が60%を超えると、カビやダニが発生しやすくなるため注意が必要です。 適切に管理するためには湿度計やセンサー付きの加湿器の使用がおすすめです。

おすすめアイテム

加湿器は、置き場所や使い方によって効果が大きく変わります。 この記事を参考に、加湿器の置き場所や使い方を見直して、より効果的に活用してみてください。

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