【決定版】カバン(バッグ)収納・お手入れアイデア

カバン(バッグ)にまつわるお悩みをすべて解決!カバンの【形状別・素材別】収納アイデア、クローゼットや押入れへのおしゃれな収納実例から、素材に合った【長持ち】お手入れ方法まで幅広〜くご紹介。アイリスオーヤマ厳選の便利な収納グッズもお伝えします♪

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目次

「お気に入りのカバンが、いつの間にか型崩れしていた・・・」
「カバンを棚やクローゼットに入れているけど、なんだかぐちゃぐちゃな収納に見える・・・」
「押入れに入れていたら、カビが生えていた・・・」
こんな経験、みなさんはありますか?

型崩れ、お手入れ、収納方法・・・
そうなんですよね!カバンって種類も素材もさまざまだから、管理が本当に大変なんです。
柔らかいバッグだと、すぐに形が崩れるし。
掛けて保管していると、かさばるし。ショルダーバッグとか、取っ手の部分が痛みそう。
よく考えてみると、実は困っているなという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、さまざまなカバンを形状別に収納するアイデア+長持ちさせる方法をご紹介。
「あっ、これならすぐにできそう!」というアイデアを集めました。
大事なカバン、せっかくだからおしゃれに長く使いましょう♪

カバンにはどんな形状・種類があるの?

まずは、お部屋にどんなカバンがあるのかをチェックしましょう。
伝統的な形から最近流行の形まで、膨大な種類があります!

代表的なものをサイズ別で大まかにまとめると、以下のものがあります。

@大型のカバン
⇒トートバッグ、リュックサック、ボストンバッグ
A中型のカバン
⇒ショルダーバッグ、バケットバッグ
B小型のカバン
⇒ハンドバッグ、クラッチバッグ、ポシェット
Cその他のカバン
⇒かごバッグ、ネットバッグ

それぞれのカバンについて詳しく知りたい方は、ページ下部の「カバンの形状・種類 小辞典」をご覧ください。

カバンを長持ちさせるには?お手入れ方法

「お気に入りのカバン、すぐダメになっちゃうんだよね・・・」というお悩みを解決。

収納方法も大切ですが、まずは使い方を見直すことで、カバンも長く使えますよ♪
お手入れ法を3つご紹介します。

@使う前後にお手入れする

少し面倒かもしれませんが、日頃のお手入れでカバンの持ちがぐんと良くなります!

素材に合わせて、使う前、使った後のケアを忘れずに行うことが長持ちの秘訣です。

素材別・カバンのお手入れ方法

◆革・合皮

革製品は乾燥に弱く、放っておくとひび割れが起きることも・・・。

乾燥の原因は、表面に溜まる微細なホコリや汚れ。
使用した後はウエスなどの柔らかい布で表面を拭き、お手入れ用のブラシで優しくブラッシングしましょう。

ホコリ取りには、毛先が細い馬毛ブラシが向いています。

上記に加え、乾燥が気になるときにはクリームを使うのも効果的。

また、使う前に防水スプレーを塗布しておくとお手入れが楽になります。

◆ナイロン

気が付くと汚れで黒ずみができている、ということも!

汚れを落とすには、

@表面のホコリを布やブラシでやさしく落とし、
A水で薄めた中性洗剤を布に含ませ、
B布を固く絞り、叩くように汚れを落とします。
ガンコな汚れは洗濯で落としましょう。

洗濯機での洗濯は色移りや型崩れの可能性があり、手洗いがベター。
押し洗い後、陰干ししてください。

◆キャンバス地

トートバッグなどに使われる厚手の布地です。
普段使いすることが多い分、汚れるのも早いですよね。

使う前に防水スプレーを塗布しておくことで、汚れの程度を抑えることができます。

洗濯機でも洗濯できますが、手洗いだと安心。
持ち手の部分など、手の脂が付着した部分は汚れも落ちにくいので、
固形石鹸などで事前に汚れをケアしてから押し洗いします。

陰干しする際は、しっかり生地を叩いてシワを伸ばします。

アイロンはかけられますが、プリントがある場合は裏面から当て布をしてスチームをかけましょう。

◆エナメル

エナメルは比較的水に強く、乾燥に弱い素材です。適度に湿度があり、風通しのよい場所で保管します。

水やお湯でのお手入れはNG!水分が残るとひび割れの原因になります。
防水スプレーもNG!こちらはシミの原因になります。

お手入れにはエナメル専用のクリームなどを使います。
他の素材用のお手入れクリームを使うと、表面の光沢が失われる可能性があるためです。

もし傷がついてしまった場合は・・・
裏ワザですが、同色のマニキュアを塗ると傷が目立ちにくくなります。

お手入れしにくい素材なので、連日での使用は避けたほうがよさそうです。

A湿気を防ぐ

カバンの大敵であるカビ。
日本は湿気が多いので、押入れの奥にしまい込んでいると、いつの間にかカビの臭いがついてしまうことも・・・。

シーズンをお休みするカバンは不織布などで包み、通気性の良い場所に保管しましょう。

湿気が気になる方は、収納場所に除湿剤を置きます。
除湿&空気を循環させる機能がついた家電を置くのもオススメです。

オススメ商品

Bローテーションして使う

お気に入りのカバンは、ついヘビロテしてしまいがち。
使う頻度が多ければ、そのぶん痛みも早いのは当然です。

長持ちさせるには、数点のカバンをローテーションして使います。
カバンにもお休みの日をつくってあげましょう。

定期的に中身を入れ替えることで、荷物の整理や底側のお掃除にもなります。

型崩れを防ぐには?

「汚れてはいないけど、なんだかカバンがくたびれて見える・・・」

形が崩れてしまっては、せっかくカバンをお手入れしても台無しです。
そこで、型崩れを防ぐための3ステップをご紹介します。

@収納場所をカバンの幅に合わせる

カバンの数が多いからといって、平積みで保管すると型崩れしやすくなってしまいます。
カバンは縦に積むよりは、横に並べるのがよいでしょう。

100均グッズなどを活用するのも一つの手です。

倒れやすいバッグはファイルボックスなどで仕切りを設けて、
カバンの幅に合った収納場所を用意するとスムーズに取り出すことができます。

A中身はすべて取り出す

毎日使っているカバンの中身、そのままにしていませんか?

中身をそのままにしていることが、型崩れにつながってしまいます。
手間はかかっても、カバンを使ったその日に中身を全て取り出しておくことをおすすめします。

面倒に思えますが、中身を入れ替えることでカバンのローテーションにもつながりますし、中身の整理整頓にもなります!

中身を取り出しやすいよう、バッグインバッグを使うのもよいでしょう。

B使わない時は、詰め物を入れておく

買ったばかりのカバンには、中に詰め物が入っていますよね?

実は、詰め物はご自宅でも安価に作れるんです。

一度作れば他のバッグにも使い回しが可能!
下記に作り方をまとめましたので、参考にしてみてください。

不織布を使った詰め物(あんこ)の作り方

カバンの型崩れを防ぐための詰め物を「あんこ」と呼びます。和菓子と一緒ですね♪

型崩れ防止のほか、湿気を取り除く効果もあります。 100均グッズを使って、お手軽便利グッズを作ってしまいましょう。

◆材料はたったの2つ!
・新聞紙
・不織布
(園芸用、根菜保管用などで販売しています。100円ショップのものが安くて便利です)

◆作り方
@作りたいあんこのサイズの不織布を用意する
袋状になっているものが便利です。
ない場合は、作りたいサイズに不織布を裁断し、テープなどで袋状に止めておきます。
A新聞紙を丸めて@の中に入れ、口を閉じる
以上で完成です!

◆効果と注意点
新聞紙が湿気を吸い取り、また衣類につく虫が新聞紙のインクの匂いを嫌うため、防虫効果もあります。
注意点として、

@必ず不織布などでくるむ
新聞紙をむき出しにしていると、インクがバッグに移ってしまう危険があります。
A新聞紙が湿ってきたら、中身を取り換える
湿気を吸った新聞紙をそのままにしておくと、吸った湿気がカバンに移ってしまいます。
材料費もそれほどかからず作れますので、ぜひ試してみてくださいね。

どのように収納するの?

カバンのお手入れの基礎を押さえたところで、収納方法を見ていきましょう。
方法別におすすめアイデアをご紹介します。

立ててしまう

カバンの数が多く、トートバッグのような大きめバッグが多い場合は、立ててしまう方法がぴったりです。

カラーボックスや棚に仕切りを設けて、カバンの「部屋」を作ってしまいましょう。

カバンが倒れて雪崩状になるのを防ぐことができます。

オススメ商品

普段使わないカバンは、収納ボックスに入れて高い所へ。

天井付近の方が湿度が低く、カバンに優しいです。

写真のようにボックスにタグをつけておくと、どこに何をしまったかすぐにわかって便利ですね。

オススメ商品

100均・プチプラ商品を活用

ファイルボックスやフック、仕切り壁といったインナー収納グッズは、100円ショップや300円均一の店で安価に揃えられます!

家具の寸法と合わせて、完成図をイメージしてから用意すると、ぴったりの収納を実現できますよ。

かけて・吊るしてしまう

重量がそれほどないカバンであれば、フックなどにかけて保管する方法があります。

吊り紐の傷みが気になる方は、幅広のフックを使うか、木でできた丸みのあるフックを選びましょう。

オススメ商品

壁面タイプの収納で、見せる収納をしても◎。

買い物などでいつも使うカバンをかけてもいいですね。

オススメ商品

重さがあり、フックにかけると傷みそうなカバン向けの収納グッズもあります。

下からの支えにより、紐の傷みを気にせず収納できます。

置いて・飾ってしまう

ある程度形が安定しているカバンは、そのまま置いて収納するのがよいでしょう。

置く場所の湿度にはお気をつけて。

オススメ商品

お気に入りのカバンは、ショールームのように飾ってしまいましょう!

次の日のコーディネートと一緒に飾るスペースを用意しておくと、準備も簡単ですし、気持ちが華やぎますね。

オススメ商品

「カバンの中身」の収納

カバンの収納に加えて、「中身の収納」もできてこそ収納名人というもの。
きれいに収納するポイントを3つお伝えします! 外も中もばっちり収納しましょう。

@荷物の量に見合ったサイズのカバンを使う
極端に大きすぎるカバンだと、整頓しても中身が落ち着かず汚くなってしまいがち。
荷物がゆったりと収まるちょうどいいサイズのカバンを使いましょう。

Aポケットが使いやすいバッグかどうか確認する
見た目が気に入ったカバン、中身は確認しましたか?
新しく購入するカバンは機能性も確認し、荷物をしまいやすいかどうかを確認するとよいでしょう。

B「バッグインバッグ」を使う
ポケットが少ないカバンは、細かいものが散乱しがち。
「バッグインバッグ」を使うことで、ものを種類別に格納できます。

おしゃれな収納例

クローゼットや押入れをすっきり片付けると、オシャレのモチベーションもUP!

「マネしたい!素敵なお部屋紹介」より、お部屋をピックアップしました。
いいなと思ったアイデアがあれば、ぜひ参考にしてみてください♪

koenyokoさんのお部屋

グリーンが素敵なシンプルなお部屋。

クローゼットにはハンガーポールに取り付ける縦型の収納を取り入れ、小物をうまく収納していらっしゃいます♪

ゆぴのこさんのお部屋

アンティーク調と、どこか海外インテリアのような空間が特徴のお部屋。

普段使いのポシェットが壁にかけられ、サッと持ち出せます!
小物もインテリアの一部になっていて、素敵ですね♪

momonさんのお部屋

アイアンや木をテーマにした、かっこいいお部屋。

クローゼットには収納ボックスがずらり!
ボックスごとにスタックしておけば、シーズンごとに並び替えができて便利ですね。

カバンの形状・種類 小辞典

最後に、冒頭で軽く紹介したカバンの形状・種類について、代表的なものをご紹介します!
お気に入りのカバンが見つかったら、保管の際は記事のお手入れ方法や収納法を応用してみてくださいね。

大型のカバン

トートバッグ

持ち手が2本ある手持ちカバンを、トートバッグと呼びます。

トート(tote)とは「運ぶ」「背負う」の意味。
もともとはアウトドアで使われており、重いものも持ち運べるよう丈夫につくられた、機能性の高いカバンでした。

現在では素材・デザインともに多種多様。気軽に使えるカジュアルさが魅力です。

リュックサック

荷物を入れて担ぐ用途でつくられた袋(カバン)のことです。
日常生活、登山用、軍事用など幅広く用いられ、さまざまな呼び方があります。
ザック、バックパック、デイパックなどは耳にしたことがあるかもしれません。

丈夫で重い荷物も持ち運びやすく、通勤・通学で日常使いする方が多いカバンです。

カジュアルでユニセックスのものも多いですが、合皮などで小ぶりにつくられた、女性向けのデザインもあります。

ボストンバッグ

底が長方形で、中にふくらみがあるファスナーつきの手提げカバンをボストンバッグと呼びます。

名前はボストン大学の学生が好んで用いたことに由来しています。
旅行用に使われることが多いカバンです。

中型のカバン

ショルダーバッグ

ショルダーバッグは、片方の肩にかけて使用するカバンです。

前側から取り出すスタンダードなタイプ、荷物部分を背中側に背負うタイプ、ハンドバッグとしても使える2WAYタイプなどさまざまなタイプがあります。

掛け方によっても雰囲気がかわる、おしゃれの優等生です!

バケットバッグ

バケット(Bucket)=バケツの意味。
「バケツバッグ」「バケツ型バッグ」ともいいます。

開き口に口金がなく、底が丸型(丸みを帯びた四角形)のカバンです。
ころんとした形状がかわいらしいですよね。

取り口をすぼめた巾着タイプのカバンもバケットバッグに分類されます。

小型のカバン

ハンドバッグ

手持ちカバンを総称した呼び名です。
トートバッグもハンドバッグの一種ですが、単にハンドバッグと呼ぶ時は小型のカバンを指すことが多いようです。

日常使いからパーティー用まで幅広く活躍します。

小ぶりなので、目立つ色をチョイスしてファッションの差し色にするのもいいですね。

クラッチバッグ

肩ひもがついていない小型のバッグをクラッチバッグと呼びます。

以前は「セカンドバッグ」(カバンの中を整理する目的で入れるカバン)と呼ばれていました。

持っているだけでこなれ感がでる優れもの!
レディース、メンズともに流行し、今ではすっかりファッションの定番になりました。

ポシェット

肩から下げる小ぶりなカバンのことです。

フランス語で「little pocket(小さなポケット)」の意味があります。

吊り紐が長く女性らしい印象。
レディースのファッションアイテムとして人気です。

その他のカバン

かごバッグ

さまざまな素材でかご編みされたバッグのことです。

涼しげな見た目は初夏〜夏の季節にぴったり!
どのファッションとも合わせやすいので、シーズン用にひとつ持っておくとよさそうですね。

サークル型など、変わった形のかごバッグはファッションのアクセントとしても活躍します。

ネットバッグ

ネット状に編まれたバッグ。
伸縮性があり、なんでも入ります。

丸めるとコンパクトに収納できて便利!

お買いもの袋としても、おしゃれにも重宝します。

さいごに

いかがでしたか。
小物ひとつをみても、大事に大切に使うことで暮らしがぐっと豊かになります。
お手持ちのカバンが喜ぶような、理想の収納を実現したいですね。

気になったアイデアがあれば、ぜひご自宅の収納に取り入れてみてくださいね。

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