整理整頓がらく〜になる方法!
衣類や小物類が出し入れしやすいクローゼットは、忙しい時でも使いやすく散らかる心配がありません。取り出しやすく、片付けも整理整頓も楽になるクローゼット収納のポイントとコツをご紹介します。
断捨離で出し入れしやすい収納に

服は流行によって変わったり、体型が変わったり、年齢によっても形や色が変わってきたりしますよね。
また洋服を詰め込みすぎたクローゼット収納は、着たい洋服を取り出しにくく、シワもつきやすいなどデメリットばかり。
そこで、着る服だけに絞るなど断捨離をして出し入れしやすい収納にしましょう。
衣類収納の見直し3ステップ
- STEP1
- 衣類を何着持っているか把握する
- STEP2
- 似たような衣類を何着持っているかチェック
- STEP3
- 判断基準を考えて見直す
- ・サイズが合わないもの
- ・流行が過ぎたもの
- ・1年間着ていないもの
下段には引き出し収納やボックスでおしゃれに

クローゼットの下段は、『引き出し収納』の色を揃えることで統一感が出て、スッキリおしゃれな印象に変わります。
実例写真のように引き出し収納を横に一列4つ並べられるなら、左から春・夏・秋・冬ものをそれぞれ収納できて、衣替えが必要なくなる、なんて嬉しいことも♪
引き出し収納を横に一列4つ並べられなくても、引き出し収納ごと入れ替えれば衣替え完了!と楽することもできますよ。
クローゼットやウォークインクローゼットにおすすめの引き出し収納は『BCチェストシリーズ』。奥行き50pなので、クローゼットやウォークインクローゼットにぴったりなサイズで無駄な隙間なく整理整頓がより楽になります。シンプルなテイストなので、おしゃれなクローゼット/ウォークインクローゼットにもぴったり。
■ 引き出し収納のコツ
クローゼットスペースを有効的に使うコツがわかったところで、引き出し収納の中身も取り出しやすくキレイにしまいたいですよね。そんな時はブックスタンドを使って、シャツやセーターなどを無駄な隙間なくコンパクトにしましましょう。
\ ブックスタンドの活用アイデア /

● 収納方法
衣類を小さくたたむか、もしくは丸めて縦向きにケースに入れた後、『ブックスタンド』を使うと洋服が崩れずコンパクトに収納できます。取り出しやすさも◎
アパートやワンルームマンションなどの賃貸住宅、一人暮らしの方は収納スペースが足りず小物類を収納しにくい…と悩んでいませんか。
『スタックボックスシリーズ』は扉付きタイプのものや引き出しタイプなどがあるので、組み合わせて使えば帽子やバッグ、スカーフなどシワも型崩れもなくスッキリ収納できます。
インテリアにも合わせやすいおしゃれなデザインなので、北欧やナチュラルテイストなど、どんなお部屋にも相性バッチリ!
また、扉付きタイプならお気に入りの洋服にホコリが被らず、ごちゃつきも隠せる、などたくさんのメリットもあります。
おもちゃやぬいぐるみをスッキリ収納できるので、子供部屋にもぴったり。


収納ケースを白色で統一したり、扉付きタイプのボックスで揃えてごちゃつきを隠したつもりでも、どこに何があるのかわからなければ、探す手間がかかって大変です。あちこち探しているうちに散らかってしまうこともありますよね。
そこで『クリアタイプの収納ケース』を使えば、中身を確認しやすく、探す手間も省けます。使用頻度が低いものは、 収納した場所を特に忘れやすいので、クリアタイプのケースを使って整理整頓しましょう。どこに何があるかを一目でわかるようにしておけば、取り出しがスムーズです。
キャスター付きの引き出しチェストなら衣替えの際や掃除をする際も、移動がらくにできるので、余計な手間いらず。
すべらないハンガーを使う
衣類を取り出すときに、ハンガーから衣類がスルッと落ちて、イラッとすることはありませんか?
また、取り出すときだけではなく、片付けるときに落ちてしまったり、別の衣類が落ちてしまったりすることもありますよね。プラスチックや針金のものより『滑りにくい素材のハンガー』を使って、ストレスを軽減していきましょう。

使用頻度でしまう場所を決める
クローゼットを上段・中段・下段を使い分けると、洋服が取り出しやすく整理整頓しやすくなります。
具体的には中段に使用頻度の高い物を、下段と上段には使用頻度が低めのものを収納すると、整理整頓しやすくなります。

ハンガーを統一する

クローゼットで利用するハンガーは、できれば同じ種類のハンガーがおすすめです。
違う種類のハンガーを使用すると、衣類の高さや並び方がバラバラになり、衣類が取り出しにくくなります。同じハンガーで方向を統一すると、クローゼットの中がスッキリして整理整頓も楽になります。
子供服は背丈に合わせて取り出しやすい位置に
クローゼットに、突っ張り棒を設置するだけで子供服をスッキリ収納できます。
下段の突っ張り棒には、いつもよく着るアウターを収納すれば、子供ひとりでも出し入れできるように。上段はまだサイズが大きいものやシーズン外のアウターを掛けるようにすれば、管理しやすくなります。
洋服を掛けた下の隙間には、引き出し収納や衣装ケースを置けばTシャツや伸びやすいセーターなども1カ所にまとめて収納可能。
また滑りやすくて子供がハンガーにかけにくいアウターは、扉の裏にフックを付けて引っ掛ける収納にすることで、アウター類を簡単に片付けられます。

子供服はメタルラックやハンガーラックを活用する

子供部屋のウォークインクローゼットに、子供の目の高さに合わせてメタルラックを設置すれば、子供ひとりでも洋服をハンガーに簡単に掛けてしまえるようになります。
メタルラックの他に、ハンガーラックでも子供の洋服をスッキリ収納できます。ハンガーラックは押し入れ・クローゼットの両方で使えて、空間を有効的に使えるアイテムです。キャスター付きのハンガーラックを選ぶことで、掃除をする時や服選びの時に移動がらくらく。
成長と共に子どもたちの目線や用途に合わせて収納を定期的に見直してみましょう。
デッドスペースをなくすコツ!隙間を作らず収納力UP!
コツ1布団収納の整理棚活用アイデア
クローゼットに布団もスッキリ収納したいですよね。そんなときは『伸縮押し入れ整理棚』の活用がオススメ。
伸縮押入れ整理棚はスペースを有効的に活用できるので、同じスペース内に引き出し収納と掛け布団をコンパクトに収納できます。
また布団をクローゼットに入れたままにしておくと、カビやすくなるので、すのこを布団下や壁に取り付けることでカビ対策に。布団乾燥機を使って、布団の湿気を飛ばした後にクローゼットに収納するのもひとつのアイデア。

コツ2洋服下の隙間活用アイデア

ハンガーに吊るした洋服の丈を合わせると、洋服下に空いたスペースを活用しやすくなります。
クローゼットの中を縦に2分割、または3分割にして、ロング・セミロング・ショートといった長さ別に、洋服を分けて吊るしていきましょう。そうすることで、洋服下のスペースに引き出し収納ケースや衣装ケースが効率的に置けるようになります。
クローゼットはもちろん、実例写真のようなウォークインクローゼットでも、洋服の丈を揃えることで、おしゃれにすっきりまとまります。
- 隙間なく置ける
-
- 無駄な隙間ができる
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コツ3クローゼット奥(奥行き)の隙間活用アイデア
クローゼットは押入れと同様、奥行きも有効に使いましょう。
クローゼットは押入れと同様、奥行きも有効に使いましょう。
奥行きに余裕があれば、作り付けのハンガーパイプの奥にもう一本強力な『突っ張り棒』を設置すると、オフシーズンの洋服やフォーマルウェアなどもスッキリ収納できます。
手前のハンガーパイプには、シワになりにくいシャツやワンピースを吊り下げて収納。
クローゼットの奥スペースには、壁に沿わせて『突っ張り棒』と『S字フック』を取り付ければ、帽子やバッグが型崩れしない収納に。狭いクローゼットでも、奥行きを活用することで新たな収納スペースが生まれます。奥行きをフル活用しましょう。
奥行きスペースに、お気に入りの帽子や小さめのバッグのほかに、リースやファブリックを掛ければ、おしゃれな吊り下げインテリアの完成。
コツ4カゴ・バスケット・トレイの隙間活用アイデア
吊るした衣類と収納ケースとの間に微妙な隙間(デッドスペース)ができることがありますよね。
その隙間には、フタ付きではないオープンタイプの『カゴ』や『バスケット』『トレイ』などを置いて、バッグや帽子などを収納しましょう。
バッグや帽子は上から押さえつけると型崩れするため、フタのないカゴやケースなどを使ってやさしく収納することがコツのひとつ。通気性の良いカゴを使ってカビからも守りましょう。
また、一度着たものの、すぐには洗濯しないシャツやセーターなどもありますよね。その洋服を収納するのにも、『カゴ』『バスケット』『トレイ』が一時保管場所として大活躍。
お子さんのおもちゃ収納にも、ぴったり。
バスケットやトレーを用意して、この収納に入るだけ!と決めておけば、収納アイテムに入るだけの量しかおもちゃを持たなくなるので、ものが増えにくく散らかりにくい収納になるでしょう。100均などのボックスでも十分◎

コツ5扉・S字フックの隙間活用アイデア
帽子や小さなバッグ、アクセサリーなどの小物類は、クローゼットの内脇に『突っ張り棒』を取り付けたり、扉の裏側に『タオルハンガー』と『S字フック』で吊るすと、無駄な隙間なくスッキリ収納できます。
タオルハンガーやS字フックなどは、100均ショップでも簡単に手に入るので、賃貸タイプのマンションや一人暮らしタイプのお部屋でも簡単にマネできるアイデアです。
一人暮らし・賃貸マンションでも使えるDIYアイデア
一人暮らしなどの1Kや1R(ワンルーム)などのお部屋にお住まいの方は、クローゼットや押入れ収納がそもそもない…。こんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、メタルラック(棚)や突っ張り棒を活用すると、クローゼット並の収納力を発揮してくれますよ。ぜひマネしてみてくださいね。
メタルラック(棚)がクローゼットに大変身
もともとは、パイプハンガー1台に収納しきれない程のコートやシャツなどの洋服を吊り下げていましたが、『メタルラック』を使ったことでたくさんの洋服を収納でき、バッグ・マフラー・帽子などの小物類もスッキリ収納できるようになりました。クローゼット並の収納力はもちろん、メタルラックはパーツも豊富に揃っているので、小物類を定位置に収納しやすくなります。
またよく着る洋服は一時的に保管できるボックスなども設置することで、散らかりにくい収納に大変身。
ぜひ一人暮らしや、クローゼット・押入れ収納がなくて困っている皆さん!参考にしてみてくださいね。

壁があればクローゼットを作れる!?突っ張り棒でDIY

上の実例写真でご紹介したように、メタルラック1台にコートやシャツなどの洋服を十分に収納できますが、メタルラック横に『突っ張り棒』を1本渡すだけで、さらにたくさんの洋服や小物類を吊り下げ収納できるようになります。
天井近くにも突っ張り棒を1本渡せばカーテンレールにもなり、クローゼットの扉代わりとしてごちゃつきを隠せます。壁面を活用して、メタルラックと突っ張り棒を使ったクローゼットDIYアイデアです。
クローゼットや押入れ収納がない方、一人暮らしの方にオススメのアイデアです。
クローゼット収納のコツやポイントをつかんで、無駄な隙間を有効活用して、見た目もスッキリ使いやすい収納にしましょう。
一人暮らしや1K/1Rにお住まいの方、ウォークインクローゼットやクローゼット、押入れ収納がなくて困っている方もDIYすればクローゼット並の収納力がゲットできますよ。毎日の暮らしを豊かにしましょう。