<飼い主さん&愛犬紹介>

●香川県 ちっちさん
●犬歴:20年以上
●現在一緒に暮らしている愛犬:
レイジ
(ヨークシャテリア・男の子・9歳)
ユウマ
(ヨークシャテリア・男の子・10歳)
モモ
(パピヨン・女の子・2歳)
●職業:インターネット関連
●家族構成:両親と私
●住居形態:一戸建て
●ブログ:モモ走ります!
http://dechichi.com/
レイジくん、ユウマくん、モモちゃん、それぞれを迎えたきっかけは?
<レイジ>
レイジは知人の家で生まれた3匹のヨークシャテリアの里親探しを手伝う事になった母親が連れ帰ってきました(当時生後2ヶ月)。
そして3匹の仔犬のうち、一番活発で暴れん坊だったレイジがそのまま我が家の一員に。
他の2匹の姉妹はそれぞれ良い人に引き取られ、現在も幸せに暮らしています。
<ユウマ>
それから5年後、今度は家庭の事情で飼えなくなったというヨークシャテリアをまたしても母親が連れ帰ってきました(当時6歳)。
捨てられたショックから酷い人間不信に陥っていましたが、時間の経過とともに少しずつ人を信じてくれるように。
それがユウマです。
<モモ>
それから3年後、難聴が原因でペットショップに返犬されたパピヨンがいるという情報を聞きつけた母親が「うちで飼ってはやれないか」と言いだしました。
表現は悪いですが、障害があると認められた犬はもう「売り物」にはならないのです。
そこで母親とともに「とりあえず会ってみよう」と出掛けた先で、なんとも可愛らしいパピヨンの仔犬と対面。
今度は母娘共謀し連れ帰ってきました(当時生後3ヶ月)。
それがモモです。
ブログ「モモ走ります!」を始めたきっかけや、ブログを管理する上でのこだわりがあれば教えてください。
ブログを始めたのはモモを迎えてわずか2日後のことでした。
それまで長い間、犬と共に暮らしていましたが障害を抱える子はモモが初めて。そして我が家には心に傷を負っているユウマもいます。
それぞれ不幸な過去を持ちながらも健気に生きる姿を形に残そうと思ったのがきっかけですが、よく考えたらこの子たち、まるで健気じゃありません。
天真爛漫で無邪気なモモと、わがままでマイペースなユウマ、しっかり者で頼れる兄レイジ。
(ユウマのおもちゃをあっさり奪うモモ)
こんなにも個性的な3兄妹なのに、体の障害や心の傷ばかりをクローズアップするのはいかがなものだろう?
そんな事より明るく楽しい日常を綴っていこうと思い直し、そうすることで障害=可哀想というイメージを払拭できればいいなと考えるようになりました。
とにかくわたし自身が楽しむ事を前提に続けてきたブログですが、多くの方が3兄妹の日常を楽しんでくださるようになった事を今では何より嬉しく思っています。
多頭飼いで良かったと思う点、大変だと思う点は?
レイジとユウマはとにかく仲が悪いのです。
長い間一人っ子生活を満喫していたレイジと、我が家に来るまで犬と接した事がなかったユウマがお互いの存在を受け入れるまで、とても時間がかかりました。
おかげで飼い主の『ケンカ察知スキル』は飛躍的に向上。現在は事前に止められる程になりましたが、それでもやはり、もう少し仲良くしてくれてもいいのに・・・と思わずにはいられません。
しかしそこにモモがやって来た事で、少しずつレイジとユウマが変わってきました。
(天真爛漫で無邪気なモモ)
他の犬とは仲良くできないだろうと半ば諦めていたレイジとユウマですが、争いを好まないモモに対しては優しく接する事ができるようになったのです。
仲良く添い寝をしたり、遊んだり、そんな姿にいつも癒されています。
今では添い寝ができるほど仲良くなったレイジ&モモ)
(同じく仲良しのユウマ&モモ)
<編集部コメント>
ブログでは、日常の中の、3ワンの小さな出来事がとっても楽しく綴られていて、そこにちっちさんの優しいまなざしを感じます。犬と暮らすって、決して楽しいことばかりでなく、ときどき落ち込んだりすることもあると思うのですが、ちっちさんのような『おおらかさ』を持つことが、犬との生活を楽しむヒケツなんですね!ありがとうございました。