“猫の攻撃”というと、爪を出してシャッ!とか、猫パンチでシパパパッ!とか、素早いイメージがありますよね。
体のつくりも犬と比べてしなやかなので、“パワフル”というイメージはわきにくいというか・・・
でもですね、実は猫だって、本当はかなりのパワーを持っているのです。
我が家のぼんやり代表ムームー君。性格的にもかなり温厚で、猫相手でも人間相手でも、まず攻撃をすることはないのですが、大嫌いな目薬をさそうとしたときだけは、とんでもないパワーを出します。
といってもただ我われの保定から逃げようとしているだけなんですけど、足でお腹をグーッと突っ張られたりすると、もんのすごく痛いですし、とてもじゃないけど保定し続けられないほどの力強さなのです。
ももじろうさんは体格的にもかなり大きかったので、力は相当強かったです。ムームーと同じように、ただ逃げようとしているだけなのに、
我われ全員を蹴散らしてしまう・・・とかね。人間が『ちょっと重いな』と思う引き戸も、片腕でガラッと開けたりしてましたし。
もしもーちゃんが好戦的な猫だったら、たぶんウチの猫らは誰ひとり勝てなかっただろうし、確実にボスの座についていたんじゃないかなぁ。
紅一点のてんちゃんはかなり小柄ですし、うになんて常に『あははは〜♪』という感じでしたから、まぁパワーなんてないでしょう♪と思いきや、いやいや実はすごかったです。
てんちゃんが以前うしろ足の手術をしたとき、毎日薬を塗らなければならなかったんですけど、やはり逃げようとしてものすごいパワーを出しました。ワタシと妹ではとても無理そうだったので、
そのときは父さんに保定係をしてもらっていましたよ。
うには目薬をさそうが薬を飲まそうが、家の中では無抵抗だったんですけど、大嫌いな動物病院では、恐怖のあまり大暴れしてたなぁ。
パニックになって、そのとき保定していたワタシの指を思いっきり咬んで血だらけになったことも、いい思い出・・・ではないですけど、懐かしい思い出です。
とこのように、一見それほど力強くなさそうな猫ですけど、いざというときには人間でもおさえきれないぐらいのパワーを出すのです。とはいえみんな、
自分の身を守るために逃げようとしているだけなんですよね。
本気を出すとかなり強いのに、普段は飼い主たちを傷つけないようにパワーをセーブしてくれているんだと思うと、あぁなんて優しい子たちなのかしら!(*TωT*)と、嬉しさが止まらないワタシなのでした。
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- 黒目がちな目とモフモフボディがチャームポイント。天使となった今も我が家の永遠の王子様。
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- 控えめで穏やかで、ちょっとだけビビリン坊。気は優しくて力持ちな、頼れるマッチョ兄さん。
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- マンションの敷地内で保護し、ウチの子になった愛されキャラのハイテンション・ガール。
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- 縁あって我が家にやって来たシャルトリューの男の子。子猫の頃から、すでに大物の風格が!