うさぎツメダニが皮膚に寄生することが原因です。感染動物と直接接触することが感染経路となります。

首から背中にかけての皮膚に脱毛、発赤、フケなどがみられますが、症状はあまり激しくなく、このような症状がほとんど現れない場合もあります。

患部の毛を抜いたものや、皮膚にセロテープを貼り付けたものを顕微鏡で観察して、動く成虫や、卵を確認します。

殺ダニ剤を用いて治療します。殺ダニ剤は、内服薬、外用薬、注射薬、シャンプー等があり、どれを使用するかはケースバイケースです。うさぎに対して毒性をもつ駆虫剤もあるので、飼い主が独断で駆虫しようとせず、動物病院で処置してもらいましょう。

他のうさぎとの接触を避けることですが、幼少時に感染を受けている場合が多く、購入時にはすでに感染している事がほとんどです。