猫の発情期について

春といえば桜、土筆、タンポポ、猫さんにも春が来る。と言う訳で今回は、『猫さんの春』発情期についてみていきましょう。

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目次

1.猫の発情期とは?

早熟なメス猫だと、生後6〜7ヵ月くらいから15ヶ月位までに初めての発情期を迎えます。
猫は、基本的には発情出血が見られることはありません。又、オス猫に発情が来て特別な行動をとる事もありません。つまり、オス猫に発情期と呼ばれる状態はありません。

但し、オス猫の場合は、生後12ヶ月くらいから尾を上にピンと上げ、振りながら尿をかける行動(マーキング)を始めます。これが、"お年頃"のサインです。周りにメス猫が多く、メス猫が発情期を迎えると、マーキングが激しくなったり、気が荒くなったりすることはあります。

2.猫の種類による発情期の行動動向の違い

オス、メスでも違う発情期の行動は猫の種類でも違いがあります。

●日本猫、シャム猫等
一般的に、大きな声で異性の猫をよびあったりします。

●多くの長毛種や、アビシニアンなど
腰をくねらせ、人間にべたべたとくっついて、時折、ごろごろ廊下で転がったりします。あまりうるさくないことが多いようです。

3.発情の周期は?

発情の周期は3〜4週間に一度くらいのパターンが多いようですが、強い発情期は、3ヶ月に一度くらい来ます。
又、猫の発情期は、誘起排卵とか、交尾排卵という排卵で、これは、発情期を迎えてまもなくから、48時間以内に、交尾をすると、24時間以内に排卵が始まると言う猫といたちの仲間にのみ見受けられる、排卵方法です。

4.避妊、去勢はいつまでに行えばいいの?

去勢や避妊は、獣医さんによってもご意見が違うので、ここで言及は致しませんが、ワクチンを受け、体調を整え万全の状態で受けるのが良いことは言うまでもないでしょう。もちろんあまり、年をとりすぎてからでは意味がありませんし、若すぎるのも考え物です。

「仔猫が欲しくない」と思うのならば避妊、去勢はすべきです。「そんなこと猫がかわいそうだから」と思い手術をしないまま仔猫が生まれて「欲しくない」などと言うのは飼い主として無責任な行動といえます。
“命”を人間のあまりに勝手な理由で作ることは避けてほしいですね。

命に責任をもちましょう。

最後に…

家猫の場合、去勢や避妊をされている猫がほとんどだと思いますが、望んでいない子猫がたくさん増えすぎて育てられなくなる方が猫にとってもかわいそうなことですので、早めに対処しましょう。

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