木漏れ日のスズランの森へようこそ♪

森で見つけた群生しているスズラン。木漏れ日の中で見るスズランはロマンティックでドキドキした記憶がよみがえります。そんな素敵な光景をワイヤーバスケットの中に再現して、あなただけの小さな森を楽しんでください。

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目次

春になりお出かけも楽しい季節がやってきました。ちょっと遠出して森に遊びに行きませんか?
そこで見つけた群生しているスズラン。木漏れ日の中で見るスズランはロマンティックでドキドキした記憶がよみがえります。
そんな素敵な光景をワイヤーバスケットの中に再現して、あなただけの小さな森を楽しんでください。
ミズコケやモス、小枝を使いナチュラルに仕上げます。
今回は前、右、左と三方見の寄せ植えです。

材料

■花苗
・ スズラン ポット入り 5鉢
・ クモマグサ 白 3苗

・ ブラッククローバー 5苗
・ ワイヤーメッシュBOX(参考BOXサイズ:W30cm×D25cm×H13cm)
・ 水苔
・ プリザーブド加工されたモス
ネットなどでも販売されています。手に入らなければ水苔、山苔などでもOKです。
・ ワイヤー (1m程度。固めがよいです。土に挿して使います。)
・ 枯れ枝 適量
・ ラフィア 適量
・ 培養土

真海先生が使った培養土はこちら

作り方

@ 水苔を水に戻して、軽く絞りワイヤーメッシュBOXに貼りつけていきます。

まずは底部分から貼り、側面へ。
側面はワイヤーの目にしっかり押し込むようにすると落ちてきません。
※夏場に使う時は、水苔を貼った上に乾燥防止にビニールを貼り、その上から土を入れるようにしましょう。

A ポットから出したスズランを後ろに並べていきます。

水苔の上に軽く土を入れておき、まっすぐ立つように軽く土をかけて固定します。

スズランはポットから出すと土が柔らかいのでサラーっと落ちますが、それ以上の土は落とさずに植え込んでください。

両サイドのスズランは少しだけ外側に倒して植えましょう。 同じ要領で全てのスズランを2列に分けて植え込みます。
前から見て…陰になり見えないスズランが無いように、植える位置は良く見て決めましょう。
また、出来るだけ葉でお花が隠れないように、苗の向きも気をつけましょう。

B クローバーをポットから出して土をなるべく落としておきます。

スペースが狭ければ土を落とすか、根の部分を少しカットして調整しても大丈夫です。
後ろから2番目のスズランの列に植え込みます。

外側に来る苗はピュンピュンと飛び出して見えるように姿の良い苗を選んでくださいね。

C 次にクモマグサを手前に植え込みます。

ポットから出して、手前のあいているスペースに植えましょう。根っこをカットするなど大きさを調整して植えてください。 その横には、クローバー。

スペースが狭ければ株分けしたものでもいいです。そしてクモマグサと順番に植え込んで行きましょう。
植えながら土もしっかり入れてください。
最後に空間が無いようにしっかり土を入れてひとまずでき上がりです。
お水をあげてしばらくお休みさせましょう。
その間に次の準備をいたします。

D なるべく固めのワイヤーを用意して下さい。

10cm程に切りU字に曲げて下さい。10個ほど作りましょう。
土が見えているところをこのワイヤーとモスを使って隠していきます。

そうすることでよりナチュラルな寄せ植えに仕上げることができます。
土の面積に合わせてモスをカットして置いていきます。

その上から先に作っておいたUピンのワイヤーを挿して固定します。
同じ要領で、土が見えているところを全てモスで隠しましょう。

E 最後に…枯れ枝を用意しましょう。

10cm程度にカットしたものを3本合わせ、画像の様なピックを作りましょう。ワイヤーで足を作りその部分を土に挿して使います。
30cm程の長さの小枝も用意しましょう。

森の中を表現するためにスズランの側へ。4、5か所ほどに分けて3、4本ずつ枝を挿していきます。1か所の小枝の高さはまちまちに。なるべく真っすぐ立てて下さい。
挿す時にスズランの根を傷つけないように注意してください。
その作業が終わったらちょっと離れた所からバランスをチェックしてください。
手前には短めの小枝を挿してバランスよく。その側に枝のピックも挿しましょう。ラフィアでワイヤーを隠しましょう。無ければ麻ひもでもOK。
バランスが良ければ…でき上がりです!!

F スズランは形や香りが素敵ですよね。今回はたっぷり使ってみました!

管理ポイント

【スズラン】

寄せ植えを楽しんだ後、10月〜11月の間に一回り大きな鉢に植え替えてください。株分けも簡単です。植え替えの際に株分けを行うと良いでしょう。特に地植えするとどんどん増えていきます。土の表面が乾いたらたっぷりお水をあげてください。日当たりも必要ですが、午後からは日陰になる場所が適しています。詳しくはこちら≫


【洋種クモマグサ】

クモマグサは日本に自生する高山植物のひとつですが、園芸品種はヨーロッパ原産の野生種から作られた物がほとんどで日本のクモマグサとは異なります。暑さが苦手ですので、水はけのよい土に植えます。肥料は春と秋に与えます。挿し芽、株分けで容易に増やせます。土が乾いたらたっぷりお水をあげてください。日当たりのよい場所を好みます。


【クローバー】

夕方暗くなると葉を閉じて休みの態勢に入ります。日当たりのよい場所で、土が乾いたらお水をあげてください。乾燥するとハダニがつきやすいので、葉水をするとよいです。

編集部より

枯れ枝を使った森の演出で、スズランの可憐さがいっそう引き立つ寄せ植えです。モスが森の質感をかもし出していますね。玄関において、出入りの際にスズランの香りに包まれる……なんて楽しみ方もできそうです。

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