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スズランの上手な育て方

新緑のころ庭の片隅にひっそりと咲きだすスズラン。いつも豪華で存在感のある花たちの陰に隠れ脇役になりがちです。でも、今年の春はそんな可憐で気品のある香りが魅力のスズランに注目してみませんか?

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目次

日本原産種のスズランは日本各地の高原に野生しています。しかし一般的に店頭で販売されているもののほとんどは欧州原産のドイツスズランです。ドイツスズランは香りが強く、たいへん丈夫で育てやすいことから多く出回るようになりました。また日本原産種に比べて花が大きめで葉の色が濃いなどの特徴があります。

カテゴリー:多年草
科名:ユリ科

【名前の由来】
花の形が「鈴」、葉の形が「蘭」に似ているため鈴蘭(スズラン)と命名されました。しかし実際にはラン科ではなく、ユリ科の花です。また別名“君影草(キミカゲソウ)”は恋する人を思い、うつむきかげんに影から見つめる女性の姿がスズランに似ていることから名づけられたと言われています。

関東一般地基準

1.置き場所

【意外と日光好き?】
日陰を好む植物として誤解している方も多いのではないでしょうか。確かに日陰でも生長しますが花つきが悪くなってしまいます。また、あまりに強い直射日光を1日中浴びるのも苦手。だから半日程度、日光の当たる場所がベストといえます。

【ここをチェック!】
花が咲いた状態の鉢植えを購入した場合には、すぐに屋外の寒さにあてると枯れてしまうことがあります。1鉢のスズランの花を楽しめるのは長くても2週間程度。この花が咲いている間は室内の日当りの良い場所で管理した方がよいでしょう。

2.水やり

【乾燥に注意!!】
夏場の乾燥には気をつけてください。水枯れをおこすと早くに葉を枯らしてしまい、来年に花を咲かすための花芽ができにくくなってしまいます。また冬の間は葉も枯れて存在感を失いますが、根茎を乾かしすぎないよう鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

※地植えの場合でも夏場の乾燥には気をつけましょう。それ以外の季節の水やりは必要ありません。

3.肥料

【基本的には、お礼肥えだけでOK!】

花が咲いている間の肥料は必要ありません。花が終わってから1ヶ月間程度、液体肥料を中心に週に1回のペースで、お礼肥えを与えましょう。

4.花後の管理

スズランは地下茎を横に伸ばして増えていきます。その地下茎の先端にできる芽を育てるため花が終わったらすぐにお礼肥えを与えましょう。花が終わっても水やりを忘れずに!

大きく膨らんでいる芽が花芽
小さめで細長い芽が葉芽

5.増やし方

スズランの地下茎にできる芽には葉芽(葉や茎となる芽)と花芽(花になる芽)ができます。晩秋の頃には花芽が膨らみはじめ葉芽との違いが、はっきりとしてきます。

この花芽が必ず入るように清潔な剪定バサミやナイフを使って株分けをおこないましょう。

6.植え替え

花が終わり上手に夏越しさせて10月下旬~11月に植え替えをおこないます。芽の頭が少しでるように浅めに植えつける花が咲く前の2~3月でもOK!鉢から取り出し根についた土を軽くおとし、根が伸びすぎているようなら切り詰めて新しい鉢に植え替えます。スズランは生育が早いのでもともと植えていた鉢より1まわり半ほど大きめの鉢に植え替えすることを、おすすめします。

また植えつける場合は芽の頭が少しでるように浅めに植えつけましょう。

【ここをチェック!】
スズランの花を毎年咲かすためには、有機栄養分がたっぷりで排水性・通気性に優れ適度な保水性をもつゴールデン粒状培養土がピッタリ

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