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vol.1バラの魅力?

百花の女王といわれるバラ。女王といわれる所以は、その美しさと強さ、多彩な魅力にエトセトラ、語り出せば尽きぬ魅力があります。

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目次

百花の女王といわれるバラ。女王といわれる所以は、その美しさと強さ、多彩な魅力にエトセトラ、語り出せば尽きぬ魅力があります。
本連載では、深すぎるバラの魅力を、私なりの見方や経験から、お伝えできればと思っています。
私はバラ栽培の専門家ではありませんが、バラの愛で方には自信があるからです。

庭のある暮らしの仕上げのスパイス~バラ~

モティスフォントアビィガーデンにて

話題が少し前のことになりますが、少しでも豊かな気持ちで前向きに、充実した人生を送るにはどうしたらいいのだろう?
そんなことに悩んでいた30代半ばの16年前、私はその答えを求めてイギリスに移住し、ガーデングと出会いました。

一途に仕事、家事育児に献身するだけでなく、自分を豊かにしてくれる存在(それが趣味というものなのでしょうが…)そのために植物のある暮らし、庭づくりが不可欠と、イギリス人の暮らしを見ていて気付いたのです。
以来、さまざまなプロセスを経て、庭づくりのファイナル・タッチ(仕上げのひと手間)、庭のある暮らしの仕上げのスパイスが、バラなのではないかと思うようになりました。
ただし私は、庭だけでなく日常生活のすべてを充実したものにするための全体を考えています。

バラだけが庭で重要だとは考えていません。
バラならぬバランスが重要なのであって、場所や状況によっては、バラを植えない方が良い庭もあります。
しかし、バラを庭で美しく咲かせること、それはその人の美意識と技術、経験が総合的に調和して輝くのだと信じています。

バラは思った以上にタフでしっかり者

さて、ガーデニングの初心者の方は、バラのことを、上級者むけの高嶺の花として諦めてはいませんか?
確かにバラ栽培にはコツが必要です。栄養も他の花より多めに欲しいし、病害虫の心配も少ない花ではありません。

でも、バラは草花ではなく樹木です。思った以上にタフでしっかり者で、さまざまなアプローチに答えてくれる寛容な植物です。
庭づくりをする上でも、欠かせない要素となるバラは、暮らしに欠かせない花でもあるといえるでしょう。
また、自分自身の成熟に伴い(子育てが終わったり、時間に余裕のできる人生の時期)、大人の視点から見た花育ては、自分自身が満足するだけでなく、他者を喜ばせるメディアとしても大変有能です。

庭づくりを考慮したバラ選びとバラの楽しみ方

また、ある意味バラは、その美しい色や花姿、またその香り、またまた名前の美しさだけで選んでしまうと、存在感が強いだけに、庭全体の景色を絵画的にまとめることが難しくなります。
庭の構造の基本となる、バラの個性の偉大な役割を考慮しながら、庭の植栽デザインを考えてみることが庭づくりの要点にもなります。
バラにも、手のかかる品種、かからない品種があります。 自分に許された自由時間を考慮しながらバラ選びすることも大切でしょう。

また、バラはただ育てるだけでなく、剪定を兼ねて切った花を室内に飾ったり、贈り物にしたりと、庭以外の場所での楽しみもふんだんにあります。

そんな、バラと暮らす無限の可能性を模索しながら、連載を開始します。
これから毎月、どうぞよろしくお願いいたします。

吉谷桂子さんプロフィール

東京生まれ。英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。
7年間の英国滞在経験を生かした、ガーデンライフを提案。
TV番組や雑誌等での企画、出演、講師を務める。
また、国際バラとガーデニングショウや東京ミッドタウンのコンランレストラン「Botanica」の植栽デザインを担当。
「吉谷桂子のコンテナガーデニング」(主婦の友社)他、著書多数。

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