”有機生物”を使って土を作ろう!

Step1.寝床を作ろう
Step2.エサを与えよう
Step3.栄養を補給しよう
【生徒】
有機微生物が植物を育てるのに必要なのはわかったけど、どうしたらいいの?
【先生】
有機微生物はもともと土の中にいます。つまり土を有機微生物が住みやすい環境にすればいいんです。次の3つのステップで有機微生物に快適な住まいを作りましょう。
Step.1 寝床を作ろう
石灰を土の表面が白くなる位まく。
【先生】
土は長く使うと、雨の影響などで酸性になってしまいます。
植物を育てるのにベストなのは多くの場合pH6.0〜6.5程度です。石灰で中和できます。
また、有機微生物はふかふかの土が大好きです。腐葉土やバーク堆肥を混ぜて、有機微生物が好む寝床を作りましょう。
おすすめアイテム
全2種 野菜畑やバラの土づくりに最適!ペレットタイプ(粒状)の完熟した堆肥です。散布しやすく、軽い!【商品コード:G523768F】
良質のバーク堆肥を圧縮した堆肥です。充填時に1/2に圧縮しているので使い
やすくなっています。
使用料の目安
●畑・農園…土づくりとして2坪(約畳4枚分)に1袋
●花壇・菜園…1坪(約畳2枚分)0.5袋
●プランター…650mmプランター(容量14L)に手掴みで10握り(約1L)
Step2. エサを与えよう
【先生】
有機微生物は有機物が大好物。寝床を作ったら、有機物である牛フン堆肥を与えましょう。堆肥は完熟していることがポイント。有機微生物が作り出す菌糸がのりの役目をして、しっかりとした団粒構造を作ってくれます。
おすすめアイテム
良質の牛フンを使用した、圧縮牛フン堆肥です。【商品コード:G523839F】
良質の牛フン堆肥を圧縮した使いやすい堆
肥です。完熟させているので、ニオイが少な
く散布しやすくなっています。
使用量の目安
●畑・農園…土づくりとして2坪(約畳4枚分)に1袋
●花壇・菜園…1坪(約畳2枚分)0.5袋
●プランター…650mmプランター(容量14L)に手掴みで3握り(約300cc)
Step3. 栄養を補給しよう
【先生】
野菜を植える前に元肥として、生育中には追肥として肥料をあげましょう。化成肥料は即効性があり有機肥料は緩効性があります。実は肥料は直接植物が吸収するのではありません。有機微生物が肥料を食べ、野菜が吸収しやすいように分解します。有機微生物が多いほど野菜は栄養を吸収できるのです。
おすすめアイテム
全3種 化成肥料に、有機肥料を配合した、粒状タイプの肥料です。花や、おいしい野菜作りに適しています。【商品コード:G525494F】
おいしい野菜を収穫するのに最適な有機入り化成肥料です。ニオイが少なく使いやすい粒状タイプです。
使用量の目安
●野菜…1株あたり大さじ0.5〜8.5杯
●花・樹木…1平方メートルあたり大さじ8〜13杯
●プランター…650mmプランター(容量14L)に大さじ1杯
【生徒】
この3つのステップで、一度使った土でも野菜をそだてられるんだ!
【先生】
そのとおり。有機微生物をうまく使って良い土を作り、おいしい野菜を収穫しましょう。
【生徒】
はーい!