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ワンポイント 第8回:農薬について

今回は、「農薬」について考えてみましょう。

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目次

「農薬」と言う言葉から、皆さんはどんなことをイメージするでしょうか?
多くの人は、「有害」「環境への影響」「人体への影響」など、悪いイメージを抱くのではないでしょうか?
しかし、それはイメージでしかなく、本当の意味を知らないだけかもしれません。

農薬とはなにか?

農薬とは、「農薬取締法」において農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等」という。)を害する菌,線虫,だに,昆虫,ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤,殺虫剤その他の薬剤(その薬剤を原料又は材料として使用した資材で当該防除に用いられるもののうち政令で定めるものを含む。)及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤,発芽抑制剤その他の薬剤をいう。

…とされています。
そして農薬は、必ず農林水産大臣の登録を受けなければいけません。
登録にあたっては、「薬効について」「 薬害について」「安全性について」とたくさんの検査を受けます。

登録を受けた農薬には、「農林水産省登録 第○○○○○○号」と、登録番号が農薬のラベルに表示されています。農薬を購入する際は必ず登録番号を確認するようにしましょう。

農薬は,農林水産大臣の登録を受けなければいけません。

登録番号の表示のない商品は、登録された農薬ではないので使用ないようにしましょう。登録されていない農薬は、安全性などの検査を受けていない農薬ということになります。

農薬のイメージ

なぜ、農薬のイメージがそんなに悪いのでしょうか?

それは、過去に農薬が社会問題になったことがあるからです。
過去、科学技術の進歩によって登場した化学合成農薬の中に、人に対する毒性が強く、農薬使用中の事故が多発したものや農作物に残留する性質が高いものなどがあったため、昭和40年代頃に社会問題となったことがありました。

その事を受けて農薬取締法が改正され、農薬の登録の際に、ほ乳類に対する毒性の試験や農作物及び土壌への残留する性質に関する試験をクリアしなければいけなくなりました。

その結果、それまで使用されてきた一部の残留性が高く、人に対する毒性が強い農薬の販売禁止や制限が行われました。
今では、しっかりとした厳しい検査が行われているのです。

選択肢を持つ

家庭で野菜を栽培することは、とても楽しいものです。また、自然を再認識したり食べ物への感謝をあらためて感じたりと、とても奥深いものです。

しかし、天候や管理が行き届かないなど様々な理由によって、病気や害虫が発生してしまうのはよくあることでなかなか避けられるものではありません。

そんな時、頭ごなしに「農薬はダメ」と排除してしまうのではなく、選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?

農薬使用時の約束

農薬を使う際には、大事な約束事が3つあります。
それは、

・規定量を守ること
・使用期限を守ること
・農薬に書かれた注意事項をよく読み守ること

厳しい農薬の検査も、規定量での検査です。使用者が規定量を大幅に超えて使用したのでは、検査の意味がありません。

農薬については、賛否両論あることでしょう。
決して、農薬をすすめている訳ではありません。だた、イメージにとらわれず、現状をきちんと認識した上で、「使用する・しない」の判断をして欲しいと思います。

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