キク科
特徴
独特の苦味がある野菜で、緑色の部分は苦味が濃く固いので、光を遮断して軟白栽培し、株の中心部の白い部分を食べます。
種まきから約2〜3ヶ月で収穫できます。鮮度が落ちるのが早いので、2〜3日のうちに食べ切るようにしましょう。
育てやすさ :★★☆☆☆
温度発芽温度:15〜20℃
株間 :20〜25cm
栽培カレンダー〔関東基準〕
病害虫
軟腐病、斑点病、サビ病、アブラムシ、ヨトウムシ、ネキリムシ、ネコブセンチュウ、ハモグリバエ
ワンポイント
・種まきをしたら土は薄くかぶせ、栽培中は乾かないようにしましょう。
・大株に育て、中のほうの軟白部分を食べるので、株間は広めに取ります。
・株の直径が20〜25cmほどになったら、外側の葉を持ち上げて、上の方で巾着のように紐で縛ります。これで中に日光をあてず、軟白に育てることで苦味を抑えることができます。これを軟白処理と言います。外側の葉を縛るのが難しい場合は、日光を通さない新聞紙やネットなどで覆ってしまっても良いでしょう。
・軟白処理をした後は、特に暖かくなってくると中が蒸れてしまうので、1週間〜10日程度で収穫しましょう。収穫は株ごと抜き取ります。
栄養分
食物繊維をたくさん含む上に、骨粗しょう症を防ぐ作用のあるビタミンK、髪や肌を正常な状態に保つ作用のあるβ-カロテン、老化の原因と考えられている過酸化脂質の生成を防ぐ働きのあるビタミンEを含み、美容と健康に嬉しい野菜です。
また塩分を体外に排出する作用のあるカリウムも豊富に含んでいます。