多肉の魅力全開!『ジャンク&キュート』な世界  #142 ばにらさん

プクプクの可愛らしい多肉植物がズラリと並ぶお庭です。

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目次

マンション時代は近隣の方やベランダの耐荷重を気にしながらの控えめガーデニングでしたが、今は中古の一軒家に移り、好きな鉢や雑貨で庭づくりを楽しんでいます。庭のテーマは『ジャンク&キュート』。渋く錆びた感じも好きだけど、そこに可愛らしさをプラスして自分の世界を作っています。ガーデニング歴は長いのですが、とにかく虫が苦手・・・。その点、多肉は虫が付きにくく、私にはピッタリの植物だと思っています。雨濡れ注意、氷点下注意、夏の直射日光注意と、何かと管理が難しいと言われている多肉ですが、ダメもとで雨ざらし&年中屋外でスパルタに育て、それでも大丈夫、やっぱり駄目だった等をブログに書き込み、多肉初心者さんの参考になればと思っています。もっと街中に多肉が増えたらイイナ♪

デッキガーデン

昨年末にウッドデッキを作りなおして、フェンスを茶色から白に塗り替えました。背景が白になり、我が家の多肉が優しく見えるようになりました。手作りのガーデンテーブルや板を乗せただけの脚立棚には、たくさんのお気に入りが並んでいます。最近は猫のおこげが乗ってしまうことがあるので、危険防止の為、板と脚立をクランプで固定しました。
上に垂らしているシルバーの連なった星はダイソーの商品。1年間雨ざらしでも切れることなく まだまだ使えそう☆ たった2本で十分可愛くて、クリスマス以外でも大活躍☆ ホントお買い得でした。

古いもの、錆付いたものがたくさん並んでいます。エイジング加工したDIYガーデンテーブルには息子の使わなくなった自転車のカゴなども置いてます。錆びても壊れてもまだ何かに使えないかと考える私。買った時や、いただいた時の想い出が詰まったものばかりです。15年後、20年後までも、大事に使って行きたいと思います♪

寄せ植え

ペイント、ラベル、ニスなどで作るリメイク缶で作った寄せ植えの数々です。リメ缶を作り始めて気づくともうすぐ7年目に突入。何個作っても下準備やら塗装やら難しいな〜と思うのだけど楽しいからやめられない( ´艸`)モノを作り出すって最高に楽しい♪

板壁にズラリと並べたリメイク缶。ぶら下げるバッグタイプは場所も取らず、とっても便利。
カラフルで賑やかなリメ缶も意外と多肉と相性が良いのです。自己主張しながらもちゃんと多肉を引き立てるコトができますよ。

木箱やモルタル鉢、卵の殻をリメイクした、たまカラ鉢、100均商品を組み合わせたミニカートなど、アレコレ考えて作るのが大好き! どこに置こうか、植え込む多肉の組み合わせを考えるのも楽しいです。

環境作り

デッキの手前に位置する多肉棚。夏場の直射日光に当てたくない時は、園芸用の支柱3本に取り付けた遮光シートをよしずのように立て掛けています。雨濡れにも耐えてくれる多肉は、基本雨ざらしですが、真夏の炎天下は怖いので棚の下に避難させることも。穴の開いていない陶器の鉢(ひよこ)は、雨の後には必ずひっくり返して水を捨てるひと手間が欠かせません。

多肉の一斉水やり開催の様子。お水好きな子には別であげたりしてるけど、この時はほぼ5週間ぶり。雨ざらしの子は大きくなってくれてもいいけど軒下組は小さくギュギュをキープしたいから、お水控えめで。ウチは雨ざらしの多肉が多数なので夏場は水滴に油断禁物! 昼間の太陽で溜まった水が高温になると、新芽を煮ちゃったり葉の表面を火傷させてしまうので、雨が降った翌朝はブロワーでアチコチの水滴を飛ばしています。

セリアのBBQ網を折り曲げて、木材と組み合わせて作った網棚。向う側が丸見えだから変な圧迫感も無ければ防犯上の心配もナシ♪ 全体が網だから通気性も良く、多肉たちも大喜びです。ラックだけバージョンは、S字フックでフェンスに設置しています。

玄関前は朝日が2時間ほど当たる明るい日陰。直射日光が苦手とされる多肉に最適な場所なんです。ラダー風の棚も奥行きが狭くて後ろに水が流れるように角度を付けているので、多肉を置くのにピッタリです。

多肉の魅力

多肉の花。花火みたいで可愛い花はピクシー、和飾りみたいなコロンコロンのツボミと花のモラニー、ペンデンスの花はタコさんウインナー。それぞれに個性的な花が咲くので、多肉の花で花束も作れちゃいます(笑)

キモカワ多肉たちも、とっても魅力的。昨年はリトープスの花が初めて咲きました。そしてデッキの上にあるロングのグリーンネックレス。玉葉も頭でっかちになってるけど、自由に伸び伸びと育つ多肉を見るのが楽しいです。

これからの庭作り

地植えの多肉花壇コーナーです。きれいに色づいて賑やかになってきました。無事に冬を乗り切れましたが問題は夏越しですね。ただひたすら応援の言葉「頑張れ頑張れ」その手前では6年物のクリスマスローズが満開になっています。

雑草だらけだった犬走にも昨年の初めに手を加え、苦手で近寄れなかった場所がとても素敵になりました。防草シートを敷いた上に、レンガを置いて、くるカラ.ネットさんのモニターで頂いた くるカラをまいただけで完成。レンガは固定していないけど毎日歩くところではないのでこれで十分。虫も出なくなり快適になりました。茶色い小路に白く浮いていたエアコンの室外機は自作のすのこカバーでナチュラルに変身☆ その奥には旦那が梅雨時用の屋根付き避難棚を作ってくれたのですが、普段は屋根に待機用のセダムや育苗トレーを乗せています。

プロフィール

ばにらさん

住まい
一戸建て
ガーデニング歴
26年(多肉歴は8年)
お気に入りの植物
多肉植物全般
ホームページ
vanilla-days

編集部より

プクプクの可愛らしい多肉植物がズラリと並ぶお庭です。さまざまな色や形の小さな多肉たちは、眺めているだけで楽しくなります。古いもの・ジャンクな雑貨との相性は抜群。手作りのリメイク缶も素敵ですね。ばにらさんの好きなものがギッシリと詰まった、魅力あふれる場所になっています。多肉を育てる上では、水・日光・温度の管理が大切とのこと。ばにらさんは、環境に適した「ちょうど良さ」を模索しながら、これだけの数の多肉たちを育ててきました。これからも多肉植物への愛情と楽しさにあふれたお庭作りを続けていってくださいね。

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