
2000年より、愛犬チャッピーのメモリアルとして「バラが美しく見える癒しの庭」を作り始めました。スタート時から最大の課題?、悩みだった「庇のある家(和風の家)でもバラを美しく咲かせる」ことは、「アイデア付き細幅パーゴラ」でそれなりの結果が得られるようにりました。昨年からは「秋バラとローズヒップ(バラの実)が美しくコラボする庭にした〜い!」と力を入れています。小さな庭ですが、「玄関・ガレージ」、「洋風庭」、「和のバラ庭」など、場所ごとでテーマに沿った庭作りをしています。女性一人の力でも実現できる、狭くても・日蔭でも・低予算でも可能な庭作りを、楽しみつつ、日々模索しています。
玄関・ガレージガーデンエリア・・・道行く方々にも楽しく!
春めいてきた門扉周り。パンジーのハンギングバスケットもかなりにぎやかに♪ 寄せ植えのギョリュウバイは、長く門扉まわりで頑張ってくれました。 早咲きのバラも咲き出し、いよいよお庭もハイシーズンへ!
ガレージだってガーデンとして楽しまなくてはモッタイナイ! と、「ガレージもガーデンに計画!」を実践。バラたちがフルパワーで咲いて応援してくれました。昨年は門扉周りのメインの赤系バラを久しぶりにテス・オブ・ダ・ダーバービルズにしてみました。左奥はダークな八重咲きのクレマチス・カシス。ランブラーローズのアルベリック・バルビエは1本でガレージの東側壁面全てを覆っています。
洋風エリア・・・お客様と楽しく!
年一度のお楽しみ、我が庭でのバライベント当日、洋風エリアの様子です(^^♪ 庭の主「うさぎ君」の願いが通じたのか、いつもより多くの品種を 楽しんでいただけました♪ フェンスの花も見事に咲きそろいました。
庇のある家でも バラを健康的に美しく咲かせたくてDIYした「細幅のパーゴラ(洋庭用)」。格子状に張り出すことで日差しと風通しを確保しています。横から見るとパーゴラ、正面から見るとアーチ風に見えるようにと知恵を絞ってみました。
6月の庭は、バラの頃の華やかさはありませんが、新緑とブルーの静かな美しさがお気に入りの季節です。3連アーチには再び咲いてきたクレマチスのジョセフィーヌ。クレマチスの白万重は長期間咲き続けてくれています。
和のバラ庭・シェードガーデンエリア・・・日本らしいバラ庭!
玄関ドアから左方向が和のバラ庭 そしてその奥がミニミニサイズのシェードガーデンとなります。このエリアは、「日本らしいバラ庭!」にと今一番頑張っている所です。
市販のトレリスなどではどうしても洋風ぽくなるので、和のエリアでは簡単なDIYですが全て手作りの木製で雰囲気が揃うようにしています。塗料も木目が残る黒茶系に統一しました。近頃は、電動ドリルドライバーのおかげで 女性の力だけでも楽々ですね。
ガーデンと言うにはあまりに小さなシェード部分です。入り口ではテイカカズラの甘い香りに包まれ、水汲みの乙女像は乙女らしい美しさでバラに包まれるひと時を盛り上げてくれました(^^♪ お気に入りのオールドローズ・紫玉や遅咲きのクレマチスのペルル・ダ・ジュールが、シェードらしい雰囲気を盛り上げてくれます。
夏到来
我が家の夏庭風景。例年一番安定して咲いてくれるブルー系の定番はルリマツリ。実生のカノコユリやルリトラノオなど、青や白の花色が涼しさを醸し出してくれます。
シェードガーデンでは この時期ベゴニアたちがとてもイキイキとしています。
夏の門扉周りでは少し和の雰囲気を持つロウグチが花盛り。玄関周りはルドベキア・チェリーブランデーを主役にお気に入りのリーフたちを集めました。
アジサイシーズンの最後を飾る花、ミナズキ(ノリウツギ)、そしてサルスベリとその奥に咲くバラ、ザ・ダーク・レディー。夏に美しい花たちです。
秋 ローズヒップが美しい庭
この1年ばかり「秋に咲く凛として深みあるバラの花と、ローズヒップ(バラの実)が美しくコラボする庭」を、目指してきました。小さくてもシックなスイート・チャリオットの花や草黄葉とも秋らしい色合わせ♪ よく返り咲くバレリーナは花と実のコラボですね。このささやかな美しさに、来年も私らしい庭、当地でしかできない庭への頑張りとエールをもらっています(^^♪
シェードガーデンのメインのバラ、「アルバ・セミプレナ」は2本も地植えにしているほどのお気に入りです。1.5×3mばかりの小さな小さなシェードガーデンですがこのヒップが色付きだすと、春とは違った秋の華やぎに♪
秋から冬へ。 大好きな踊り葉ボタン(スーパーご長寿 7年目)を主役に 模様替え♪ ノーマルな「センニチコウ」に シックな千日紅のレッドフラシュが長〜く元気に 秋を盛り上げてくれました。 淡いパステルブルーで フワッと咲いてくれる大好きな秋の花アノダ・キャンディーキャップもたくさん咲きました♪
超簡単 リサイクルDIY
超簡単リサイクルDIYです。お庭がワンランクアップするような、日陰スペースが明るくなるような物が作れないかと考えて、作ってみたのがガレージスペースのフォーカルポイントになる飾り棚。 庭のコニファーの葉とローズヒップで作ったクリスマスリースを飾ったりして、道行く方々とも、季節の恵みや移ろいを楽しんでいます。
プロフィール
チャッピーローズさん
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- 16年
- お気に入りの植物
- バラ クレマチス カラーリーフ
- ホームページ
- 小さな庭の小さな幸せ・・・チャッピーのバラ庭より
編集部より
「玄関・ガレージ」、「洋風庭」、「和のバラ庭」と、エリアごとに魅力のある、チャッピーローズさんのお庭です。庇のある住まいでもバラを楽しみたい、それがチャッピーローズさんのお庭の最初のテーマだったそう。和の庭とバラのコラボレーションや、ガレージをフロントガーデンとして華やかにしたり・・・家の特徴を生かしたお庭作りに感心しました。ローズヒップにフォーカスした秋の庭も心惹かれる風景ですね。チャッピーローズさんならではのテーマ設定、演出が素晴らしいです。これからもアイデア豊かなお庭作りを楽しみにしています。