和洋折衷を楽しむ手作りのナチュラルガーデン #138 ケセランパサラン7さん

爽やかな緑とバラに囲まれた手作りのナチュラルガーデンです。

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目次

我が家は狭いながらも 2つの庭があります。リビング前のアプローチ兼用の主庭と 和室の前の坪庭。
リビングから出入り出来る主庭は『アウトドアリビング』としてウッドデッキをDIYで作りました。友人や家族とのティータイムに、木工作業に、愛犬との遊び場にデッキに出ない日はありません。くつろげるように手作りのパーゴラや木製フェンス、つる性植物、植栽などで囲っています。坪庭は和テイストにこだわってDIYでリフォームしました。

春めく庭

ジューンベリーの花が咲き始め、下草も緑が濃くなってきました。イベリスやドウダンツツジも咲いています。この時期は色のある花が咲いてなくて、ほとんどは白かクリーム色です。

ユキヤナギが開花し、一気に春めいてきました。ここは和の坪庭の入口部分で洋の庭との境目。ユキヤナギは和にも洋にも合いますね。モミジの株元にムスカリが咲いています。板塀作るときに、丸く開けました。

南側のフェンス際に1株ずつ植えた黄モッコウバラと白モッコウバラが今年も大きく枝を広げました。特に白は左6m右8mくらいつるを伸ばしています。剪定作業は毎年恒例の家族参加行事です。

ウッドデッキ

ウッドデッキと、3年前に作った変形のパーゴラにもモッコウバラが伸びてきています。その後、向かって右側にピエール・ド・ロンサールが咲き始めます。

庭でくつろぐのが気持ちの良い季節です。ウチの庭はリビングの前に4坪(そのうちデッキが3坪)、そして和室の前の2.5坪(そのうち犬部屋が1.5坪)と、土の部分はほとんどなく、さらに住宅街で全面囲われています。それでもお庭でくつろげるように塀を作ったり、木を植えたり 、つる物を這わせて視線をさえぎっています。ただ 高い塀を作るのではなく風や光が抜けるように、木は厳選して常緑樹と落葉樹を混在させながら育てています。愛犬のソラもデッキに出るのが大好きで隙あらば出ています。

当初、鉢植えで育てていた ピエールドロンサール。成長やメンテを考えて ウッドデッキの床の一部を大きく切り欠き ブロックとレンガで花壇をつくり植え替えました。今では大きな鉢植えのジューンベリーもそのレンガの花壇に植替えています。

バラが次々に開花しています。四季咲きのものは、咲く季節によって、別の花のように変化していくのが楽しいです。

DIY・花と緑の映える場所

外壁をピンクグレーから白に塗装。部分的に板壁を作ってバラとエゴを移植しました。少しずつバラや下草の緑が育ち、思い描いたとおり、以前の外壁色よりも花や緑が映えるようになりました。
アブラハムダービー、背の高い宿根草スカビオサ、白のスノ―メイデン、オルレアや紫のルージュカーマインなどが花を咲かせます。

10年前にリフォームした門扉周りとアプローチ。レンガ敷きや門柱や門扉の設置はDIYです。レンガの隙間にタイムやハツユキカズラ、セダムを植えています。

雑貨作りが趣味で、ワイヤークラフト作品や木工作品もディスプレイしています。

デッキ周りの丸いライト4つは100円ショップのガラスポットでシェードを手作りしています。毎晩タイマー式で自動でON・OFF。門柱のマリンランプは既製品を取り付けたもの。100Vで25W球を付けたり40Wを付けたり、その時の気分で変えています。ガーデンライトは低電圧12Vのものなら素人でも配線できますね。近々LEDに取り替え予定です。

和の坪庭

和室の前の坪庭です。もともと2坪以上あったけど 犬用に板の間を作ったのでいまは本当に1坪に。家族で作った和の板塀(あらかじめ穴を作りました)や板の間やパーゴラ。トクサや姫ウツギを植えています。

和にも洋にも魅力を感じるので折衷やミックススタイルが好きです。夜はこんな感じです。敷いている石も家族で川で拾ったものです(大きな飛び石はホームセンターの御影)。

ハンドクラフト

木材をはじめ、アンティーク品や使わなくなった子供のイス、空き缶などを多肉や鉢植えとディスプレイをしています。庭にも雑貨が並んでいると癒されます。

プロフィール

ケセランパサラン7さん

住まい
一戸建て
ガーデニング歴
15年
お気に入りの植物
モッコウバラ、エゴノキ
ホームページ
ケセランパサラン〜hand craft〜

編集部より

爽やかな緑とバラに囲まれた手作りのナチュラルガーデンです。ライトアップされた夜の表情も素敵ですね。お庭を飾る雑貨はケセランパサラン7さんのハンドメイド、そしてウッドデッキやパーゴラ、小道なども家族で協力して作りあげたそうです。サイズや形、デザインが、お庭にピッタリと合っていますね。和の坪庭での植物選びには、洋の主庭とのつながりが感じられます。これからもご家族皆さんにとって大切な場所であるお庭づくりを楽しんでくださいね。

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