
緑が主役のスモールガーデンです。長くいても飽きずに心安らぐ憩いの庭。限られたスペースなのでツルものを多くしたりといろんな工夫を楽しんでやっています。あまり欲張らず、シンプルに伸びやかに〜を心がけての空間づくりです。
春のガーデン
4月、小道のグレゴマがふさふさとしてきました。定番のチューリップが咲き出しました。寒さに強いチューリップでも「もう寒いのはごめん」といってます。
芝生がようやくうっすらとグリーンになってきましたが、踏み歩くにはまだ早い状態です。それでも土色がとれて下草とやっと一体感が出てきていい感じ。グリーンに包まれはじめた、この季節ならではの眺めです。
繊細で優しい雰囲気のティアレラ…半日陰の柔らかい日差しがいい環境です。ティアレラに魅せられて、気がついたら5株ほどに増えていました。
バラの季節
ロサ キネンシス アルバ。屋根や壁のようにテラスを覆っています。透明感のある白で、緑の中でとても綺麗です。
そばを通るたびにひらひらと香りや花弁が頭をかすめて風情満点〜♪
バラは白のほか、やわらかいモーブ系に夢中! 銅葉のものと組ませるのが好きです。
夏のガーデン
競い合って咲いていた5月のバラも終わりを迎え、静かにクレマチスが。
6月の落ち着き始めた庭が私の一番好きな頃…。
マツムシソウやハーブなどの楚々とした花々がホッとする夏ガーデン。
雪が降ったように、真夏に咲く白い花、ナツユキカズラ。頭をかすめるアーチの下はまさに夢の小径で、つい行ったり来たり〜♪
ナツユキカズラ&マダムアルフレッドキャリエールの組み合わせは、あまりの素敵さに何度もシャッターを押してしまいました。
駐車場の風景。この日の朝はセンニンソウの白がとってもステキでした。バラやノーゼンカズラのうすいピンクと組ませてます。例年、夏の終半に咲くセンニンソウ、昨夏は本当に遅れました。
秋から冬へ
秋のある朝の庭。少し寒かったけど、大好きなグレー色! シルバーグレーに囲まれてでうっとり〜。
鮮やかになったスモークツリー。昨年の紅葉は記録的に綺麗ではないでしょうか。ナツヅタも日ごとに燃えるように染まっていきました。
寒さがつづく頃。冬のこの銅葉を見たくて、クランベリーは欠かせません。
冬のガーデンではオブジェなどで楽しんだり、移動出来る鉢植えを作って備えます。
花の少ない厳寒のころに咲く、ベル型のホワイトエンジェル。寒くてもしあわせな気持ちにしてくれます。
プロフィール
ミズさん
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- 20年
- お気に入りの植物
- クレマチス、シルバーリーフ系 リナリア、マツムシソウ
- ホームページ
- 庭はリビング
編集部より
今回は、「緑が主役」というミズさんのお庭をご紹介します。白とグリーンが中心のナチュラルな色合いが素敵で、やわらかく繊細な雰囲気のあるお庭です。高低差のつけ方も工夫されているなぁと思いました。小道で顔を出すグレゴマ、テラスを覆うバラ、ナツユキカヅラのアーチ、そしてひっそりと力強く咲く小さな花たち・・・どれも魅力的で、移り行く季節をそれぞれ彩ってくれていますね。これからも、ホッと安らげるお庭づくり、楽しみにしていますね。