部屋のように飾る多肉いっぱいのベランダガーデン#63 ぴかさん

今回はベランダでたくさんの多肉植物を育てているぴかさんのお庭をご紹介します。

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目次

狭いベランダですが、『自分の部屋』として居心地のいい空間になるように、日々改造を繰り返しています。
限られた面積をマイナスに考えず、今あるベランダの大きさの中で、小さい寄せ植えや小物の配置などの工夫をしています。

ベランダの風景

ベランダを出て右手側にある『壁板もどき』と『すのこラック』付近。ここは私の大好きなスポットの一つです。壁板もどきはHCで“見切り品”で売っていた板を殆ど切らずに使い、『ROYAL PLUM』と『BLACK CHERRY』の2色を塗って作りました。すのこラックも、その上にある『ワイヤートランク』も手作りです。

お隣との境界であるボードには、植物の耐寒用の麻布のテープタイプを、葦の支柱に垂らしてみました。風でバラバラにならないよう所々を縫っています。
支柱は避難パネルの枠の所に金属製のフックで固定。麻布の利点を活かして粗い目に金具を通したので簡単には外れないし、重量も軽いので、万が一、飛んでしまっても怪我する事はありません。もちろん避難パネル自体には触れていないので、避難時も大丈夫です。

窓ガラスに取り付けている『アイアン風壁掛け』。盆栽用ワイヤーを使って、色は黒でシンプルに作りました。ここは、はめ込みのガラスなので吸盤で吊っています。
上部に引っ掛けた塗装済みの四角いバスケットに、ピーチネックレス入れて垂らしてみました。窓に出来るだけ沿わせたかったので、“薄型”のバスケットを製作。モッサリし過ぎず、たらーんと成長した姿を想定。部屋の中からも、ネックレス越しの風景を楽しんでいます。

ベランダ中央のワインBOX辺りです。ベランダ中央には綺麗に育っているモノを置いています。すなわち、徒長したり元気が無いと…すぐ撤去。
大玉のグリーンネックレスは、ずっとここをキープ出来てます。綺麗な粒、艶をこの目で確かめて、ホッと一息。

ワイヤーで作ったバスケットをぶら下げています。
手前に下げているグレコマのバスケットは、アンティーク加工をしてから、黄色に塗り替えたもの。

リビングからベランダに出たところ、正面のガラス部分はこんな風に飾っています。このメタルワゴンはリサイクルショップで見つけたので、いい感じにサビてます。キャスター部分は取り外してしまいました。

この『ポテトBOXもどき』は、以前お友達のブログを参考にDIYで作ったものです。

コロコロ模様替えしながら、やっと少しだけ満足の出来るベランダとなりました。まだまだ改善が必要なので、他の“気になる部分”にも着手していこうと思ってます。

多肉の魅力

育てる環境、手間次第で、その美しさに変化が出る多肉植物。単にお水を控えればいいと思いがちですが、お水やりのタイミングと量がポイント。それを見極める為に試行錯誤して、美しい姿を見れた時の喜びはヒトシオ。
お花は花芽が伸びてから咲くまで、1か月以上かかる事も。豪華さは無いけれど、控えめなお花で、一度見たら病みつきになること間違いなし。

多肉でリースを作ったのはこれで3回目。寒い時期に作ってしまったので、根っこが出るまでにポロポロ抜けちゃうわ、シワシワになるわ…で大変でした。
その後、セダムやグリーンペットなどを追加してからは、霧吹きで対応。“しなっ”ってなったら、“シュッシュッ”で…ちゃんと根っこが生えたようです。セダムが艶やかな姿を保てるようになったら一安心。

小さな小さな多肉さんを詰めたBOXです。全部1号鉢(直径約3cm)に詰め込んで.。.:☆*・゜゚・*:.
トリカラー、マルバマンネングサ、ドラゴンズブラッド、シルバーペット、子持ち蓮華などなど…。プラスチックの鉢なので倒れないように、箱の中はワイヤーで仕切っています。

この寄せ植えのタイトルは、『MY GARDEN』..。.:*・゚こんな多肉ばかりのお庭なんて、絶対にないと思うけど…(* ̄m ̄)
ワイヤーはアンティークホワイトの汚し加工。ちゃんと“アーチ”も作って、グリーンネックレスを踊らせています。フェンス周りの緑のシートは、ココヤシマットの緑バージョンです。

『宝箱(Treasure Box)』をイメージして作ったワイヤーのカゴ。大きさは、底の面が幅30×10cmで、全体の高さが20cmです。
持ち手やラベル(空き缶プレート)、留め金も付けました。
中に入れたのは胡蝶の舞錦、ハムシー、フミリス、紅提灯など。テーマは“乙女なピンク”です..。.:*・゚

とっても苦労して作った、12種類もの多肉を詰め込んだ寄せ植え。
お気に入りの多肉のケーキと一緒に並べてみました。

いろいろな花

多肉植物初心者の味方、ブロンズ姫のお花が開花..。.:*・゚葉挿しも、ほぼ100%の確率で成功するし、葉っぱが赤っぽいので、寄せ植えにも変化を出しやすいです。

サボテン・白檀(ビャクダン)の花。ちゃんと晴れないと開かないし、晴れても昼過ぎには閉じてしまうそうなので、朝早くから今か今か…と、カメラを抱えて待ちました。

砂漠の“宝石”ハオルチア オブツーサ トルンカータに花芽が。

うちは多肉がメインの庭ですが、少しずつ他の花も育てています。咲いた花はドライにしたりもして、楽しみます。

空き缶を使ったクラフト、我が家のベランダにピッタリサイズの“ガーデンプレート”です。
チケットを寄せ集めて作ったプレートと、絶対に散らないお花のプレート。

自分で集めたり、いただいたりした実や種を入れて作った『コレクションBOX』。とってもとってもお気に入りの物になりました。
どこに何を入れようか…こういうのを考えている時、本当に幸せ.。.:☆*・゜゚・*:.

プロフィール

ぴかさん(女性)

住まい
マンション
ガーデニング歴
3年
お気に入りの植物
多肉植物
ホームページ
愉しいこと色々

編集部より

今回はベランダでたくさんの多肉植物を育てているぴかさんのお庭をご紹介します。
ぴかさんのベランダにある多肉植物は、イキイキとしてきれいな状態が保たれていますね。さまざまな色や形があって、お花もかわいらしくて・・・その表情の豊かさに、すっかり見入ってしまいました。寄せ植えのバリエーションも豊富で、いろいろな楽しみ方があるんだなぁと改めて思いました。
また「アイアン風壁掛け」や「ワイヤートランク」、寄せ植えのカゴなど、ワイヤー作品たちの多くは、ぴかさんの手作りだそうです。繊細な雰囲気がどれも素敵ですね!ベランダがまるでお部屋の一部のようにしっかりと手が行き届いた、眺めていて楽しいお庭でした。

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