10月の作業:シンビジウムの管理方法

管理する場所も、管理の方法もガラリと変わってしまうこの時期のシンビジウム。開花期にむけて、しっかりと準備しておきましょう。

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目次

管理する場所

この時期、最低気温が10度を切るようになってきたら、シンビジウムを移動させる時期です。来年の4月くらいまでは、室内で管理しましょう。室内ではガラス越しの日光が当たる場所に置きます。室温が10度以上であれば育てられますが、温度が高いほうが新芽の伸びも早く、花つきもよくなります。

管理の方法

気温が下がってきたら、水を徐々に減らし、11月以降は3〜4日に一度くらいの頻度で水を与えます。でも乾燥させすぎると、花茎が伸びきらず、葉の中で花が咲いてしまうので注意しましょう。肥料は与えるのを止めます。

株分け

10月から11月にかけては植え替えや株分けの時期でもあります。今回は株分けの手順をご紹介します。

1

鉢から株を抜き、古い植え込み材を取り除きます。

2

葉のついたバルブを2〜3個ずつつけて切り分けます。このとき葉の落ちたバルブはつけ根から切り捨てます。

3

植え替える鉢の底に「鉢底の石」を入れます。鉢の中央に株を置き、周囲に「シンビジウムの培養土」「洋ランの培養土」を入れます。

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