6月の作業:お礼肥を忘れずに

春先に咲いてくれた庭木、サクラ、カイドウ、ハナミズキ、モクレン、シャクナゲなどなど。花が終わった後、そのままにしてしまってはいませんか?

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目次

「きれいなお花をありがとう」というお礼の気持ちを込めて「お礼肥(お礼の肥料)」をあげましょう。

なぜお礼肥を与えるの?

春に咲く花木類は花の終わったときから、翌年の開花にむけて生育が始まっています。これから気温がぐんぐんと上がっていく夏に向けて、充実した枝を伸ばすことが来年の花つきを良くするコツです。花が終わった後、化成肥料を根の回りに施しましょう。また早春の時期に「寒肥」を与えていなかった木には、この時期に油かすや骨粉などの有機肥料を与えるとよいでしょう。

手順

1

くわやスコップで樹冠(枝葉の茂った部分)の真下から、幹の根元までの範囲を軽く耕す。
ツツジ科の植物は、根が浅く張るので深く耕さないように注意。

2

耕した場所に腐葉土3〜5リットルと、肥料50〜100gをばらまく。
(耕した部分が直径1メートルくらいの場合)

3

腐葉土や肥料が風で飛ばされない程度に、くわやスコップで土に混ぜ込む。深さは10センチくらいが目安。
簡単な作業ですが、これをやるとやらないのでは、来年の花つきが全然違ってきます。

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