5月の作業:梅雨に入る前に

西日本ではもう梅雨入りしたところもあるとのこと。まだ梅雨入りしていない地域でも、空気中の水分がだんだんと多くなってきているのが、わかるようになってきたのではないでしょうか?

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目次

湿度が高くなると心配になってくるのが、蒸れによる葉の傷みと病害虫です。

蒸れに注意

葉がよく茂るものは、株の根元に湿った空気がこもりがちになり、葉を傷めることがあります。特に、乾燥した地中海沿岸地域出身のハーブたちにはご注意!代 表的ともいえるラベンダー、タイム、ミントはどれも湿度に弱いものばかりです。鉢自体を風通しのよい場所に置き、葉が密生している場合は葉が触れ合わない 程度に、刈り込みましょう。

病害虫に負けない植物に

病害虫が発生してから対処するのは、薬品も必要になりタイヘン!発生する前から「病害虫に負けない」強い植物に育ててあげるのが、安全でしかもカンタンなのです。今回は自然成分100%「木酢液(もくさくえき)」の使用方法をご紹介。

木酢のはたらき

木酢とは、植物を守る有用な微生物を育てるための栄養素。植物自体を強くし、病害虫がつきにくい植物に育てます。また微生物が活発になるので、土の中にいる雑菌の繁殖を抑制します。その結果、通気・水はけのよいふかふかな土に!

使用方法

1

土にかける場合…植物を元気よくするためには木酢液を500〜1,000倍に薄めます。病害虫を抑制するためには100から200倍に薄めます。ジョウロや水さしを使って、株の根元に。月に2〜3回の頻度で与えましょう。

2

葉や茎に散布する場合…木酢液を200倍に薄め(1リットルの水に5cc)、霧吹きや噴霧器でまんべんなく散布します。これを月に2〜3回行うと効果的!

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