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犬の前十字靱帯断列

転んだりした拍子に前十字靱帯断列を起こすと、突然後ろ足が着地できなくなります。骨が折れている様子はないのに脚がつけない、また薬を飲んでも治らないという場合は、もしかして靱帯が切れてしまったのかもしれません。

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目次

原因

肥満、膝蓋骨脱臼、無理な加重

十字靱帯は膝の関節内にあり、大腿骨と脛骨をつないでいます。前と後ろ2本あり、横から見るとクロスしているので十字靱帯と呼ばれます。「後ろが切れた」という話はまず聞きませんのでほとんど前の十字靱帯が切れます。この靱帯が切れると膝から下が前方にスリップします。がたつく蝶番のように膝が動くため、痛みを伴い着地できません。放置すると膝の関節のクッションの役目をしている半月板がこすれて骨同士がすれあうことも。こうなると最悪です。靱帯を切る犬のほとんどが肥満です。片足を切ってしまうと逆の脚にも負担がかかり、両方切れてしまうというパターンが多いです。こうなると立てません。

診断

レントゲンでは判りにくいため、(原始的ですが)触診が確実です。緊張している犬の場合、力が入るとスリップが確認出来ないときもあります。そんなときは麻酔をかけて検査します。

治療

3kg以下の犬の場合は手術無しでケージレストのみで治癒する事も多いです。1ヶ月ほど安静を保っても歩く様子が無いときは手術が必要でしょう。10kg以上の犬はまず手術しないと歩行は不可です。

<オードソックスな手術方法(オーバーザトップ)>

オーバーザトップという太股の筋膜を膝に移植する方法がオーソドックスな手術です。脛骨の端から大腿部の筋膜を数ミリ幅に太股の付け根まで切り取っていきテープを作って膝の中に移植しますが、たいへん面倒な手術です。ところが肥満がすごいとこれが切れる場合もあり、厄介です。

<最近のトレンドになっている手術方法>

最近のトレンドは人工のもので筋膜の代用するというものでで一時はケブラーなどがはやりましたが、現在はナイロンやテフロン製のバンドを使用するという方法があります。この利点はなんといっても手術が速いということ。開く面積も狭いので歩き出すまで早いです。通常は術後3ヶ月ほどでバンドを除去しますが、そのまま入れっぱなしの犬もいます。新しい方法としてはケイ骨の間接部位の角度を変化させるという方法も試みられています。

予防

肥満を避ける。過度の運動を避ける。

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