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犬選び参考書

憧れのワンちゃんとの生活ができるようになったら…。
あなたはどんな犬種を選びますか?どのような経路で迎えいれますか?
犬をいざ飼おうと思っても、犬種も豊富で、おっとりした子もやんちゃな子も魅力的で、どの子をお家に迎えたらいいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は自分に合った犬の選び方について考えてみたいと思います。

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目次

犬は犬種別に仕事をするために改良されることが多く、犬種によって得意不得意が異なります。
仕事のために運動能力が優れていたり、遠くまで聞こえるように大きな鳴き声で吠える力を持っていたりします。
そのため、犬種別の特性を知らずに見た目や流行だけで選ぶと、結果として人も犬も「こんなはずじゃなかった!」ということになりかねません。
過去にも、映画やドラマ、CM、タレントが飼っているなどの影響で人気になった犬種は多数存在します。
でも、その犬種が誰にでも簡単に飼えるかというと、そうではなく、流行の後に悲しい結末をたどった犬たちも少なくありません。

犬も人間も幸せなパートナーとなるために、どのような犬種で、どのような経路で迎えたらいいかを一緒に考えていきましょう。

外見で選ぶ

まずは大きさや毛の長さ、痩せ型か筋肉質か、洋犬か日本犬か…など、自分の好きな犬を見つけ、犬種図鑑で調べてみましょう。
例えば鼻が低い犬種は激しい運動を好まず、暑さに弱い子が多いなど、外見だけからでも犬の特徴がわかるケースは多いです。
雑種の場合は、外見がそのまま特徴につながるとは一概に言えませんが、柴犬に似た雑種は柴犬のように一途な性格の子が、ラブラドールに似た雑種はラブラドールのように明るい性格の子が多いように感じます。
外見にこだわらない場合を除き、血統書付きの犬を飼いたい場合や、自分が魅かれる特徴がある場合は、その犬種について調べておくことが大切です。

居住環境・ライフスタイルで選ぶ

気になる犬種がなんとなく定まったら、自分の居住環境やライフスタイルに合っているかどうかを調べましょう。
調べるポイントは「吠える量」「抜け毛の量」「運動量」などです。
抜け毛が多かったり吠える量が多い場合、近隣の方とトラブルになることもあります。
また、運動量が多い犬種なのにあまり散歩にいけない場合は、結果として無駄吠えにつながることも少なくありません。 吠える犬
特に大型犬を希望される場合は、小型犬と比べると食費・運動量・抜け毛量も多くなりやすいです。
また、しつけに自信がない場合、大型犬はリードを引く力が強い子も多いため、散歩をするだけで一苦労という場合も。
経済的にも、運動する時間的にも、充分な検討が必要です。
また、ペット可マンション・アパートも多くなってきましたが、犬のサイズや犬種の制限がある場合があります。
実際に小型であっても抜け毛の多い犬種や、大人しくとも見た目で威圧感を与える犬種が断わられた例もあります。
飼育する前に、管理会社に確認をしておきましょう。

家族構成で選ぶ

新しい家族を迎えいれるにあたり、現在の家族構成も重要です。
独身の場合は『犬との相性=本人との相性』となりますので、比較的好きな犬種を選べます。 ただ、必然的に犬が留守番することが多くなったり、運動する時間が少なくなったりするので、運動量が少なくても大丈夫な犬種を選ぶといいでしょう。

また、メインで面倒を見る人がお年寄りや子どもの場合は、力が弱くても扱えるサイズにしましょう。
温和であっても、大型犬は力が強いので、急な動きを制御するのは大変です。
大型犬を飼いたい場合は、きちんとしつけができるまでは体力のある大人がメインで面倒を見るなど、あらかじめ対策を考えておきましょう。
また、大型犬から超大型犬になると、怪我や病気をした時や老齢期の介護が重労働になります。医療費も体重につれて高くなりますので、犬が病気にかかった時や、高齢になった時のことも考えましょう。
犬種によっては小さい子どもと相性が悪いこともあります。小さい子どもがいる場合は、性格が穏やかな犬種を選ぶといいでしょう。
子どもの希望で飼う場合、子どもが成長するにつれて忙しくなり犬の世話をしなくなった…というのもよく聞きます。
子どもにきちんと面倒を見るようにあらかじめ約束させると同時に、子どもが忙しくなったら大人が面倒を見るという気持ちで飼育を始めましょう。

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犬と一緒にしたいことで選ぶ

犬を飼ったら、どんなことをしたいか考えたことはありますか?
癒しを求めるコンパニオンとして共に生活を楽しむほか、キャンプに出かけたり競技会を目指すなど、楽しみは色々あるでしょう。
犬種には、おのおの『作出目的』というものがあります。愛玩用なのか、狩りのためなのかなど、作出目的によって犬達の得意とすることが異なっています。
あなたがしたいことがある場合、それに合う犬種を選ぶことが大切です。
気になる犬種を見つけたなら、その犬がどういう経緯と目的で作出されたか、環境適応力や運動能力などを充分調べてください。

犬の入手経路

犬の入手経路は、ペットショップ、ブリーダー、保護施設、知人からの譲渡などがあります。
ここでは、入手経路別に特徴を紹介していきます。

◆ペットショップ◆

多くの人がペットショップで可愛い子犬を抱いたり、店内を散歩している様子を見てかわいい!と思ったことがあるでしょう。 しかし、それで衝動買い…というのは避けたいところです。

ペットショップで購入をするときは、2つのチェックポイントがあります。
まずは、先にご紹介した『犬種を確認すること』。
次に、『そのショップが自分の一生のパートナーを迎えるのにふさわしいか』。
ショップがふさわしいかどうかを見るには、ショップの店員さんがその子犬のことをきちんと知っているかを確認します。
子犬は規模の大きな繁殖場から来る子も多いため、親犬の情報が乏しく、成長後の性格や遺伝的に発生しやすい病気の予測が難しくなります。
そのために、飼ってからこんなはずではなかったと後悔するケースもあります。
そのため、ショップで購入する際も、親犬の情報はできるだけ多く教えてもらうといいでしょう。
ショップにはアドバイザーがいるところも多いですが、それぞれの犬種に精通した人がいるとは限りません。
きめ細やかなアフターフォローを希望する場合はブリーダーさんから直接購入することをおすすめします。
ペットショップでは売れ残らないよう可愛く見える期間を多く得るため、乳離れもやっとな子犬が店頭に出されます。
2012年の8月に動物愛護管理法が改正され、子犬を欧米並みの生後8週齢までは親犬から離さないという禁止期間が盛り込まれましたが、激変緩和措置として向こう3年までは生後45日で離すことが認められています。
親犬から離すのが早過ぎると成犬になってから、吠える・突然攻撃的になる・他の犬と仲良く付き合えないなどの問題行動が現れ、矯正も難しいケースが多いです。
子犬はかわいいですが、少し成長した子のほうが他の子犬と社会生活を送って社会性が身についている場合もあります。 購入を決める前に今一度考えてみましょう。

また、血統書付きや、チャンピオンの子という点をアピールするショップについて考えてみましょう。
基本的に公認犬種に血統書は付きものです。
血統書付き=すごい犬だと思われがちですが、血統書は3世代前の先祖の情報が記載された、人間でいうと戸籍のようなもので、畜犬団体に申請すれば有償で発行されることになっています。
チャンピオンは犬種の基準を満たしていることが必須条件になりますが、チャンピオンにもランキングがあり、各国で上位に入る犬の子が、一般的なショップに出回ることはほとんどありません。
血統書やチャンピオンの肩書きは、あくまで証明用として考えておくといいでしょう。
血統書やチャンピオンの肩書きだけでライフスタイルや相性の合わない子を購入してしまい、人間も犬も不幸になるようなことのないように気をつけましょう。
自分が本当に求めているのはベストパートナーになる愛犬なのか、ショードッグとしてすぐれた血統の犬なのか、購入する前に今一度考えてみるのもいいですね。

◆ブリーダー◆

ブリーダーに出会う方法としてお勧めなのは、愛好クラブやサークルに参加してみることです。
犬種ごとの愛好クラブやサークルは各地にあるので、気に入った犬種が決まっている場合はインターネットなどで検索してみましょう。 活発なクラブではオフ会などを開いているところが多いので、参加を希望すれば快く受け入れてくれます。

実際に若い犬から老犬まで、いろいろな世代の犬を見て、飼っている人たちに質問してみましょう。
良いブリーダーも、そこで紹介してもらえます。

良いブリーダーの例として、シリアス・ホビー・ブリーダーと呼ばるブリーダーがいます。 犬の販売で生計を立てていない、まったくの趣味で活動している人達です。 犬で得たお金は、犬のためのみに使われます。
その犬種について多くを学んでいるので、どんな質問にも答えてくれますが、本当にきちんと飼えるのか、犬について学ぶ意欲があるかなど、譲られる側にも熱意や知識などを質問されます。
お金さえ出せば譲ってもらえるわけではありません。

彼らの目的は犬種の保護と健全な個体の継承です。繁殖は計画的に行なわれるので、子犬がいないことの方が圧倒的に多く、場合によっては子犬を譲ってもらうのに1年以上待つこともありますが、心身共に健康な子犬が入手でき、一生涯フォローしてもらえるので安心感が違います。 欧米では店頭で犬を売ることはしておらず、ほとんどがブリーダー経由になっています。

一方、まったくの素人で、可愛いから、儲かるからなどの動機で繁殖を行なうバックヤードブリーダーと呼ばれる人たちも存在します。 血統書を読み解くなど犬種に対する知識も乏しく、組み合わせとしてふさわしくない交配を知らずに行なっていることもあります。
ひどい場合は親犬や生まれた子犬に遺伝性疾患がないか調べることもしません。
そのようなブリーダーに当たらないためには、ブリーダーに『股関節は大丈夫ですか?』など、その犬種に発生しやすい症例を尋ねてみるといいでしょう。 きちんとした対策を教えてもらえない場合は、注意が必要です。

禁忌とされる色の組み合わせもあります。
そのような知識を持っているブリーダーか見極めるには、 購入する側にも犬種に対して多少の勉強が必要です。

◆保護施設や保健所から譲り受ける◆

保護施設とは、様々な事情で飼えなくなってしまった犬を引き取り、斡旋しているボランティア団体、NPO法人のことを指します。
保護施設や保健所、自治体など多くの団体が各地で譲渡会を開いています。犬種にこだわりがない場合、そのような譲渡会から譲り受けてはいかがでしょうか。

譲渡会にいる犬の多くは成犬ですが、性格、病歴などの情報が多いので、子犬から飼育を始めるよりも、相性やライフスタイルという面で重視できるのが特徴です。
特に、生後1~2年の子犬はやんちゃなため、しつけ初心者ではなかなか大変な場合もあります。
そのようにしつけ初心者には、しつけが入っている成犬のほうがおすすめな場合もあります。

成犬は慣れないのでは?と心配される方も多いですが、愛情をもって接すれば打ち解けてくれます。
心配な場合は、保護施設の場合はあらかじめ犬の性格を聞くことができるので、人見知りの少ない子を選ぶことも可能でしょう。

ただ、保護施設や保健所、自治体から譲り受ける場合でも、避妊去勢代の費用を求められる場合がありますので、安く手に入る…といった考えで譲り受けるのは考え物です。
あくまで、パートナーを見つけるための候補として譲渡会を利用しましょう。

保護施設の中には実際に飼えるか試すことのできるトライアル期間を設ける団体もあります。
譲渡後も、保護施設であれば何かあれば親身に相談に乗ってくれるので安心です。

盲導犬協会からは、現役を引退した盲導犬や、盲導犬になれなかった犬の里親を募集することがあります。
人間のために働いてくれた犬を、今度は人間が癒す立場になることができます。 感謝の気持ちが生まれ、より愛しく感じることでしょう。

日本国内では、年間約10万頭の犬が殺処分されています。ショップやブリーダーから犬を購入する前に、保護施設という選択肢も考えていただければと思います。

◆知人からの譲渡◆

知り合いや人を介して犬を譲ってもらう場合、繁殖や避妊去勢、飼育方法に関すること、飼えなくなった場合や、犬の返還を求められた場合にどうするかなど、起こりがちなトラブルに備えて、きちんとした譲渡契約を結んでおいてください。

実際にお迎えするにあたって

◆避妊去勢代の費用◆

飼ってからは餌代・身の回り用品・予防接種・フィラリア予防薬・去勢避妊手術代・怪我や病気をしたときの治療費・薬代などの出費が発生します。 不測の事態に備えて愛犬用の貯えを心がけてください。ペット保険に入るのもお勧めです。
一例として、大型犬の一部でかかりやすい胃捻転では、早期発見でも20万円以上、症状が進んでからの手術ですと50~80万円程度かかります。 お金が用意できなくて手術を諦め、安楽死させてしまう飼い主もいますので、どうか無理をせず身の丈に合う犬を選んでください。
犬は一旦飼えば、10数年生活を共にすることになり、小型犬のなかには20年を越す長生きな犬もいます。
最後まで責任をもって飼えるか充分に検討し、素敵なパートナーを見つけて、楽しいドッグライフを迎えてください

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