自宅でシャンプー

猫にシャンプーをしようとしても、嫌がる猫は多いのではないでしょうか?しかし、猫のシャンプーはノミ・ダニの対策や皮膚の病気の治療として効果的です。今回は猫が嫌がらないような猫のシャンプーのやり方やブローのおすすめの仕方など、自宅でできるシャンプーのお手入れ法をご紹介します!

Original.png?jp.co

目次

    自宅でシャンプー

    写真

    猫にシャンプーをしようとしても、嫌がる猫は多いのではないでしょうか?
    今回は猫が嫌がらないような猫のシャンプーのやり方やブローのおすすめの仕方など、
    自宅でできるシャンプーのお手入れ法をご紹介します!

    1.シャンプーの前に

    汚れを落としやすくするため、毛のもつれなどをとかしておきます。
    ブラッシングについては「自宅でブラッシング」をご覧下さい。

    <体を濡らす(シャンプーの前に)>
    後ろの方からお湯をかけます。お湯の温度はぬるめに。水がはじかないようにシャワー口は地肌に近づけて流します。

    写真

    <ワンポイントアドバイス>
    水音に注意!
    ・ネコは音に敏感なので、シャワーを出した時の「シャーッ」という音はネコが怒った時の威嚇の声「シャーッ!」と同じ音の高さなので、猫が嫌がって逃げてしまいます。
    かけるお湯は”チョロチョロ”がいい!
    ・お風呂に連れて行く前にお湯を出して音に慣れさせておくことが大事です。

    頭を洗う時は耳を手でおさえて
    ・ゆっくりとお湯をかけます。
    ・目・鼻にはお湯を入れない!
    目は特にデリケートな部分なので要注意!

    写真

    2.シャンプー

    ネコはオイリーなのでシャンプーは2度洗い、リンスはしなくてもOKです!
    (1)前洗い
    (2)本洗い

    シャンプーをする前に、まずは温かいシャンプー液をつくります。シャンプーにお湯を入れるなどして人肌くらいの温度にあたためます。
    →シャンプー液をかけたとき、ネコがビックリしないようにするため。

    【前洗い】
    シャンプーを全体にかけて、まんべんなく体に軽くなじませてから一回流します。

    写真

    【本洗い】
    洗い方の順番は、頭→体→足→しっぽの順番に洗っていきます。

    写真

    写真

    【洗い方】
    もみ洗いをするように、両手を使って毛の流れに逆らって洗います。
    爪を立てないで、手でブラッシングするイメージで、手のひらで確かめながら洗っていきます。手のひらが滑らかな手触りだったらOK。

    写真

    洗う時は、ネコの骨にあたらないように注意しましょう。
    特に手の甲あたりが猫は苦手のようです。

    ネコを怒らせないように、あまりしつこく洗わないのもポイントの一つ。

    3.すすぎ

    【すすぐ順番】
    頭→体→足の順番に上から下へ流します。
    すすぎ方については、シャンプーの前にを参考にしてください。

    写真

    【念入りにすすぐところ】
    お腹の毛と背中の毛との境目はシャンプーがたまりやすいところなので注意しましょう。毛の間にたまったシャンプーを充分に洗い流します。猫を動かすのではなく、自分の体をネコに合わせて動かすようにするとネコもあまり嫌がらず、スムーズにできるかもしれません。

    写真

    4.ブロー

    【タオルドライ】
    乾かす時間が短くてすむので、タオルで水気はふき取ってあげるように、念入りによく拭いてあげます。

    写真

    【ドライヤー】
    基本的に猫はドライヤーが苦手なので、普段から音には慣れさせておきましょう。またブラシを使うと骨に当たり、猫が嫌がる可能性があるので、手ぐしをしながら乾かしてもOKです。

    写真

    <ワンポイントアドバイス>
    ・火傷をしてしまう恐れがあるので、ドライヤーは30センチ以上離して乾かしてください。
    ・毛並みに合わせるようにドライヤーを当てていきます。
    ・乾かすのを嫌がって猫が逃げてしまった時は諦めずに乾かしましょう。乾かさないと、体が冷えて風邪を引いたり、毛玉の原因になることもあります。

    【仕上げのブラッシング】
    残っている毛を取ってあげるようにブラッシングをして完成!!

    <その他ワンポイントアドバイス>
    ドライヤーの時など、猫をのせる台があると作業がしやすいのでおすすめです。
    理由は・・・
    ・飼い主の姿勢が悪くなる。
    ・逃げられやすくなる。
    ・ネコの恐怖心をあおるなど。
    (上から押さえ付けるようになってしまうので)
    一番のポイントは、ネコをなだめすかしつつ、ネコとの駆け引きをうまくやることです。

    最後に

    猫のシャンプーはノミ・ダニの対策や皮膚の病気の治療として効果的です。なるべく猫が嫌がらないようなシャンプーやブローのやり方でお手入れを行っていきましょう。

    おすすめコンテンツ

    (監修 「金目銀目」の店長 門田さん、愛猫 トン子)

    clear

    カテゴリー