第13回 夏の水分補給について

暑い季節、飲み物が欠かせませんが、普段はどのようなものを飲んでいますか?清涼飲料水と呼ばれるものの中には糖分が多いものもあります。今回は夏の水分補給についてお話します。

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目次

暑い日が続きますが・・・

皆さん、体調管理はしっかりやってますか?
暑い日が続くと熱中症に気をつけないとダメですが、その熱中症の対策として

1.水分をこまめに摂る
2.日中はあまり出歩かない
3.日差し対策(日傘や日陰など)
4.冷房や扇風機を上手に使う

などが挙げられます。
今日は、その中でも1の水分のとり方について書いていこうと思います。

喉が渇いたからと言って・・・

暑い日が続いて汗をかいたり、体に熱がこもってくると、水分補給をしなければいけません。
その際に気をつけていただきたいのが、「清涼飲料水」です。 この清涼飲料水の飲み過ぎで、「ペットボトル症候群」という症状に陥る人が急増しているそうです。 清涼飲料水の中には、かなりの量の糖分が含まれています。 500ml入のペットボトルでのコーラや他の炭酸飲料、ジュースの類は、角砂糖で15〜18個分。 スポーツドリンクでも8〜9個分の糖分が含まれています。

暑かったり、スポーツをした時に、のどが渇いてがぶ飲みしてしまう

大量の糖分をとると、血液中のブドウ糖が増えて血糖値があがる。

血糖値が高くなると、またノドが渇いて清涼飲料水を飲む。

さらに血糖値が高まる。

というように、この流れを繰り返てしまう状況に陥るのです。 この状況が続くと、いずれ糖尿病になってしまいます。
また、血糖値が上がった際に、その値を下げるためにすい臓からインスリンが大量に分泌されます。 その為に、逆に低血糖状態(機能性低血糖)になり、体がダルくなったり、疲れやすくなってしまいます。 さらに、血糖値を上げようと、脂肪を燃焼させることで、イライラしたりキレやすくなったりもするそうで す。
コーラやその他のジュースを飲まずに、スポーツドリンクを飲んでるから大丈夫と思ってる方も多くいらっしゃると思いますが、スポーツドリンクにもさっき言ったとおり、角砂糖8〜9個分の糖分が入っていますから、飲み過ぎには充分気をつけてください。
のどが渇いたときは、がぶ飲みせずに、こまめに水分摂取することが大切です。
また、糖分の入った飲み物の取りすぎにも注意しましょう!
のどが渇いた時は、やっぱり水が一番なんですね。

松橋紘平(マツハシコウヘイ)
・1976年12月13日生まれ
・体育大学に進学し、解剖学・運動生理学などの基礎を学び、 平成18年柔道整復師免許取得
まつはし整骨院:宮城県仙台市太白区

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