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阿部絢子先生が教える秋掃除講座

冬の大掃除より秋の大掃除を推奨する、生活研究家阿部絢子先生が教えるお掃除講座。

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目次

大掃除といえば年末・・・とお思いの方が多いと思いますが、実は、秋は大掃除に大変適した時期なんです。では、なぜ秋は大掃除に適しているのでしょうか。秋の大掃除のコツをメディアでご活躍中の生活研究家、阿部絢子先生が教えてくれました。

阿部絢子 プロフィール

生活研究家・消費生活アドバイザー
1945年新潟県生まれ。1967年共立薬科大学卒業後、薬剤師として洗剤メーカーに勤務。フリーライターとして活躍、1980年より銀座松屋で「消費生活アドバイザー」として消費者の相談にあたる。日本大学理工学部の講師も務め、欧米の環境問題に取り組み、家庭廃棄物処理の実態生活調査などを体験している。
料理や家事など生活全般にわたる豊富な知識と合理的なアドバイスで、メディアや執筆活動などで幅広く活躍中。

著書に『モノを整理してスッキリ暮らす』(大和書房)、『家事名人の生活整理術』(講談社)、「快適に暮らす小掃除術」(集英社)、『覚悟の片付け』(NHK出版)など多数。
阿部絢子

■秋に大掃除をおすすめする理由

大掃除はまとめて年末に・・・そう思っている方はいらっしゃいませんか?実は、大掃除は秋が一番適したタイミングです。その理由は三つあります。

1.夏についたばかりの汚れは落としやすい。
夏は、温度も湿度も高いため、カビ・バクテリア・雑菌が繁殖しやすい環境。人間も発汗や老廃物の排出が多く、必然的に家に汚れの元が蓄積しやすい季節です。 カビや雑菌は、人の汗や、食べかす、皮脂などの老廃物を餌にして繁殖を繰り返しています。
雑菌は繁殖の際に、嫌な臭いのするアンモニアなどを排出しています。
それゆえに、臭いの元=汚れも多い時期となっています。
これらの汚れが広がったり、繊維の奥深くまで入り込み、汚れが落ちにくくなるのです。 そして、年末まで大掃除をしないでいると、汚れが落ちにくく、臭いもひどくなり、 結果的に掃除がさらに大変になります。

2.秋はダニによるハウスダストが一番多い季節
7月から9月はダニ発生のピークで、秋にはダニの死骸と糞が混じったハウスダストの量が急増します。
冬まで溜めておかずに、秋のうちにアレルギーの原因であるハウスダストを掃除したいものです。

3.暑さも落ち着き水も冷たくない季節
体を動かしても、夏のように暑すぎることもなく冬の冷たい水でもなく、辛い思いをすることもありません。また、冬よりも洗濯物が早く乾きます。

今回は、そんな秋の大掃除のポイントをご紹介します

玄関

臭いの原因は・・・靴!

玄関の臭いの原因は、靴の湿気と靴に染み込んだ汗に雑菌が繁殖したためです。

臭いを取るには、コーヒーかすをガーゼに包んで靴の中に入れておくだけ。
コーヒーかすには、表面の小さな穴が多数開いており、臭いを吸収する性質を持っています。

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リビング

臭い原因は・・・ゴミ箱!

ゴミを捨ててもなんだか臭う・・・そんな経験はありませんか?ゴミ箱の中は湿気でカビが生えていたり、汚れが付着して雑菌が繁殖しているため臭いがでる場所です。
ゴミ箱の臭いを解決するには、キッチン用漂白剤を水に薄めて、それで絞った雑巾でゴミ箱をよく拭くことです。漂白剤には消臭と殺菌の効果があります。 なお、ゴミ袋が汚れにくいように、ゴミ箱にビニール袋をセットする前に、下に新聞紙をひいたり、ゴミ袋を二重にセットするのも臭い防止に効果的です。

キッチン

臭いの原因は・・・排水溝!

排水溝を掃除しても、三角コーナーを掃除しても、ゴミがなくても臭いがとれない・・・ その原因は、排水溝のゴミ受けの下にあるお椀型のトラップにカビとバクテリアが繁殖しているためです。

トラップの汚れを上手に落とすには、ドライヤーで熱風を当てる事です。
熱風にすることでトラップが乾き、汚れが落ちやすくなります。乾いた後は水で洗うだけですっきり、キレイになります。

タンス

臭いの原因は・・・長く仕舞っておいた衣類!

タンスの中が何か臭うという場合は、長く仕舞っておいた衣類についていた湿気に雑菌が発生し、臭いの元となっています。 臭い取りには、タンスから出した衣類を浴室に一晩吊るしておくだけです。湿気が衣類に吸着し、臭いの元と結合して熱で気化され、臭いはなくなります。浴室に干すことができない場合、霧吹きで湿気をかけてから部屋に干しておいてもいいでしょう。 ※湿り気を残したまま収納しないで下さい。

      

ダニの死骸や糞が多い場所 ワースト10

【10位】スリッパ

靴下に付着した死骸や糞が付着したり、床と摩擦することで静電気が発生してハウスダストが付着しやすくなっています。 こまめに洗濯するか、洗濯ができない場合はミョウバン水を吹きかけたり、日の光に当てて外干しするようにします。

【9位】カーテン

カーテンには空気中のハウスダストが吸い寄せられて吸着しています。 本来は丸洗いするのがいいのですが、頻繁にするのが難しければ時々なでるように掃除機をゆっくりかけるといいでしょう。

カーテンに掃除機

【8位】エアコンのフィルター

室内に舞い散ったハウスダストを吸い込んでいるので、週に1回の水洗いが大切です。水洗いが面倒なときは、掃除機がけだけでもいいでしょう。

エアコンのフィルター

【7位】フローリング

いきなり掃除機をかけると後ろから出る風で舞い散ってしまうので、 雑巾がけをしてから掃除機をかけると効果的です。
フローリングモップも手軽にできておすすめです。そのあと板のつなぎ目に入ったハウスダストを吸うためにも、掃除機がけもお忘れなく。

フローリングモップ

【6位】食品庫

食品庫には雑菌のエサになるものが沢山です。しかし、開閉の回数が少なく湿気が溜まりやすいので、しっかり換気をするようにします。除湿剤を入れておくこともおすすめです。
また、粉物は密閉容器に入れて冷蔵庫に保存するようにします。

【5位】畳

畳は湿気が溜まりやすいので天日干しをするか、 畳と床の間に缶などを噛ませて、中に扇風機で風を送ったりして乾燥させることです。
なかなか天日干などできませんので、窓を開けこまめに湿気を少なくするのが早道です。 天日干しをする際は、長時間行うと畳が日焼けして変色の原因となるので注意します。

【4位】ソファー

背面と座面の隙間は意外と汚れが溜まりやすいもの。隙間も専用ノズルを使ってしっかり掃除機をかけます。
また、ソファーは洗うことができませんが、汗や皮脂などを吸収しています。
ソファーにカバーを掛けて、カバーを時々洗ったり、お湯できつく絞ったタオルで拭いたり、布製なら、除菌効果スプレーや消毒用エタノールスプレーなどをかけることも効果的です。

【3位】カーペットの人がよく座る部分

カーペットは縦横両方向にゆっくり掃除機をかけないとダニの死骸や糞はとれません。格子状に掃除機をかけるイメージで、丁寧に1mを5秒かけて動かすように掃除機をかけます。 もし、水洗いできるカーペットなら、季節の変わり目に洗ってみて下さい。

カーペット

【2位】座布団

座布団やクッションでは、7~9月頃はダニが生きていることがあります。時々、座布団を黒いポリ袋に入れ天日干しします。ダニは50℃以上の温度が長く続くと死滅します。また、汗を吸収されているので、洗える素材の場合は浴槽に水を張り、洗剤を使用して押し洗いして退治します。

座布団

【1位】枕・布団・マットレスの頭の部分

身体の中で、皮脂を出す皮脂腺は、頭が一番多いといわれています。
その結果、枕と布団・マットレスの上部は汗と湿度、温度の条件が整い、ダニの大好きな場所になっています。

そんな場所のダニ対策には、とにかくこまめな洗濯と布団干しが一番です。

晴れた日には布団を干し、取り込む時には叩かず、取り込んだ後にゆっくりと掃除機をかけて、ダニ・ダニの糞・死骸などを吸引します。
ベッドにマットレスを使用している場合は、ときどき上下裏表を変えて、頭が触れている位置が変わるようにします。
また、枕パッドや汗取りパッドなどを使用したり、洗える枕を使用してまめに洗うのも有効でしょう。

まくら

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編集部より

秋の大掃除講座はいかがでしたか?
目には見えづらいダニの死骸や糞の溜まり易い箇所など、お掃除に役立つ情報がたくさんありましたね!ぜひ今後のお掃除の参考にしてください。
そして、寒くなる前のこの時期に、ぜひお家の大掃除チャレンジしてみてくださいね!

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