トースターの選び方

トースターは、朝食のトーストからグラタンやピザの調理まで、日常の食卓を支える便利な家電です。しかし、種類や機能が多岐にわたるため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トースター選びで失敗しないためのポイントを、「トースターの種類と用途」「ヒーターの種類と配置」「サイズと容量」「デザインと価格」の4つの観点から詳しく解説します。
目次
アイリスプラザのトースターの選び方
01種類と用途

ポップアップトースター:トースト専用で手軽に使いたい方に
ポップアップトースターは、食パンを縦に差し込んで焼くタイプで、焼き上がると自動的にパンが飛び出す構造が特徴です。 操作がシンプルで、短時間でトーストを焼けるため、忙しい朝にぴったりです。ただし、パン以外の調理には対応していないため、用途が限定されます。
オーブントースター:多用途で使いたい方に
オーブントースターは、トーストだけでなく、ピザやグラタン、焼き魚など幅広い調理に対応できる万能型です。 庫内が広く、トレイや網を使ってさまざまな食材を加熱できます。料理の幅を広げたい方や、ご家族で使う方に適しています。
スチームトースター:パンの食感にこだわる方に
スチームトースターは、水蒸気を使ってパンを焼くので、外はカリッと中はしっとりとした食感で焼き上げられます。特に、冷凍パンや厚切りパンをおいしく焼きたい方に人気です。価格はやや高めですが、トーストの仕上がりにこだわる方には最適です。
02ヒーターの種類と配置をチェック

火力と焼きムラ
トースターの火力は、搭載されているヒーターの種類や配置によって異なります。一般的には、上下にヒーターがあるモデルが多く、均等に加熱できるため焼きムラが少なくなります。高級モデルでは、遠赤外線ヒーターやカーボンヒーターを採用しており、短時間で高温に達するため、外はカリッと中はふんわりとした焼き上がりが可能です。
石英管ヒーター
最も一般的なタイプで、安定した火力で焼き上げることができます。
カーボンヒーター
熱伝導率が高く、短時間で高温に達するのが特徴です。パンの表面を素早く焼き上げるため、外はカリッと中はふんわりとした食感を実現できます。
遠赤外線ヒーター
食材の内部まで熱を通しやすく、ムラなく加熱できるのが魅力です。特に厚切りパンや冷凍パンの加熱に適しています。
スチームヒーター
水蒸気を併用することで、パンの水分を保ちながら焼き上げることができます。しっとりとした食感を求める方におすすめです。
03サイズと容量

使用人数に合わせた庫内サイズを選ぶ
トースターの庫内サイズは、同時に焼けるパンの枚数で表されることが多く、1~4枚が一般的です。一人暮らしなら1~2枚焼き、ご家族で使うなら3~4枚焼きのモデルが便利です。庫内が広いと、ピザやグラタン皿も入れやすく、調理の幅が広がります。
設置スペースとのバランスを考える
トースターはキッチンの限られたスペースに設置することが多いため、サイズ選びは重要です。横幅が広いモデルは庫内も広い傾向にありますが、設置場所を確保できるか事前に確認しましょう。縦型のスリムタイプや、奥行きが浅いコンパクトモデルも選択肢に入れるとよいでしょう。
扉の開閉方向や操作性もチェック
設置場所によっては、扉の開閉方向や操作パネルの位置が使い勝手に影響します。前開きタイプが一般的ですが、上開きやスライド式のモデルもあります。操作ボタンやダイヤルの位置も確認し、使いやすさを重視しましょう。
04デザインと価格

キッチンになじむデザインを選ぶ
トースターはキッチンに常設する家電のひとつなので、インテリアとの調和も大切です。シンプルでスタイリッシュなデザインから、レトロ調など、デザインのバリエーションは豊富です。カラーや素材感にも注目して、キッチンの雰囲気に合ったものを選びましょう。
価格帯と機能のバランスを考える
トースターの価格は、数千円から数万円まで幅があります。安価なモデルは基本的なトースト機能に特化しており、コストパフォーマンスに優れています。一方、高価格帯のモデルは、スチーム機能や温度調節、自動メニューなどの高機能を備えており、料理の幅が広がります。自分の使い方に合った機能が備わっているかを基準に、価格とのバランスを見て選びましょう。
長く使うための耐久性と保証も確認
価格だけでなく、耐久性やメーカー保証の有無も重要なポイントです。頻繁に使う家電だからこそ、しっかりとした作りで長く使えるものを選びましょう。保証期間やアフターサービスの内容もチェックしておくと安心です。
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