日々の料理は一人で作るより家族みんなで作れたらどんなに楽しいことか!
我が家では、家族みんなが積極的にキッチンに入れるよう収納を少し工夫しています。
料理は1日に何度も発生する終わりのない家事仕事です。
分担して作ってもよし、お手伝いできる年齢の子には積極的に手伝ってもらうのもよし!
そのためには、キッチンにあるものがわかりやすく使いやすい場所に収納されている必要があります。
今回は家族とともにみんなで料理を楽しめる、そんなキッチン収納の工夫についてお伝えいたします。
1:使うべき場所に使うものを収納しよう!
シンクの下にザルやボウルや掃除道具、コンロの下にはフライパン、調理スペースの近くに調理ツールと食器。
使いたい場所の近くに使うものの収納場所を確保しておけばとてもわかりやすいですし、作業に取り掛かりやすいものです。
何度も出し入れするキッチン雑貨を最短時間で取り出し戻すにはどこが最適の場所なのか、今一度キッチンにあるものの指定席を確認してみましょう!
2:取り出しやすく、増えすぎないよう工夫しよう!
カトラリーや調理ツールなどは数が増えやすく、たくさんあると目的のものを取り出すのが大変になりがちです。
数が増えやすいアイテムに対しては、種類別に小分けして収納することで目的のものをすぐ見つけて取り出すことでわかりやすさをアピール!どれがどのくらいの量あるのかわかることで、もっと欲しいという物欲を抑えることができますよ。
不安定な形のものが多い調理ツールは、使用頻度が高いものと低いものに分けると格段に使いやすくなります!
使用頻度が高いものはコンロ周辺の取り出しやすい場所へ、使用頻度の低いものは空いたスペースに入れればOK!
我が家では、シンク下の引き出し奥に専用の場所を作って立てて収納しています。
食器類の中でもお皿は増えやすいアイテムです。
食器棚や引き出し内でここに入るだけと決め、収納エリアを限定すれば増えすぎることはありません。
お皿は立てて収納し、取り出しやすく戻しやすい仕組みを作っておきましょう。
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3:ラベリングで誰もが分かりやすく戻しやすく!
ボックス収納しているものには、中身がわかるようラベルを貼りましょう。
詰め替えた調味料などにもラベルを貼って中身を明記!
中身がわかることで探し物がなくなり、誰もが使いやすいキッチンになります。
また戻す先もハッキリしているので出しっ放しを減らすことにも繋がります。
ラベルは家族全員がわかるよう、見やすいものにしましょう。
日本語表記がやっぱり一番分かりやすい!英語が苦手ならなおさらです。
文字が見えにくくては本末転倒。大きくハッキリとした大きさで見やすさもぜひ考慮してください!
4:家族みんなを巻き込んで調理や準備を手伝ってもらおう!
最近主流のオープンキッチンなら、家族みんなを巻き込んでの調理も可能です。キッチンに抵抗なく入れるため調理のハードルも下がるのではないでしょうか。
料理自体に抵抗感を感じてしまう家族には、食器を洗ってもらったり運ぶのを手伝ってもらったりとキッチンに自然と馴染むところから始めてみましょう。
包むだけ、切るだけとお願い事項は簡単に。
そのうち炒めたり焼いたりするだけといった簡単なところからでも手伝ってくれたら嬉しいですよね。
お料理は大変なのではなく、楽しみながらできる作業なんだと思ってもらえれば参加しやすくなるのではないでしょうか。
さいごに
我が家では、結婚当初料理が一切出来なかった主人がいまでは包丁を使えるようになり、切る焼くくらいはできるようになりました。
食器は率先して洗ってくれます。
子供達は小さなうちから配膳を手伝ってくれており、包丁を使ってはんぺんを切ってくれたりもしていました。
大きくなり、小学校の家庭科で調理実習をした際は、すぐ同じメニューを自宅で作れるよう材料を準備していました。
いまでは抵抗なくキッチンに入って簡単なものを作れるまでに成長しています。
いつも決まった場所に決まったものが収納されていればさほどモノで乱れることもないので、キッチンに入りやすい雰囲気が生まれるのではないでしょうか。
使いやすさや見つけやすさから自然と料理をやろうかなという気になってくれたら嬉しいですよね。
収納を整え、ぜひ家族みんなで料理を楽しんでいただけたらと思います。
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大木聖美さん プロフィール
-
- 取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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