我が家では「ご飯だよ」と家族に声をかけた時点で、ダイニングテーブル上にはまだ何も置かれていません。
そこからその場にいる家族全員でテーブルセッティングをします。
ひとりでやると時間のかかる配膳も、みんなでやればあっという間に準備完了!
片付けも、然り。
今回は食事の支度にかかる配膳について、スムーズに行える収納の工夫と家族への声掛けについてお伝えいたします!
1:配膳をラクにするトレイは出しっ放し収納で!
一度にたくさんのものを運ぶことができるトレイを使うと、配膳がスムーズに行えます。
我が家では、家族みんなで使うトレイはキッチン入ってすぐのところに常備。いつでも誰でもすぐ手に取れるよう、トレイスタンドに立てて出しっ放し収納にしています。
?ワンアクションにすることで、冷蔵庫の中のものを乗せたりコップを出したりといった次の動作にすぐ取りかかれるようにしています!
そんな冷蔵庫はすぐ右手にあり、トレイを用意しながら開けれる距離にあります。
コップやカトラリーなどはすぐ下の引き出しが指定席なので、こちらもトレイを準備しつつ取り出せるように。
「そこに立てばすぐに配膳の準備ができる」
そんな場所を作るだけで、スムーズな配膳に一歩近づきますよ!
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2:カトラリーは一目でわかるように収納!
フォークやスプーン、箸といったカトラリー類は種類別に分けてわかりやすく収納することで家族みんなが各自で準備しやすくなります。
どこに何が、どのくらいあるか家族全員が把握できるように収納を工夫してみましょう。
種類別に分けることで目的のものをサッと取り出すことができますし、片付けも定位置に戻すだけなのでとてもラクになりますよ。
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3:よく使うお皿はまとめて一箇所収納で!
よく使うお皿はまとめて一箇所に収納することですぐお皿を選ぶことができ、調理後の動作がラクになります。
そんなお皿の収納場所は、コンロや調理台のすぐそばにある引き出しや棚がオススメ。
調理から盛り付けまでをほとんど動かずに済ませることができます。
全て立てて収納することで、目的の大きさのお皿をすぐ取り出すことができて便利です。
市販のディッシュスタンド を使うほか、書類を立てるファイルボックスなどを使ってもお皿を立てて収納することができます。
最近多いカウンターキッチンなら、そのままカウンターに置いて家族に運んでもらえば配膳まで一歩も動かずに済みますね。
カウンターとテーブルの距離が近ければなおさら配膳がラク!
ラクなら家族も面倒臭がらず手を貸してくれるのではないでしょうか。
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4:配膳は担当を決めずその日その場の動きで「選ぶ」!
我が家では配膳の担当を決めていません。
箸を準備する人、コップを出して運びお茶を注ぐ人、カウンターに並んだ料理を運ぶ人。
その場にいる人がやれることを見つけて協力しながら準備するようにしています。
やってもらいたいことを命令口調で指図するのではなく、具体的な内容で伝えるように心がけています。
食事の支度にはどのような動作が必要なのかを家族全員が知っておくことで、今やるべきことは何かそれぞれが判断できるようになります!
さいごに
配膳と同様、片付けも家族全員で行えばなんとも早く済んでしまいます!
食べ終わったものは、各自でシンクに運んでもらいましょう。
調味料や漬物、お茶ポットなどはトレイを使えば一度に片付けることができます。
家族全員で配膳することが当たり前になれば、配膳がとてもラクになります!
そのために、「あれどこ?」と言われないようモノの定位置はキチンと決めておきたいですね!
また面倒くさくならないよう、近くに必要なものを収納するということが大事です。
スムーズな配膳になるために、収納場所や家族への声掛けをぜひ考えてみてくださいね!
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大木聖美さん プロフィール
-
- 取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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