花苗の選び方・植え替え方

今回は花苗を選ぶポイントと植え替え方のポイントをご紹介。花苗を手に入れたら、お気に入りの鉢に植え替えて、もっとガーデニングを楽しんじゃいましょう♪

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目次

春爛漫♪街には色とりどりの花たちが所狭しと並び多くの人の目を喜ばせてくれています。

自分の家にもお花を飾って楽しみたい!」とお店に足を運ぶ人も多いのではないでしょうか?


今回は花苗を選ぶポイント植え替え方のポイントをご紹介。

花苗を手に入れたら、お気に入りの鉢に植え替えて、もっとガーデニングを楽しんじゃいましょう♪

花苗を選ぶポイント

お店で花苗を選ぶ時は、まず手にとって、根元をみます。

少し揺らして根元がぐらぐらしていないものを選びましょう。


花丈が間延びせず、しまっているもの、葉が四方に茂っているものが良い苗です。

同じ花で花丈が違う場合には、葉の茂り具合と花芽の数を見比べてみて、どちらも状態が良いものを選んでください。

必ずしも大きいものが良い苗ではないのでご注意を!


葉の裏に害虫がいないか、葉に細かい斑が出ていないか、 白い粉がふいたようになっていないかなど、確認します。

表面の土の状態も見て、カビなどが発生していないか確認してください。

植え替え

 用意するもの 


●お好きな花苗
●鉢(ポット苗より一回り大きいもの)
●ゴールデン粒状培養土
●スコップ(土入れ)
●ジョウロ


ここでは培養土に『アイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土』を使用します。


ゴールデン粒状培養土は水はけがよく、植物の生長に欠かせない栄養素がしっかり含まれていますので、植え替え時に鉢底石や肥料を使用しません。

他の培養土を使用する場合は、鉢底石や置くタイプの肥料を用意してください。

ゴールデン粒状培養土 5L
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植え替え手順

花苗の選び方・植え替え方 手順1
@植え替える鉢について
植え替える鉢は花苗より一回りか二回り大きなものを選びましょう。 今回は鉢底がメッシュ構造のプラスチック製鉢ですのでそのまま使用しますが、素焼きの鉢など、鉢底に穴があいている場合は鉢穴に鉢底ネットを置いて土の流出と害虫の侵入を予防しましょう。
植木鉢はこちら
花苗の選び方・植え替え方 手順2
A下土入れ
下土を入れます。下土の上に花苗を置いた時に、苗の根元の高さが鉢の縁から3cmくらい下になるように、培養土を入れてください。
花苗の選び方・植え替え方 手順3
B鉢底石
ゴールデン粒状培養土以外の培養土を使用する場合は 水はけをよくするために、鉢底石を底が見えなくなるまで入れましょう。
鉢底石はこちら
花苗の選び方・植え替え方 手順3
C黒ポットから外すときは
花苗を黒ポットから外す時は、ポットの下をつまんで花苗を浮かせて、手で花苗をおさえながら逆さにしてはずします。 (花をひっぱるようにしてはずしてしまうと、根の張りにダメージを与えてしまうのでやめましょう。)
花苗の選び方・植え替え方 手順5
D土を入れる
根を傷つけないように花苗を鉢の中に入れて、花苗のまわりに土を入れます。
花苗の選び方・植え替え方 手順6
E土の量に注意
培養土は鉢いっぱいに入れずに、水やりの際に土が流れ出ないように、鉢の縁から2cm程度余裕を残して入れましょう。
花苗の選び方・植え替え方 手順7
F水やり
植え替えが終わったら、鉢底から水が出てくるまでしっかり水やりをします。
花を置く場所は、日当たりがよい場所、半日陰、日陰、また雨がかかる場所、雨のかからない軒下など、植えた花によって好む場所があるので、考慮して置くようにします。
他の花を一緒に寄せ植えする場合には生育に適した場所が似ているものを合わせるといいですね。

使用したアイテムはこちら

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ゴールデン粒状培養土は「粒状」なので、植え替え時の作業もラクラクです。ぜひ一度試してみてくださいね!
次は、水やりなどの管理方法をご紹介します。

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水やり・追肥

水やりのタイミング

水やりの基本は「乾いたら与える」。

土の表面が乾燥してきたら鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えます。


でも、見た目だけで乾燥しているのかどうかを判断するのは不安ですよね。

日陰に置いてある植物は意外と乾燥するまでに時間がかかります。

土の中に人差し指の第1間接までを入れて、水分を感じなければ水やりのサインです。土の表面が濡れる程度ではなく、鉢の中全体に水が行き渡るようたっぷり水やりします。


また、水やりは早朝または夕方に行いましょう。

日中の暑い時間に水やりをすると、強い太陽の光で水の温度が上がり植物の根を傷めてしまいます。

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乾くと表面が白っぽくなるので、タイミングがつかみやすいです。 写真の点線より右が水やり前、左が水やり後です。

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鉢受け皿に水を溜めない!

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鉢の受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。受け皿に水が溜まったままだと、水切れが悪くなり土の中の空気が不足して根ぐされをおこしてしまいます。

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追肥について

花が次々開花している場合には、植え替え後10日位から、液肥(水やり3回に1回くらい)や固形肥料を株元からはなして数個置きます。


固形肥料は指でつまんで崩れるくらいになったら、新たにあげるようにします。

肥料はあげすぎると、虫がつきやすくなったりするので注意しましょう。

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花が咲き終わったら

花が咲き終わったら

花を長く楽しむためには、花がら(咲き終わっても散らずに残っている枯れた花)をこまめに取り除くようにします。

花がらをそのままにしておくと、種をむすぶのに栄養をとられてしまうので、花つきが悪くなります。

また、花がらや枯れた花をそのままにしておくと、そこに水がかかるとカビの原因になるので、取り除くようにしましょう。


花丈が伸びすぎてしまった場合には、剪定をします。ハサミで、花芽を残すようにして茎を切ります。

適宜剪定をすることで、株がしっかりまとまり、花も長く楽しめます。

農薬を使わない病害虫対策

幼虫など虫を見つけてしまった場合、手で取るのが一番確実ですが、大変ですよね。

虫が小さすぎて取ることが難しいのも現実です。


まず、葉の状態等をみて虫を確認した場合は、周囲の花鉢から離すようにします。

ハダニの場合には、葉裏にいることが多いので、シャワーで葉裏に当たるように水をかけます。


アブラムシの場合には、牛乳を水で薄めてスプレーすると、牛乳の膜でアブラムシが窒息するので効果的です。多く発生している場合には、バケツに水を張り、鉢ごと数分沈めてしまうのも効果が高いです(付いていたアブラムシが花からとれます)。

また、アブラムシは光を嫌うので、鉢の下に銀マルチや銀テープを敷くのも対策のひとつです。

200倍くらいに水で薄めた木酢液を適宜散布するのも、予防になります。

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