第2回:スコップ

第1回では、「プランター」についてご紹介しましたが、プランターに土を入れなければ何も始まらない!
ということで、第2回の今回は土いじりには切っても切れない存在の「スコップ」をご紹介します。

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目次

スコップの種類と使用用途

一口にスコップと言っても、サイズや使用用途によって様々な種類が存在します。ここでは、どんなときに どのスコップを使うのが最適なのか、代表的なものをいくつか種類別に見てみましょう。

■種類:シャベル(ショベル)

【特徴】主に広い面積の土を耕すときに使用します。先が尖っているので「剣スコップ・剣シャベル」などとも呼ばれます。畝立てをするときや、土起こしの際に土の固まりを砕くのに必須のアイテムです。また、土の中深くに埋まった根菜類を収穫するときなどにも便利です。
スチール製のものよりは多少高価ですが、ステンレス製の物を選ぶと良いでしょう。その名のとおり「stain=さび」「less=なし」でさびにくく、土も付きにくいので長い間使えます。

■種類:角シャベル(角ショベル)

【特徴】通常のシャベル(ショベル)とは違って先端が直線になっていて、匙の部分の形が四角いことが特徴です。
匙の面積が広いので、物をすくい上げたり、移動するのに使用します。プランターに土を入れたり、大きい株を移植したりするのに適しています。また、先端の直線部分では土の中の根を切るなどの作業ができます。

■種類:移植ゴテ(スコップ)

【特徴】面積の狭い場所の土いじりに使用する、手持ちサイズのスコップ。プランターに土を入れたり、土の表面の固まりを崩す、掘り返す、除草するときなどに便利です。
プランターでの家庭菜園やポットで育苗するときは必須のアイテムです。匙部分に目盛りが付いたものは、球根の植え付けや苗の移植の際に深さを測るのに便利です。

■種類:土入れ

【特徴】土がすくいやすいように、口が斜めにカットされた形状が特徴です。手を汚さずスムーズに株と株の間の追肥、土寄せ、狭いところへの土の補給などができます。
持ち手の底が平らになっているので立てて置くことができ、ベランダにひとつ置いておくととっても便利です。持ち手の部分が、円柱ではなく角柱のものを選ぶと、地面に置いたときに転がりにくく使いやすいです。

スコップひとつとっても園芸用のスコップは、通常の土木作業用のスコップと違って根を切ったり土を砕いたりしやすいように、さまざまな工夫や加工がしてあることがわかりますね。用途別に使いこなして、上手に野菜を育てましょう。

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