
この家に住み始めて22年、森の中を歩く小径をテーマに一から夫婦2人でお庭作りを始めました。工夫したことは、派手にならないように、小さな花の宿根草を中心に植えました。気に入ってるところは、主人が作ってくれたパーゴラやウッドフェンスに、思う存分大好きな雑貨を飾れるところ。決して派手な庭ではないけれど、ナチュラル感いっぱいの、理想の庭に近づいてきました。
華やぐ春
春になり、ところどころに花が咲いてきました。クリスマスローズやキバナカタクリ、イカリソウ、お友達の畑に自生していたニリンソウを貰って庭に植えたら咲きました〜♪
手作りアーチが黄モッコウバラに覆われています。少し遅れて白モッコウバラも北のフェンスで満開になりました。出窓のカクテルが咲きました。我が家の庭で唯一派手なお花です。派手なお花はあまり好きではないけど…カクテルだけは好きです。
1年目は、芝生の庭にしたのですが、イメージが違ったので、2年目で芝生をすべて剥がしました。
そして、約400個のレンガを使って小径を作り、宿根草を植えてナチュラルガーデン作りがはじまりました。ジャングルになる前の初夏の小径が一番好き。森の中を歩いている様な感じ…心が癒される瞬間です。
小径の先にはウッドフェンスを作り、雑貨を楽しめるコーナーを作りました。
ディスプレイを楽しむ
小径の先(東側エリア)のウッドフェンスの雑貨コーナーです。
10年以上前に作ったウッドフェンスはすっかりボロボロになってしまったので、去年新しく作り替え、レンガもきれいに敷き直しました。
ディスプレイのイメージは、ジャンクな雑貨をいっぱい売ってる花屋さんです。
手作りのパーゴラと作業用のテーブル。こちらも今年作りかえたばかりです(三代目になります)。
今回は、屋根(波板)も付けたので、雨が降っても、中で作業がしやすくなりました。
大好きな雑貨もたくさん飾ることができ、お気に入りの場所です。
パーゴラの中は、普段使っていない素焼きの鉢やオーナメント風にガーデンツールを吊るし、見せる収納にしました。
お花屋さんの雰囲気に少し近づいてきたかしら?
手間が掛からず、育てやすい多肉も大好きです。DIYで余った木材でハンギングタブローを作りました。タブローとは、フランス語で絵画のこと…土台に穴をあけ、チキンネットをお椀型にし、ミズゴケを入れて木に固定します。あとは、カットした多肉を挿すだけ!とっても簡単です〜♪
作り替える前の2代目のパーゴラとフェンス。沢山の思い出があります。
作って10年以上経ってしまったので、去年から今年に掛けて作り替えました。
パーゴラは、屋根の部分が雨ざらし状態だったので、特に傷みが激しかったので、今回は屋根に波板を付けました。
東側エリアのウッドフェンスはガーデンツールを吊るしてディスプレイ。西側エリアのウットフェンスはミルク缶などを置いて田舎の雰囲気を出していました。
キボウシのある玄関周りです。枕木風の木は、埋め込まずに下に敷いたレンガとネジでしっかりと固定してあります。
今年の春は、アンティーク風のイスに、レトロなペチュニアのオシャレな寄せ植えを置いてみました。渋い色合いの寄せ植え、最高です
緑あふれる小道
森の小径みたいな雰囲気が好きです。梅雨入りをして、レンガの小径は一層もさもさとしてきました。よく見ないと分からないアストランチア・マヨールやアキレア、ミントの花が咲き始めました。
実のなる花木が好き〜♪ラズベリー、ざくろ、ブルーベリー、オリーブなど、我が家の庭も、いっぱい実を付けています!
我が家のケヤキの木からキジバトの子が巣立っていきました。いつもの場所に巣作りするアシナガバチなど、夏の暑さの中、庭にはたくさんの生き物がやってきます。
今年も無事に育ってくれるかな?
色鮮やかな秋
庭は次第に秋の気配を感じさせます。
お友達から貰った、丈夫なノコンギク、フジバカマが22年間も我が家の秋の庭を彩っています。
セダムのピンクのお花も可愛い〜♪
毎年作っているノイバラの実のリース。お山から採ってきたノイバラとカラマツ、庭にあるヒイラギで、クリスマスリースを作りました。
そして我が家の紅葉。ヤマボウシも鮮やかに色づいています。
ケヤキの下ではレンガの小径も落ち葉に埋もれてしまいました。これから山梨は本格的な寒い冬を迎えます。。
プロフィール
かんとりーままさん
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- 22年
- お気に入りの植物
- 多肉植物 宿根草
- ホームページ
- My Country Life Blog
編集部より
自然の中にあるような雰囲気が魅力的な、かんとりーままさんのお庭です。パーゴラやウッドフェンスなど大きなものはご主人が作られたそうです。「ジャンクな雑貨をいっぱい売ってる花屋さん」をイメージしたディスプレイがとても素敵! 眺めるたびに嬉しい気持ちになれそうですね。そして、緑に覆われたレンガの道は、まさに「森の小径」、歩くたびに心が澄み渡ることでしょう。自然のあるがままの良さを大切にした、かんとりーままさんの庭作り。心癒される風景をこれからも楽しみにしています。