満開のバラが彩る 北国のガーデン #109 kekukoさん

イギリスのコテージガーデンを思い、作り上げたkekukoさんのお庭です。

Original.png?jp.co

目次

イギリスのコテージガーデンをイメージしました。
北国で暮らしているため、バラをはじめ、すべての花選びの第一条件は耐寒性!!それで気に入った花を諦める事も多々。でも夏の蒸れがないので育て易い花もあります。
10年前、マンションから一戸建てに移り住み、家族で庭作りが始まりました。曲がった道やでこぼこの道も味わいと楽しみながら作ってきましたが、10年経ち、大まかな道はプロにやり直してもらいたいかな?と考えるようになりました。

フロントガーデン

クロッカス、ミニアイリス、チューリップなど春の花達が少しずつ顔を出しています。北国のガーデナーはほぼ半年は冬ごもり。4月、堰を切ったようにガーデニングは始まり、駆け足で半年が過ぎます。庭の花はリレーのようにうまく繋いで・・・と思うのですが、それがなかなか難しいです

春になると一年草で気が向くままに寄せ植えを作って楽しみます。
目立つようにと、椅子の上に置いたりします。

6月に入って一気に日差しが強くなりました。庭の花達は元気に葉っぱを広げています。枝を大きく伸ばしたバラの開花ももうすぐです。ライラックも満開になりました。

バラの咲く季節

ガーデンの入り口にあるメインのパーゴラでは、スパニッシュビューティが咲き始め、青空の下、ガーデンを賑やかに飾ってくれます。

コテージ周辺も華やかさを増してきています。今年の春に、屋根と入口をペイントしました。防腐予防も兼ねてるけど・・楽しいです。

白いベンチ周辺はバラとカンパニュラで欝蒼としてます。ペンステモン ハスカーレッドが風に揺れています。

フェンスいっぱいにバラが咲きました。年によってはフェンスがバラで埋まらない年もあります。毎年バラいっぱいで繋がるのが夢です。その為の作業は大変で、いつまで続けられるか心配ですが・・・。バラはレオナルドダビンチ、アルキミスト、ピェールドゥロンサール、ファイルヘンフラウ、アンクルウォルター、ロココ、グラハムトーマスなど。

クレマチスも大好きです。庭を始めた頃は旧枝先のクレマチスを植えていましたが、バラの剪定で切ってしまい大きく出来ないので、最近はインテグリフォリア系、テキセンシス系、ビチセラ系等、強剪定出来る物が多くなりました。

雑誌を見て真似をしたレンガ道のカーブ。交差させる事で奥行き感が出せたと思います。
ピンコロと言われている石は、ヨーロッパの古い石畳風で気に入っていますが、今手に入りません。どこかで売ってないかな。

夏の庭

白いベンチに白いフロックスが綺麗です

夏の終わり、水切れを起こしかけていたハンギングも持ち直していい感じになりました。ハンギングや鉢類はナチュラルな物が好きですが、稀にビビットな色も使います。

アーチの向こうに見える景色が好きなので、配置を大切に考えます。

秋から冬へ

葡萄棚(巨峰など・・)です。毎年のお楽しみ、子供達と収穫をします。

マーガレットのような小さな花があちこちに増えました。東側ではホトトギスが咲いています。シュウメイギクも花開きました。

すっかり秋の庭。我が家の紅葉です。うちには大きな樹木は少ないので「小さな秋」です。

12月に入り、一気に雪景色になりました。雪囲いは欠かせません。
イルミネーションは、毎年10月から夫が1人でコツコツと取り組みます。もともと休みが限られているうえ、その日がお天気と言う保障が無いし・・・と1ヵ月半かかってようやく点灯しました。

プロフィール

kekukoさん

住まい
一戸建て
ガーデニング歴
10年
お気に入りの植物
バラ、クレマチス、宿根草、そして何より小さな花が好きで困ってます!笑
ホームページ
kekukoの薔薇の庭

編集部より

イギリスのコテージガーデンを思い、作り上げたkekukoさんのお庭です。北国の長い冬が過ぎ、バラやクレマチスが一斉に咲き誇る季節は特に見ごたえがありますね。アーチやパーゴラ、小道など、すべてご家族で作り上げたそうです。曲がった道やデコボコ道も味わいとのこと。ナチュラルな雰囲気に心が安らぎます。kekukoさんのお庭らしさをこれからも大切にしてくださいね。

clear

カテゴリー