標高1,000メートルの山間部にある素敵なお庭#29 シャーリーママさん

標高1,000mの地で、ガーデニングを楽しんでいるシャーリーママさん。

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目次

私の庭は、標高1000メートルの山間部にあります。豪雪地帯のため、本当にガーデニングは難しく、ましてやバラを育てるのは至難の業です。
その中でも、主人と一緒にすべて手作りでガーデニングを楽しんでいます。

冬の庭の様子

このように、冬は、3m近い雪に約半年の間、埋もれてしまいます。
ワンボックスカーの右側に、ちょうどアーチがあるのですが、全て雪に覆われています。
花の芽は、ほとんど潰れてしまい、なかなか草花が育ちません。

山間部の庭で楽しむガーデニング

山間部では、花の季節はとても短いのですが、初夏にアジサイもユリもバラも、なんと同時に咲いてくれます。
すべての花に言えることですが、山間部では「花色の深み」が全然違うのです。これが山でのガーデニングにハマった1番の理由です。

夏でも、日中の気温は25〜26度ぐらいで、夜は20度を下回るので、花の色が引き締まり、とても花持ちも良いのがうれしいです。
エキナセア(画像左)の花持ちの良いこと!
また、花切れの夏の庭を助けてくれるのが、写真中央のインパチェンスです。日中との寒暖差のある山間部の気候が特にお気に入りのようで、鮮やかな色を出してくれています。

山間部では、雑草の量がとてもすごいので、花壇スペースをきちっと区切り、レンガやジャリを敷き詰め、雑草対策も兼ねた造りに。 主人と一緒に少しずつ手作業で、ここまで作ることができました。

こちらは、イギリスの雑誌で、樹木につる性のバラを這わせているのを見て、フランソワ・ジュランビルを這わせてみました。

バラのゴールデン・セレブレーションのマルチングのフカフカ芝の上でヘビが脱皮。脱ぎやすかったのかな?(笑)
この子はもう何年もここに巣があります。山間部ならではのエピソードです。

手作りへのこだわり

私の庭は、このように、すべて手作業で作っています。
早朝からまる一日かけて、大木と格闘することもしばしば…。
その大半が、力仕事ですが、夫婦で力を合わせて頑張っています。

手作りのガゼボです。庭の南側にあるのですが、木立の中にあるので、白い花を中心に「ホワイトシェードガーデン」にする予定です。

日陰と寒さに強いバラのポールズ・ヒマラヤン・ムスクとプロスペリティを這わす予定です。

現在、東側約100坪の庭が完成し、只今こちらの南側150坪を開墾中です。
まず外周に、コッツウォルズストーン風の美しいストーンを積み上げ、内側を枕木で仕切って、約60mほどのボーダー花壇を作りました。
これからも、私の庭づくりは続きます。

プロフィール

シャーリーママさん(女性40代)

住まい
一戸建て
ガーデニング歴
5年
お気に入りの植物
バラ、ユリ、アジサイ、エキナセア
ホームページ
「山の花庭」http://blog.goo.ne.jp/hananiwa/

編集部より

標高1,000mの地で、ガーデニングを楽しんでいるシャーリーママさん。植物を育てることが難しい場所で、たくさんのお花を育てていらっしゃる姿に、地道な努力と、シャーリーママさんのセンスがうかがえます。
また、シャーリーママさんのガーデニングを通して、「深みのある花色」「花持ちの良さ」「朝露や夜露で育つ」といった、山間部でお花を育てることの素晴らしさを知ることができました。
これからもシャーリーママさんの庭づくりは続くことでしょう。その様子は、シャーリーママさんのブログでしっかりチェックしましょうね!

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