
家を建てた当時、真っ先に植えたのが我が家のシンボルツリー、株立ちのケヤキです。ケヤキが大きく大きく育って、枝葉を広げ、木漏れ日と風を感じられる庭。これがつくりたい庭のイメージです。
DIYではじめるスローライフ
自分たちの庭だから、できることは自分たちの手でやろうと決めています。夫婦揃ってフルタイムワーカーのため、作業はもっぱら週末を利用して、コツコツDIYを楽しんでいます。
【レンガ使いが光るDIY】陽あたりのよいメインガーデンには芝生を敷き詰め、その中央にレンガで円形のテラススペースとフォーカルポイントにもなるバーベキュー炉を配置。完成から約4年が経過し、レンガも苔むして周囲の風景になじんできました。
手入れが行き届かず雑草が生い茂っていた西側の細い通路にもレンガと枕木を使ったアプローチを作りました。レンガの両脇は、日陰でも育つ植物を集めてシェードガーデンに・・・ゆっくり歩くのが楽しくなる小道の完成です。
【手作りで手に入れたウッドデッキライフ】ケヤキが大きくなり心地よい木陰を作り出してくれるようになったので、ウッドデッキづくりにも挑戦!木漏れ日を感じながらLunchやお茶を楽しむなど、くつろぎのスペースとして使い方は色々。庭で過ごす時間も増えました。
グラデーションを楽しむフォリッジガーデン
いつの頃からか・・・しっとりとした雰囲気のある葉モノが大好きになりました。週末ガーデナーゆえ、花だけで構成する庭の維持管理には限界があります。だから我が家はグリーンでいっぱい。
豊かにそろった葉色のバリエーション、草姿の美しいホスタは大のお気に入り。春の芽吹きから晩秋の紅葉まで、魅力たっぷりの宿根草です。
雨の日のシェードガーデンは、落ち着いた佇まい・・・濡れたレンガに瑞々しいグリーンがよく映えます。
ホスタ同士の組み合わせのほか、緩やかに弧を描くヤブランなど葉モノ同士の組み合わせによるグリーングラデーションを楽しんでいます。
フォリッジに彩りを添える花たち
落葉樹と宿根草をメインにした構成は、冬季に寂しくなりがち。でも、これは雪で覆われてしまう地方ならではの庭造りなのです。暗くて寒い冬が終わると、雪融けとともに、落葉樹の根元からたくさんの球根が花を咲かせ、輝きに満ちた歓びの季節が始まります。
2004年からは、イングリッシュローズをお迎えして・・・新緑に包まれる季節が、いっそう華やかになりそうです。
プロフィール
ちびめるさん(女性/30代)
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- 6年
- お気に入りの植物
- 優しい枝ぶりの落葉樹、ホスタ、アガパンサス、イングリッシュローズ
- これから育てたい植物たち
- 今までに、ご縁があって我が庭にお迎えした植物たちにとって、居心地の良い庭となるようお世話を続けたい。
- ホームページ
- http://www.chibimeru.com/
編集部より
ちびめるさんのお庭は隅々まで手入れが行き届いた美しい、グリーンいっぱいのガーデンです。こんな素敵なお庭を維持しているちびめるさんが週末ガーデナーだというから驚き!隣家との境につくられたレンガの小道も味わいがあって、とっても素敵!両脇にはたくさんのカラーリーフが植えられ、ここにもちびめるさんのセンスが光ります。木々の木漏れ日に包まれたウッドデッキでのティータイム・・・うらやましすぎます。