Point 1
●コンテナという限られた空間の中で、いくつかの植物を組み合わせてスモールガーデンを楽しみましょう。
●同じコンテナに植える植物は、性質の似ているものを選びましょう。日当たりを好むもの、日陰を好むもの、水を多く必要とするもの、乾燥ぎみを好むものなど、植物によって生育環境に違いがあります。
●植物の姿・形を考えて組み合わせを考え、立体感のあるデザインにしましょう。
(1)背丈のあるもの
(2)垂れ下がるもの
(3)ボリュームのあるもの
以上の3点の特性の植物を上手に組み合わせます。
●植物の高さはコンテナの直径の約1.5倍にすると安定感が出ます。 全体の形は不等辺三角形にするとまとまりやすいでしょう。
寄せ植えの作り方
1.プランターに鉢底の土を入れます。
2.その上に肥料を混ぜ込んだ培養土を入れます。
3.植え付ける前に花苗のレイアウトを決めておきましょう。
4.花苗をポットから外して土を落とします。
5.苗をプランターの縁よりも低く植え、間に培養土をしっかりつぎ足します。
6.土の表面を押さえ、プランターの縁から1センチくらい低くし、水やりスペースを作ります。
7.株もとに水をたっぷり与えます。
8.全体のバランスを整えて完成です。
レイアウト例
全3サイズ 緩やかな曲線が印象的なデザイン性の高いボールプランタースタンドです。
■背丈の低い植物を植える場合は、ボール型のプランターがおすすめです。
■浅いので、用土の量も少なく済み、移動も簡単です。
■スタンドを利用し、高低差を付けることもできます。立体的なレイアウトを工夫しましょう。
Point 2
●コンテナの形、素材によってスモールガーデンをデザインしましょう。
テラコッタの鉢、木製のプランターなど、コンテナによってセンスアップできます。
●コンテナとガーデンファニチャーを組み合わせてコンテナの魅力を最大限に引き出しましょう。
レイアウト例1
■明るい色目の木製のボックスや、ブリキのコンテナでナチュラルな雰囲気に。
■小さなコンテナは左の写真のように、2〜3個まとめてボックスに入れて飾るとより魅力的に。
レイアウト例2
■樽の自然な雰囲気は、濃い色の花でも、白色の花でもどんな植物にも合います。
また、コニファーとの相性も抜群で、コーディネートしやすいコンテナです。
レイアウト例3
■通気性、排水性に優れたヤシマットのコンテナで、見た目の涼しいコンテナに。
背丈の低い植物でまとめて、スッキリとさせるのがGOOD。
レイアウト例4
■グレーや白のシックな色のコンテナで和の雰囲気に。
■和風のラティスや籠と、和の植物を組み合わせて小さなお庭づくり。
レイアウト例5
■イスやスタンドで、コンテナをレイアウト。
存在感のあるものを選べば、1脚でもとてもおしゃれな雰囲気になります。