比較的しつけのしやすい犬の特徴
犬が素直か
※気性の荒い犬はしつけにくい
※神経質な犬、臆病な犬はしつけにくい
専門家のコメント
「犬のしつけ」とは、飼い主が人社会で円滑に生活できるためのルールを犬に教えることです。飼い主が犬にしつけを行う際、しつけに関わる知識・技術だけでなく、飼い主自身の身体的な能力も問われてしまいます。
小型犬は力をあまり必要としないものの、その動きが機敏だったり、体が小さいため、人の動きがついていけず、適切な学習をさせることができない場合があります。
一方、大型犬は力が強いというイメージから、しつけが大変だと考えられがちですが、力に頼らない練習方法の実践や、トレーニンググッズを活用すれば、小型犬に比べて動きがゆっくりな分、しつけしやすいことも多いのです。もちろん、老人や子供にとっては困難な場合が多いという点は忘れてはなりません。
ただ、小型犬や大型犬にせよ、例えば好奇心が旺盛すぎて他のことに意識が向きやすかったり、極度の怖がりで他のことに意識が向きやすい犬など、飼い主に対する注意力が散漫になりやすい犬は、効率よく学習を進めることが難しいといえるでしょう。
おすすめの犬種
(こちらに掲載している犬種は当サイトアクセス上位30の中から犬の特徴を考慮し選定しています。掲載の無い同類の犬種もぜひ参考にしてみてください)
- 教えてくれた先生
- 鹿野 正顕(かの まさあき)さん
株式会社 Animal Life Solutions代表取締役 / スタディ・ドッグ・スクール 代表 - 麻布大学介在動物学研究室(旧動物人間関係学研究室)にて、人と犬の関係、特に犬の問題行動やトレーニングの研究を行い、人と犬の関係学の分野で日本初の博士号を取得。
麻布大学卒業後、人と動物の関係に関する専門家の育成・普及を目指し、株式会社Animal Life Solutionsを設立し、飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」の企画・運営を行いながら、トレーナーとしても指導にも携わっている。 - 2009年には世界的なドッグトレーナーの資格であるCPDT-KAを取得。
麻布大学 スタディ・ドッグ・スクール 代表
株式会社 Animal Life Solutions (ALS)代表取締役社長
日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT)
事業企画委員長
CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer - Knowledge Assessed)