比較的集合住宅向きの犬の特徴
・抱っこして運べるか
(共有スペースは犬を抱っこしなければならない集合住宅があるので)
・吠えにくい
専門家のコメント
国土交通省 「平成20年度マンション総合調査結果について」では、集合住宅での居住者間でのトラブルの原因でペット飼育が第3位と報告されています。
集合住宅での犬の飼育で特に問題視される点として、「過剰吠え」、「排泄のしつけ・処理」、「犬の匂い」の3つが挙げられます。
そのため集合住宅では、「刺激に対して過敏」、「警戒心が強く吠えやすい」、「欲求が高いため要求吠えしやすい」犬種は不向きだと言えます。
しかしどのような犬種や個体を選んだにせよ、これらの問題が生じる原因の多くは飼い主のしつけ・飼育方法によって大きく影響されることが多く、特に「排泄のしつけ・処理」、「犬の匂い」に関しては、犬種や個体差によって大きく変わるものではないので、飼いやすい犬種を探すというよりも、飼い主の意識の方が重要だと言えます。
おすすめの犬種
(こちらに掲載している犬種は当サイトアクセス上位30の中から犬の特徴を考慮し選定しています。掲載の無い同類の犬種もぜひ参考にしてみてください)
- 教えてくれた先生
- 鹿野 正顕(かの まさあき)さん
株式会社 Animal Life Solutions代表取締役 / スタディ・ドッグ・スクール 代表 - 麻布大学介在動物学研究室(旧動物人間関係学研究室)にて、人と犬の関係、特に犬の問題行動やトレーニングの研究を行い、人と犬の関係学の分野で日本初の博士号を取得。
麻布大学卒業後、人と動物の関係に関する専門家の育成・普及を目指し、株式会社Animal Life Solutionsを設立し、飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」の企画・運営を行いながら、トレーナーとしても指導にも携わっている。 - 2009年には世界的なドッグトレーナーの資格であるCPDT-KAを取得。
麻布大学 スタディ・ドッグ・スクール 代表
株式会社 Animal Life Solutions (ALS)代表取締役社長
日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT)
事業企画委員長
CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer - Knowledge Assessed)