血小板について解説
血小板は骨髄で作られて血液中に放出され、7日ほど循環します。正常の状態では血小板の産生量と除去量は等しく、さらに脾臓で貯蔵されるため、血小板数は安定しています。
原因
・遺伝や骨髄内の腫瘍による血小板産生の低下
・自己免疫や薬物による血小板の破壊
・出血による血小板消費量の増加などがあります。
症状
皮膚や粘膜の内出血、傷からの持続性の出血、血便、血尿、吐血、眼出血、肝臓や脾臓の腫大、粘膜蒼白、呼吸困難・咳、心雑音、発熱など
診断
血小板が減少する、元となる病気を探します。
・血液検査
・尿検査
・X線検査や超音波検査
治療
原因により治療法が異なりますが、ステロイド、抗生物質、抗がん剤、ヘパリンなどを使用します。