#17『Off』〜飛びつきの予防トレーニング〜

「トレーニングって難しい!訓練するなんてかわいそう!」なんて思っていませんか?トレーニングは愛犬とのコミュニケーションです♪第17回は『Off』です!今回のトレーニングは、前回の続きで飛びつきの予防につながるトレーニングです。前回のトレーニングを見て、指示した場所に飛びつくようにトレーニングしてください。そして今回、その場所から離れるトレーニングをしていきます。

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目次

    今回のトレーニングは、前回の続きとなっています。まずは、指示した場所に飛びつくようにトレーニングしてください。そして今回、その場所から離れるトレーニングをしていきます。

    愛犬の言葉に対する理解が進んでいくことで、飛びついた場所だけでなく、近づいた場所から離したい時に『Off』が活用できるようになります。

    おりこう犬プロジェクト!動画deトレーニング! #17 Off - YouTube

    Step1:くっついた場所から離れるトレーニング
    『On』の指示で人に飛びつかせ、人から離れる様に誘導します。褒め言葉をかけるタイミングは人から離れた時です。きちんと「Good」などと、ご家族で統一した褒め言葉をかけてからご褒美を与えるようにしてください。
    Step2:言葉の合図(コマンド)を教えていきましょう。
    誘導の合図で人や指示した場所から離れられるようになってきたら、次に言葉の合図(コマンド)を教えていきます。
    やり方は、誘導を出す前に『Off』と言うようにすることです。そうすることで、『Off』の言葉と誘導の合図が結びつき、言葉を学習することができます。

    今回は2回に分けて、『On』と『Off』のトレーニングをしてきました。愛犬は、どんな些細なことでもきちんと教えてあげると、そのように行動をとります。毎日、少しずつで構いませんからトレーニングを積み重ねてください。

    長谷川先生

    長谷川先生

    長谷川 成志(Dr. Masashi Hasegawa Ph.D.)
    博士(学術:動物人間関係学分野)
    麻布大学獣医学研究科共同研究員
    (株)Animal Life Solutions 取締役

    アシスタントドッグ育成普及委員会(H13〜17年度 住友生命支援事業)の奨学生としてアメリカの介助犬団体Summit Assistance Dogsに留学し、Certificate of Achievementを取得。2009年10月には世界的なドッグトレーナーの資格CPDT-KAを取得。「人が犬を学び・犬が人社会のルールを学ぶ」をコンセプトに掲げた犬のしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール?」を麻布大学と共同で企画、運営し、講師として活動。さらに麻布大学動物応用科学科の動物トレーニング実習にて、東日本大震災で被災犬となった犬達などの健康管理とトレーニングのサポートを行っている。

    スタディ・ドッグ・スクール?

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