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犬のマーキング

雄犬が片脚をあげてチョロっとあちこちにおしっこをひっかける行為、よく見かけますね。この行為は「マーキング」と呼ばれています。今回は、そのマーキングについて見ていきましょう。

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目次

雄犬が片脚をあげてチョロっとあちこちにおしっこをひっかける行為、
よく見かけますね。
この行為は「マーキング」と呼ばれています。
今回は、そのマーキングについて見ていきましょう。

1.マーキングの目的

マーキング目的は「ここは自分の縄張りだけんね」と周りの犬に周知するため、というのが一般的解釈ですが、家からかなり遠くへ連れ出してもひっかけます。修学旅行で神社の木に名前彫ったりする子供にちょっと似てるかも。とりあえず記念残しておこうみたいなのがあるのかもしれません。

雌でもマーキングはあります。特に発情期に多いです。マーキングにはインターネットの出会い系サイトの様な役割もあると考えられています。
「当方 現在発情中 健康な彼氏求む」
みたいなサインを残していくわけです。それを嗅いだ雄犬達は、応募するがごとくその上にさらにマーキングを重ねます。
雄犬が脚をあげてやるのはより高い位置にひっかけた方が後から消されづらい為ではないかと考えられています。確かに前にかけられた情報をすべて消し流して自分の情報を書き残し、かつ後から来たヤツにも消されずに済むにはより高い位置にしたほうがいいですね。

<従順な犬と反抗的な犬はマーキングに差がある?>
しかしすべての雄が排尿の時に片脚をあげるわけではなく、両足をついて中腰でする犬もまた多いです。俺はこれで充分と思っているのかも。しっかりしつけができた従順な犬ほど中腰が多いような気がします。
一方、飼い主よりも犬の方が偉くなってしまっている強気な雄犬の方がマーキング傾向は強いように思えます。動物病院で診察室の入り口がよくマーキングされるポイントになってますが、マーキングする犬の多くは飼い主に対して反抗的な子が多いようです。

2.不安やストレスでマーキングが増える?

不安やストレスが加わるとマーキングが増えるという意見もあります。
人では過大な悲しみや怒りを感ずると涙が流れます。血液中に溜まったストレス物質を涙として排泄するために涙が出るという説がありますので、犬でも同じようにストレス物質を尿として排泄しているのかもしれません。

<急にマーキングが始まった!その原因は?>

雄雌かかわらず、いままでそんなことをしたこともなかったのに突然あちこちマーキングを始める場合があります。

原因として一番多いのが膀胱炎です。膀胱炎になると炎症から常に刺激が送られ続けるので、尿は全く溜まっていないのに溜まっているような気持ちになります(残尿感)。空っぽでも排尿をするのでちょびちょびっとしか尿は出ませんし、回数もやたらと多くなります。これを病気と察知できる飼い主は「尿が詰まって出なくなった」と病院に行きますが、一方で「家の中で粗相をして悪い子だ」と叱っている飼い主も相当数います。室内での突然のマーキングの多くは実は膀胱炎ということを覚えておきましょう。
マーキングか膀胱炎かは尿検査をすればすぐに判定できます。

診断の結果、膀胱炎が除外できれば、いよいよマーキングです。突然始まるマーキングは発情と関連している場合が多いです。雄の場合は発情期というのが無いのですが、近所に発情した雌がいるとつられてやってしまう傾向にあります。
先に挙げたなんらかのストレスが発症の原因の場合も多いです。

3.室内でのマーキングをやめさせる方法

まず避妊・去勢手術をします。これで50%の犬は止まります。屋外でのマーキングにはあまり変化がないかもしれません。
手術をしてもマーキングが止まらない場合、クロミカムという不安除去剤を投与すると(理由はわかりませんが)多くの犬のマーキングが消失します。このことからもストレスがマーキングに関与している可能性は大きいですね。
中には薬だけで効く場合もあるでしょうけれど、避妊・去勢手術をしないで薬だけを投与してもほとんど効果は見られないと言われています。

<「マーキング」と「不適切な場所での排泄」は違う>
「マーキング」と「不適切な場所での排泄」は意味が異なりますので対処法も違います。

マーキング…一回の尿量が「ちょっぴり」(小出しにあちこち)
不適切な場所での排泄…一回の尿量が「たっぷり」

「うちの犬はトイレで排泄をしないでソファの影でやるので避妊手術をしてクロミカムを」と言われても、多くの場合効果はありません。不適切な場所での排泄は、成犬の場合しつけをしなおすのも難しいとされています。お近くの訓練士さんにご相談ください。

最後に…
犬にとって、マーキングは大切な意味があることがわかりました。ここで注意したいのは、マーキングが増えた場合に膀胱炎やストレスの可能性があるという点です。ふだんから愛犬の様子に気を配り、病気やストレスなどの兆候があればすぐに対処してあげましょう。

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