昨年１位の「クロ」を抑え今年は「モモ」が１位に。桃、桃色＝ピンクというイメージから、女の子らしい、かわいい、呼びやすいからと名付ける飼い主さんが多いようです。家族になった季節が春や３月、鼻や肉球がピンクだったのでと「モモ」となった子も。お父さんが山口百恵のファンだからとか、モモ＝百ということで、長生きを祈って名付ける飼い主さんもいました。

２位は昨年１位の「クロ」が、３位は昨年４位の「ハナ」がランキング。 「クロ」の名前の由来は、ほとんど柄から。黒猫はもちろん、子猫のときに黒かった、黒い部分が多いからなど。「モモ」や「ハナ」は女の子が圧倒的に多いのですが、「クロ」は男女差がなく、ユニセックスな名前という感じでしょうか。 「ハナ」はハナ＝花かなと思ったら、意外に鼻からハナとなった子も。名前の由来にも「鼻筋のところが薄い茶色で、目立っていたので」「常に鼻水を垂れていたから」などが・・・。「８月７日にペットショップからもらってきたので　８月７日でハナ」という、変化球も。

４位は、昨年２３位から大きくランクアップした「ミュウ」。鳴き声が「みゅうみゅう」だったから、「ポケモンのミュウ」からが名前の由来としては多いのですが、実は自分の名前や友達の名前から「ミュウ」と名付けたというケースもあります。２００８年生まれの子供の名前ランキングで、女の子の６位が「美優」＝みゆう（明治安田生命調べ）で、人間の女の子にも、猫にも人気。確かに、音も字もかわいいものね。(＾−＾)・・・。

「レオ」「コタロウ」などの男の子と分かる名前と、「クロ」「タマ」などと、どちらかというとユニセックスな名前に分かれています。

２位の「レオ」はライオン、獅子の意味があり、柄や凛々しい雰囲気の第一印象、「ジャングル大帝レオ」、「西武ライオンズのファン」、「レオナルド・ディカプリオのファン」という由来があります。

「タマ」は「猫といえば『タマ』でしょう！と決定！」などと、伝統的（？）な日本の猫の名前として面目を保ったという感じです。「シロ」も、日本の猫の名前としてオーソドックスですが、これはもう見たまんま「白猫」だから。 「コタロウ」は小太郎かなぁと思っていたら、キジトラや茶トラ白の柄から、虎太郎という子が、結構多い。これぞ、柄がバラエティな猫らしい名前の付け方ですね。

男の子の名前は、女の子に比べて見た目が名前に大きな影響を与えていることが分かります。

ランキングを見てみると、音がかわいく、呼びやすく、かわいいものや女の子をイメージさせる名前が選ばれているというのが特徴です。

「モモ」「ナナ」「サクラ」「ハナ」は和風であり、誰からも愛される名前であることが分かります。また、「桃子」「菜々」「奈々子」「さくら」は、人間の女の子の名前でも人気です。

「ナナ」は、家に来た日が７月や７日、マンガの主人公の名前から、ラッキーセブンの７で幸せになってほしいから、などが理由で名付けられています。「サクラ」は桜の時期、春に家族になったという理由からつけていることが多いようです。また、「男はつらいよ」の寅さんの妹さくらから、ゲームのキャラクターから、コブクロの「桜」という歌から、などの由来もありました。

総合ランキングでも第３位にランクインした、「ハナ」が１位に！！今後も根強い人気の名前になりそうな予感です。

「ハナ」「ヒメ」「チョコ」は女の子、「レオ」「レオン」は男の子とベスト５は性別がはっきりする名前がランクインしました！ レオ・レオン同じような響きが上位にランクインしているのは、響きの流行なのでしょうか・・・？