涼しくなってきて本格的な秋の季節になってきましたね。秋といえば・・・さんまが旬になり、紅葉も美しくなり、そして・・・楽しいハロウィンのイベントがあります。
ハロウィンをご存じない方はいらっしゃらないと思います。既にハロウィンの計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
パーティーに仮装して行く予定の方、友人と集まってホームパーティーを計画している方など。
ところで、みなさんは「ハロウィン」についてどこまでご存じでしょうか?
仮装してパーティー、かぼちゃ、そしてお化けというようなイメージがもちろんありますよね。
しかし、「ハロウィン」について考えたことはありますか?まずは、楽しいハロウィンのイベントの前に少しだけハロウィンについて勉強してみましょう。
4人に1人がハロウィンパーティ経験者!
アイリス暮らし便利ナビ調べ 2014年9月
- アイリス暮らし便利ナビ会員さんにアンケートをとったところ、25%の方がハロウィンパーティをしたことがあるという結果が出ました。
- さらに、ハロウィンパーティの経験者のうち4人に1人は昨年ハロウィンパーティを行っています。意外と身近な行事になりつつあるようです。
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◆ みなさんはどのようにハロウィンパーティを楽しんでいるのでしょうか。
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- 毎年仮装はしていたのですが、年々衣装への気合いが増していっています。相手をあっと驚かせる衣装を今から考えています!
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- 料理・飲み物にお金をかけて、皆でテーブルゲームを楽しむのが良いと思います。
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- 飾り付けや内容は子供たちに任せ、料理は大人担当で楽しみます!
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- 料理がおいしかった。
孫たちの愉しそうな様子を見るのがうれしい。
- 料理がおいしかった。
◆ それでは、パーティの開催場所はどこが多いのでしょうか。
- 半分の方は自宅や友人宅でのホームパーティにてハロウィンを楽しんでいます。
- お子さんと一緒に仮装をしたり、ご家族やお友達同士で一緒に楽しむのが主流のようですね。
- テレビなどで取り上げられる、アミューズメントパークでのハロウィンパーティに参加する人は約12%という結果になりました。
簡単ハロウィンレシピ
ハロウィンパーティにピッタリなレシピをご紹介します。見た目も可愛いので、パーティが盛り上がります!
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- クリームチーズと
ブルーベリーソースがアクセント!
カラーもハロウィンにぴったり♪
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- フタを開けると
あらびっくり☆
おいしそうなグラタンが
詰まっています!
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- 秋のかぼちゃは
ホクホクとして甘味が強く、
βカロテンなどの栄養素も
たっぷり含んでいます。
インテリアでひと工夫!ハロウィンムード満点なおもてなし
テレビ台の上やキッチンに陶器のランタンを置くだけでも十分です。
また、ランタンは西洋のイメージが強いですが、生け花にもとっても似合います。訪問した先にこんな生け花があったらオシャレで素敵ですよね。
小さなランタンの前に、織鶴折って、2つほど飾ってみるのも素敵です。ランタンのふたの部分に、造花で冠のようにしてあげても可愛いですし、リボンやランタンの中を造花で埋めつくすのもオシャレですね。目と鼻や口からお花が除いていてまるでランタンがお花を食べて喜んでいる様にも見えます。
トイレや洗面所の空いているスペースをハロウィン風に飾りつけるのもおすすめです。
定番!ジャック・オ・ランタンの作り方
さあ、今年こそは特別なハロウィンを過ごしましょう。
盛大なパレードに行くのもよし!家族とお祝いするのもよし!お友達と一緒にお祝いするのもし!恋人とロマンチックに過ごすのもよし!せっかくのハロウィンイベントです。季節の楽しいイベントとして楽しく過ごしましょう。
■オリジナルジャック・オ・ランタンを作ろう
材料はもちろんかぼちゃです。日本のスーパーで見かけるかぼちゃは緑色のかぼちゃですね。
ハロウィンで使用されるオレンジ色のかぼちゃは「ペポかぼちゃ」と呼ばれる、北米南部の乾燥地帯で栽培された小型のカボチャです。
海外などではハロウィンが近づくと、スーパーの外にたくさんのペポかぼちゃが積みあげられています。日本ではなかなか手に入りませんが、東北地方でペポかぼちゃを作っている地域もあります。
運が良いと近くのスーパーで見つけることが出来ます。また、インターネットでも、ハロウィンが近くなるとたくさんのハロウィンセットが販売されます。ジャック・オ・ランタンセットとして作るのに一式全てがセットで販売されていたりするので便利ですね。
ペポかぼちゃは緑色のかぼちゃと比べると、皮がとっても柔らかく中身はとても水っぽいです。食べられないこともありませんが、あまり料理用には向いていません。


■用意する物
- ・ペポかぼちゃ
- ・カッター又は小型のナイフ(果物用のものでも構いません)
- ・大き目のスプーン(お玉でも構いません)
- ・鉛筆又はボールペン
- ※刃物を使用する時には手や体を傷つけないように注意してください。
■作り方
- ペポかぼちゃを手に入れ、正面を決めましょう
- かぼちゃに鉛筆またはボールペンで下書きを入れます。目と鼻と口を好きな形で書いてください。
オリジナルのランタンなので、可愛い顔でも面白い顔でも怖い顔でも自由自在に作れます。 - ふたを作ります。へたの部分を円形に丸く切り抜きます。ここでも下書きをしておくと便利です。
- ふたを「かぱっ」と外し、中身を大き目のスプーンやお玉で取り除きます。 中身は水分がたくさんで、少しべたつきますが、お子様が一緒の場合は手で中身を出すと、楽しく作れますよ。
- 綺麗に中身を取り、抜いたら下書きにそって、カッターやナイフで目と鼻と口を丁寧に切り抜きましょう。この時にかぼちゃの厚みがあるので下書きにそって、一気にカッターやナイフを入れると上手に出来ます。
- 中身をしっかりと乾燥させるため、1日程度、太陽の下に置いて乾燥させましょう。
- 乾燥したら4で作ったふたを被せましょう。これで完成です。
ご自分の個性が出たランタンです。玄関先に置いたり、家の中に飾ったり、ロウソクを灯してハロウィンの夜を飾りましょう。 ※あくまでも生ものなので、あまり早く作りすぎると腐る可能性がありますので注意してくださいね。
ご自分の個性が出たランタンです。玄関先に置いたり、家の中に飾ったり、ロウソクを灯してハロウィンの夜を飾りましょう。 ※あくまでも生ものなので、あまり早く作りすぎると腐る可能性がありますので注意してくださいね。
仮装経験者は17%

よりパーティが盛り上がる仮装ですが、実際に仮装をした人はわずか17%でした。
仮装に挑戦してみたいけど、パレードみたいな派手なのはちょっと... というあなた。大手激安チェーン店やデパートでは本格的なものがたくさん売っていますよね。そこまでは...というあなたにおすすめなのがプチ仮装です。
簡単プチ仮装「魔女」
◆ 用意するもの
・メイク道具(いつも使用しているもの)
・カツラ(なくても変身出来ます)

◆ 作り方
- いつものベースメイクをします。大き目のつけまつげをしても良いですね。
- アイシャドーを濃いブルーや赤、紫に広めに塗ります。
- アイライン(上)をかなり太く広く長く引きます。
- アイライン(下)を目から少し離れたところに太く長く引き、上のアイラインと繋げます。黒や茶色のアイシャドーとぼかすとより雰囲気が出ます。
- 口紅を大きく唇からはみ出して真っ赤もしくは、真っ黒に塗ります。 黒い口紅はなかなか売ってないので、アイライナーの筆タイプで形どり塗りつぶすのもおすすめです。カツラをかぶると一段と雰囲気がアップします。
もっと本格的にと思う方はカラーコンタクト(緑や青、最近ではネコ目の特殊なカラーコンタクトが販売されています)や、口紅で口から血が出ている様に見せても良いですね。またカツラはピンクなど派手なカラーだと本格的になります。
ハロウィンは一夜限りのお祭りです。思い切った仮装やメイクをして、家族や友達と楽しむのが一番のおすすめです。
意外と知らないハロウィン豆知識
そもそもハロウィンは、毎年10月31日の夜に行われる宗教民族行事であり、中央アジアからヨーロッパに移住したインド・ヨーロッパ語族ケルト語派の少数民族・ケルト族のお祭、自然の恵みに感謝を行う収穫感謝祭だったのです。ケルト人は、自然崇拝からカトリックへと改宗し、カトリックでは11月1日を諸聖人の日・万聖節としており、その前晩にあたる10月31日に前夜祭としてハロウィンが誕生したのです。
ケルト族の1年の終りは12月31日の大晦日ではなく10月31日で、私たちが大晦日の夜中や元旦に初詣に行き、神様に今年も健康で暮らせますようにお願いや感謝をする事に似ていますね。実はハロウィンは日本のお盆の習慣に似ています。
日本のお盆は、亡くなった方々が家族や思い出の場所に戻るための風習ですが、ハロウィンは死者の霊が家族を訪ね、逆に精霊や魔女・悪魔が出てくると信じられていて、悪い魔女や悪魔から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたのです。
これが、現在に残るハロウィンの仮装となったのです。

また、アイルランドや英国の祭司たちは、昔、ハロウィンの夜に火を焚いて、作物や動物の犠牲を捧げ、祭司たちが火のまわりで踊り、踊りながら村人の安全や自然災害、悪魔から身を守る行事としていたそうです。
村民達はかがり火に牛の骨を投げ込み、かがり火が燃え上がると、かまどの火を消し、 翌日の朝、祭司は各家庭にかがり火から燃えさしを配り、各家族は、かまどに神聖な火をつけ、悪霊が入らないようにしてきたと伝えられています。
ハロウィンの夜は、この世とあの世との間に「扉」があり、ハロウィンの日だけその「扉」が開き、両方の世界を自由に行き来が可能となると信じられていたのです。これもハロウィンの始まりです。ハロウィンとは、宗教的な感謝祭や前夜祭であったのです。 もともとは自然の恵みの感謝や宗教の前夜祭、悪魔祓いなどが「ハロウィン」という行事を意味したのです。
アイルランドでは現在でも、ハロウィンを祝う習慣が最も純粋な形で残っています。
10月の最終月曜日が祝日となっていて、この祝日に続く週は、学期の半ばであるにも関わらず、学校が休みになり、一般にハロウィン休みと呼ばれます。
◆ よく見るかぼちゃのシンボルとは?
ハロウィンが近づくと、かぼちゃに目と口の形を切り抜いたもの見かけますよね。
これは「ジャック・オ・ランタン 」と言います。
オレンジ色のカボチャをくりぬき、刻み目を入れ、内側からろうそくで照らしたもので、最も頻繁に見るハロウィンのシンボルです。
本来は、悪い霊を怖がらせて追い払うため、ハロウィンの晩、家の戸口の上り段に置くものだったのです。

かぼちゃのシンボル
◆ 世界のハロウィンは?
アメリカやヨーロッパなどでは、ハロウィンが近くなると、「ジャック・オ・ランタン 」を作り、家や玄関先にハロウィンの飾りつけをしたりします。
ハロウィン当日には魔女やお化けに仮装した子供達が近所の家を訪ね、「ご馳走を頂戴!」と言い、お菓子を貰います。
近所の方々も協力し、お菓子を小さな袋に小分けして、子供たちが来るのを楽しみに待っていたりします。
お菓子を貰える家には、大抵は外にハロウィンの飾り付けやかぼちゃのランタンを置いていたりしてあるので、訪ねても良い家が分かりやすくなっています。
各家庭では、カボチャのお菓子を作ったり、子供たちは貰ったお菓子を持ち寄り、パーティーを開いたりします。

現在、ハロウィンが残っているのは主にアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、プエルトリコ、ニュージーランド、オーストラリアなどほとんどの国でお祭りのように行われます。
クリスマスのイベントの様に盛大に仮装してパレードを行う地域もあります。
しかし、現在でも宗教的な理由により、ハロウィンを祝うことを禁止しているところもあります。
◆ 日本のハロウィン
日本では、クリスマスやバレンタイン等と同じく季節的なイベントとして楽しむもので、娯楽化、商業化されています。
また地域によっては、盛大にパレードを行うところや、エンターテイメントの一部としてもハロウィンのお祝いをしています。
ハロウィンの日は仮装している若者がクラブなどでイベントを開いたり、パーティーをしたり、街中で仮装している人を見かけますよね。
