調理を効率的に
調理を効率的に行うには、いくつかのポイントがあります。
@一括調理
A切り方の工夫
B道具の活用
C計量や調味料の工夫
今回はCの計量や調味料の工夫をすることで、効率アップする方法をご紹介します。
目分量でぱぱっと作れるといいですが、調理の基本は計量です。 手早く計量ができれば、時間短縮になります。 洗い物も減らせればよりラク家事になります。
ポンプ容器に入れ替える
基本の調味料、醤油、みりん、酒はよく使うものです。本体ボトルから出して味付けをしますが、油断をするとドバドバっと出て入れすぎになってします。そこで、小出しのできる容器に入れ替えて使うと、量の微調整ができるので使いやすくなります。
@100円の調味料入れ
ノズルタイプの小出し容器に入れ替えると、 液量の調整がしやすいので、手軽に使えます。
A計量つきポンプ
ポンプ式の容器には、計量できるタイプもあります。 計量の度に、計量スプーンを出して洗うという手間がなくなるので便利です。
上のマルを親指で押すと小さじ2の分量。 下のマルを押すと大さじ1の分量が出ます。
お米の水加減
お米の水加減は、炊飯ジャーの目盛に合わせることが多いと思います。しかし、炊飯器の目盛は、意外にうまく調整ができません。
できれば、正確に測りたいところですが、煩わしさがあります。そこで、簡単に計量できる方法をご紹介します。
3合のお米の水量を測る時は・・・・ 3カップの水に大さじ3杯の水を入れます。4合なら、4カップに大さじ4杯です。
お米の水加減は、容量の1.2倍が標準です。これは、1合(180cc)に対して216ccの水です。 216ccの水は、200cc(カップ1)+15cc(大さじ1)と考えることができるので、 同じカップと大さじの水を入れればいいのです。計算せずに水加減ができるのでラクです。
ジャン系調味料にスプーン
冷蔵庫に常備している、中華調味料の豆板醤や芝麻醤、甜麺醤などの調味料は、使うたびにスプーンを用意して、使い終わったら洗うというのは煩わしいものです。
そこで、デザート用の小さなスプーンを瓶の中に常備しておきましょう。そうすれば、いちいち冷蔵庫から出してスプーンをとりに行ったりという手間が省けます。 また、使ってベトベトしたスプーンを洗うと作業も必要ありません。 小瓶には、水ようかんのスプーンが合います。
今回のポイント!
調理をするときの調味料は、入れるタイミングや量は、味付けのポイントになります。素早く出したり計量したり、微調整できるように容器や、計量方法を工夫するとラク家事につながります。