照明の選び方

部屋の雰囲気や居心地を大きく左右する「照明」。なんとなく選んでしまいがちですが、実は照明には種類や光の色、明るさなど、選ぶ際に押さえておきたいポイントがあります。 この記事では、照明の種類や光の色の違い、機能について詳しく解説します。
目次
アイリスプラザの照明の選び方
01照明の種類

シーリングライト
天井に直接取り付けるタイプの照明で、空間全体の明るさを均一にしたい場所に多く使われています。調光・調色機能を備えたモデルも多く、時間帯や気分に合わせた使い分けが可能です。
ペンダントライト
コードやチェーンで吊るして設置するのが特徴です。ペンダントライトは光が部屋全体に広がりにくいので、ダイニングテーブルの上やキッチンカウンターなど、特定の場所を照らすことに向いています。デザイン性が高いものも多く、空間のアクセントとしてもおすすめです。
フロアランプ
床に置いて使用するスタンド型の照明で、主に間接照明として使用されます。リビングや寝室のコーナーに設置することで、落ち着いた雰囲気を演出できます。移動が簡単で、模様替えにも対応しやすいのが特徴です。
デスクライト
机の上に置いて使用する照明で、読書や勉強、パソコン作業などをする際にデスク全体を照らす照明です。コンパクトなサイズで設置場所を選ばず、必要に応じて移動させやすい点も特徴です。
センサーライト
人の動きや周囲の明るさを感知して、自動で点灯・消灯する照明です。玄関や廊下など短時間しか使用しない場所では、スイッチの操作が不要なうえに、消し忘れによる電力の消費も防げます。 また、屋外に設置できるタイプもあり、玄関先や庭、駐車場などでの防犯対策としても有効です。
スポットライト
特定の場所を集中的に照らすための照明で、部屋やインテリアの一部を際立たせたいときに使用されます。 観葉植物を引き立てたり、壁面を照らして間接照明のような演出を加えたりと、使い方の幅が広いのが特徴です。多くのモデルは照射角度を調整できるため、照らしたい対象に合わせて柔軟に配置できます。
ダウンライト
天井に埋め込むタイプの照明です。シーリングライトのように出っ張りがなく、天井面がフラットになるため、空間をすっきりと見せたいときにおすすめです。廊下やトイレ、洗面所など、限られたスペースでの使用に向いており、複数設置することで空間全体をバランスよく照らすことができます。
02色温度で選ぶ
照明の色は、色温度(単位K:ケルビン)という数値で表されます。低いほど暖かく、数値が高いほど青白くシャープな光になります。空間の雰囲気や用途に合わせて、最適な光の色を選びましょう。
電球色:あたたかく落ち着いた雰囲気を演出
電球色は、その名の通り白熱電球のようなやわらかく温もりのある光で、色温度は約2700~3000Kです。 夕焼けに似たオレンジがかった色合いが特徴で、見る人に安心感を与えます。この光は脳に「一日の終わりが近づいている」と認識させ、リラックスしやすくなると言われています。 寝室やリビングのくつろぎスペースなど、あたたかみのある雰囲気を演出したいときにおすすめです。
昼白色:自然な明るさで万能な照明
昼白色は、太陽の下にいるような自然で明るい色合いが魅力の光です。 色温度は約5000Kで、昼間の自然光に似た明るさが特徴です。この光は、人が最も活動的になる時間帯の光に似ているため、気分を前向きにし、活力を与えてくれます。 リビングやダイニング、勉強部屋など、日常的に過ごす空間にぴったりです。
昼光色:明るくシャープな光で集中力アップ
昼光色は、透明感のある青白い光が印象的な照明です。 色温度は約6500Kと高く、晴れた日の昼間、特に太陽が高く昇る時間帯の自然光に近い色味をしています。 この光は、朝の光を浴びたときのように気分をリフレッシュさせる効果があります。作業に取りかかる前や集中したい場面の環境づくりにおすすめです。
03機能で選ぶ

調光機能で明るさを自由にコントロール
調光機能とは、照明の明るさを段階的または無段階に調整できる機能です。 時間帯やシーンに合わせて明るさを変えることで、空間の雰囲気を自在に演出できます。 例えば、朝は明るく爽やかな光で活動を促し、夜は落ち着いた光でくつろぎの時間を演出するなど、生活リズムに合わせた使い方が可能です。 また、必要以上に明るくしないことで消費電力を抑え、節電にもつながります。
調色機能で光の色をシーンに合わせて切り替え
調色機能は、光の色温度を段階的または無段階に調整できる機能です。 例えば、昼間は昼白色で作業に集中し、夜は電球色で落ち着いた雰囲気を演出するなど、1台の照明でさまざまなシーンに対応できます。 時間帯や過ごし方に合わせて光の色を調整することで、部屋の印象を変えたり、気分を切り替えることができます。
人感センサーで自動点灯・消灯、省エネにも効果的
人感センサー付きの照明は、人の動きを感知して自動で点灯・消灯します。 玄関や廊下、トイレなど、短時間しか使用しない場所で便利です。 また、消し忘れによる無駄な電力の消費を抑え、節電にもつながります。
おやすみタイマーで消し忘れを防ぐ
おやすみタイマーは、設定した時間が経つと自動で照明を消してくれる機能です。あらかじめ設定しておくことで、うっかり眠ってしまっても、タイマーをセットしておけば自動でオフになるため安心です。
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