
【宿根草の株分け・球根の植え付け】
秋彼岸を境に庭仕事が忙しくなります。宿根草の株分けと球根の植え付けについて、柳先生にアドバイスをいただきました。
宿根草の株分けは早めに!寒くなる前に根を育てる。
私の作業場では、大株になった鉢物の宿根草の株分けが始まりました。秋の株分けに適しているのは春に花が咲く種類で、プリムラの仲間、特にポリアンサスやジュリアンなどは、株分けで簡単に増やすことができます。寒くなる前に十分根が育つよう、東京以北は10月上旬までに、東京以南は10月中に作業を済ませましょう。
鉢から株を取り出したら、根を傷めないように土をふるい落とし、分けた株に均等に根をつけるように注意しながらハサミで切り分けます。株分け後は根を乾かさないよう、早めに新しい鉢に植え付けます。
根の生長をうながすには、土の善し悪しが大きく影響します。理想的な土は、「通気性と排水性」に優れ、同時に「保水性と保肥性」のある団粒構造の土です。粒と粒の間にほど良い隙間ができるので水や空気の通りが良く、一方で、必要な水や肥料はしっかり保持します。まさにこうした条件を満たしているのが「ゴールデン粒状培養土」です。
異なる大きさの粒をミックスした球根用の培養土が登場。
10月は、秋植え球根の植え付け時期です。
一般的な植え方は「球根の厚みの2倍の土をかけ、球根2個分の間隔を取る」と覚えてください。
ユリは例外で、少なくとも4個分の深さが必要です。植え付け後の乾燥は大敵です。土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。特にチューリップは敏感で、乾燥し過ぎるとせっかくの花芽が死んでしまいます。
このほど「ゴールデン粒状培養土」の球根用が発売になりました。大きい粒と小さい粒をバランスよくミックスさせることで、根の通り道が確保されやすく、通気性も高まりました。他の植物よりも根の太い球根が元気に育つよう工夫された土です。
挑戦してみよう!!コンテナ植えの2階建て方式に挑戦!!
チューリップは開花期が短く、一輪の花が咲き続けるのは一週間くらいです。草花と組み合わせて2階建て方式にすると、一つのコンテナで花を長く楽しめます。
チューリップに合わせる草花は、あまり背が高くならず、花の小さいものがお薦めです。互いに美しさを引き立て合うことができます。また、寒さで傷まない耐寒性のある植物が適しています。ここでは、パンジーやビオラの苗を合わせてみました。
@ 深めのコンテナに「ゴールデン粒状培養土」を入れます。球根の植え込みは球根3個分の深さを目安にして下さい。
A チューリップの球根をバランスよく置きます。間隔は球根2個分が一般的ですが、ボリュームを出したい時は、少し狭めます。
B 球根が隠れるぐらいまで「ゴールデン粒状培養土」をかけたら、その上にパンジーやビオラの苗を植え、水をたっぷり与えます。
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