初めてでも簡単!じゃがいもを育てよう

春の家庭菜園のスタートはじゃがいもから!
家庭菜園は難しそう、と思ってる人にもおすすめ!植えてしまえばあとの管理は意外に簡単!?
3ヵ月ほどの比較的短い栽培期間で、種いもの15倍もの量が収穫できるお得な野菜です。
深さのあるプランターなら、簡単に栽培できますので、ぜひ挑戦してみてください。

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目次

じゃがいもができるまで

2月下旬〜3月

種イモを植え付けます

4月中旬〜下旬

芽が出てきます

5月

小さなイモができ始めます

6月上旬〜7月上旬

葉が黄色く朽ちてきたら、掘り起こして収穫

STEP1 種イモの準備

ジャガイモは、ホームセンターなどで販売している種イモから育てるのが一般的です。
ちょっとした投資で、安全で確実に収穫に結び付くのが種イモの特長です。
ちなみにスーパーで売っているジャガイモは、病気になりやすく、収穫できない場合も多いようです。

ポイント 種イモの見分け方

良い種イモ…皮にハリがあり、芽が分散しているもの
種付けに向かない種イモ…皮にしわがある、芽が一箇所に集中している

ポイント 切り分け方・乾燥

種イモは、およそ30〜40gの大きさに切り分けましょう。
だいたい卵大の大きさなら、2つに切り分けて適当な大きさですが、種イモが大きい場合は、3つに切り分けて構いません。

3等分する場合は、右の写真を参考にしてください。
切り分けた種イモに、それぞれ芽が均等に分散するように気をつけましょう。

切り口は2〜3日乾燥させてから、土が乾燥した日に植えましょう。
湿っていると、腐る原因になります。
ジャガイモの植付けは、よく晴れていて、土も乾いている日に行うようにしましょう。
切り口は2〜3日乾燥させてから、土が乾燥した日に植えましょう。湿っていると、腐る原因になります。

ポイントは芽が均等になるように切り分けることです!
小ぶりなものはそのまま植えつけることができますよ。
種イモの準備ができたら次はいよいよ植え付けです!

STEP2 植え付け

植え付けは切った種イモの切り口を下にして7〜8cmの深さに植えつけます。

2つ以上植え付ける時、種イモと種イモの間隔は20cm〜30cmあけましょう。

ポイント プランターは深型がおすすめ!

プランター栽培の場合、根がたっぷり張るように深型のプランターにしましょう。

STEP3 約1ヶ月後芽かき・追肥・土寄せ

植え付けから1ヵ月後、芽が3〜4本出てきます。
そのまま放置しておくと収穫時にイモが小さくなってしまうので、芽は1株2本にしましょう。
草丈が15cmほどに生長したら生育の良い芽を選び、
残す芽を押さえて他は取り除いてください。

次に、追肥をします。茎元から少し離れた場所に肥料をまき、土と軽く混ぜてください。

その後、株元に土を寄せ上げてください。(土寄せ)

ポイント 芽かきのやり方

ジャガイモの芽かきを行う際は、地面を抑えつけるようにしながら、反対の手で取り除く芽を引き抜きましょう。

STEP4 約2ヶ月後目下記・土寄せ

蕾がつき始めたら、2回目の追肥と土寄せを行います。
1回目同様、ジャガイモが土から顔を出さないようにしっかりと土寄せをおこなってください。

土寄せが不十分だと、イモが露出して緑色になる原因となるので、しっかり株元に土をかけましょう。

※緑色になると『ソラニン』という毒素が発生します。

ポイント 病害虫に注意!

■アブラムシ
新芽や葉に群生し、汁を吸う。またウイルス病を媒介する。
■疫病
葉に湿った黒褐色の斑点が出る。

STEP5 約3ヶ月後収穫!

葉が黄色く朽ちてきたら、いよいよ収穫です!
天気の良い日を選んで収穫しましょう。

収穫後は1週間程度、風通しの良いところで乾燥させましょう。

乾燥させるときは、重ならないよう並べて乾かしましょう。

ジャガイモを積み重ねて乾燥させると、腐りやすくなりますので注意が必要です。

さぁ!これであなたもジャガイモマスター☆
た〜くさん収穫して、おいしく食べてくださいね!

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