第11回 国際バラとガーデニングショウレポート
2009年5月13日から5月18日まで、埼玉県西武ドームにて第11回国際バラとガーデニングショウが開催されました。
このショウはプロ・アマチュア問わず、沢山のデザイナーが趣向をこらした庭を出展し、さまざまなバラにまつわる商品が展示販売される、日本最大級のガーデニングショウです。
この華麗なショウを、アイリスガーデニングドットコムが見過ごすわけにはいかない!というわけで、編集部ゴンがレポート♪どこも見所ばかりで素敵なショウでしたが、その中でも私が注目した5つのエリアをピックアップしてご紹介しちゃいます!
では早速、めくるめくバラとガーデニングの世界に出発しましょう!!
ローズアベニュー

会場の入口を入ると、ローズアベニュー〜バラの小道〜で、ピンクのバラ、アンジェラがお出迎え。
このバラと木々に囲まれた小道を通ってシンボルガーデン・テーマガーデンに向かいます。バラの芳しい香りと、木々の清涼感あふれる空気に、心も体も浄化されるようです♪
今年の国際バラとガーデニングショウのテーマは「色彩の庭」。まるで絵画のような、美しい色とりどりの庭の競演は見るものを圧倒し、と同時に癒しをもたらす庭でした。今回のショウの象徴でもあるシンボルガーデンは、フラワーアーティストの深野俊幸さん、テーマガーデンは、吉谷桂子さん、鴨下ふみえさんなど6人の女性によってデザインされました。美しく彩られた色彩の庭の競演をお楽しみください!
色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜
フラワーアーティスト・深野俊幸さんが手がけたシンボルガーデン、『色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜』。
サブタイトルの通り、ヨーロッパの小さな運河の街に迷い込んだような錯覚をおこしてしまいます。
カラフルな建物や小物と、バラをはじめとした草花が調和したおとぎ話のような空間です。
色の大洪水と思うほどの、様々な色の数々!!
その全ての色が、見事に調和しており、まるでお庭が一つの大きなブーケのようです。
隙間や影になる部分にも、かわいい小物がおいてあったり、珍しい花があったり。
細かく見ていると色んな発見があり、時間があっという間に過ぎてしまいます。
多くの人の足を休めたのが、この黄色いベンチ。
バラに囲まれたベンチに座って、色とりどりの運河の街を眺めることができます。
どんな疲れも吹き飛んでしまいそうですね。